越谷市の中学校で「いのちの授業」をお伝えしてきました。

 
午前中は富士中学校、午後は南中学校で、
1日で約500人の中3生に会いました。
 
八潮市内外で活動をしていると
「〇〇中学校でお会いした先生が異動して」とか
「●●先生のご紹介で」とか
先生方とお話しする機会が増えてうれしいです。
 
富士中学校は、生徒さんが約300人。
 
 
 
そして、南中学校。
 
 
「いのちの始まりの大きさ」を見つめる生徒さんたち。
 
 
生徒さんの感想発表を聞くときは、いつも私も緊張します。
 
一生懸命に発表してくれてうれしくて、握手を求めたからびっくりさせたかな?
 
 
500人の生徒さんがいたら、感想文も500通り。
自分の気持ちに向き合って書いてくれる感想文に、胸がいっぱいです。
 
講演会のときにはふざけていても、真剣に感想を書いてくれると嬉しい。
 
「私は今まで嫌なことをたくさん言われる人生でした。そのたびに自分が嫌になり、生まれてこなければよかったと何度も思いました。でも今日のお話を聴いて、自分はそんなことを言われるために生まれたわけではないし、悩むのをやめようと思いました。他人に左右されないように生きていきます」

 

「男子は女子を守るのは理不尽だと思ったけれど、今日の話を聞いて、女子のからだには命につながる大切なものがたくさんあると知り、女子を守りたいと思いました」

 

「今までの自分は自己中心的だったと思う。親に汚い言葉を使ったり無視して反省しています。私が歩けるようになるまで毎日お父さんとお母さんに抱っこされていて、おなかの中にいるころから話しかけてくれていたということに気づき感動しました」

 
「わたしたちは、お母さんと協力しながら生まれてきたんだなと思いました。いやなこともつらいことも今までたくさんあったけれど、その分も幸せなこともたくさんあったんだと思いました」
 
「いのちの授業というものを初めて受けて、知らないことがたくさんあり、充実した時間でした。最近はインターネットも普及し、さまざまな出会いから恋愛が始まることもあると思います。しかし知識不足のまま妊娠すると、中絶する人も多いと聞いたことがあります。だからこそ、いのちを学び、小さな命も大切にしたいと思いました」
 
「お話の最後の方で、『いじめられるために生まれてきたわけでもないし、いじめるために生まれたわけでもない』というような言葉を話していて、心にずしんと伝わってきました。自分が生まれた理由を考えました」
 
「最初は、受験生なのにこんな授業だるいな、どーでもいいなと思って聞いていたけれど、先生の言葉を聞いて考えているうちに『俺はずっと守られているんだな』と思えてきてありがたい気持ちになりました。性的なことに正しい知識をもって、正しく生きていきたい」
 
「最近は親とケンカしてばかりでなかなかありがとうの言葉を伝えられていないので、今日は家に帰って、恥ずかしいけれど正直な気持ちを伝えたいです。私は将来、助産師さんになりたいです。理由は、多くの人の笑顔が見たいからです」
 
欄外までぎっしり書いてくれている生徒さんが何人もいました。
 
ご参観くださったお母さまからのアンケートも。
 
「そうだ、生まれてきてくれただけでとても嬉しかったんだ、ということを改めて思い出しました。
受験勉強が今一つ成果につながっていないことにいら立っている自分が恥ずかしくなりました…」
 
「息子は反抗期ですが、大人になったら今日の話を思い出すと思います」
 
「思春期の子供たちにピッタリの内容で、まとめで先生が語りかけられた部分は、本当に自分を大切に生きてほしいという強いメッセージが込められていたので、きっと子供たちにも響いていると思います」
 
 
校長先生、先生がた、ありがとうございました。
先生がたにご縁をつなげてもらえること、本当にありがたいです。