松戸市高木小学校の6年生と保護者さんに、
「いのちのおはなし」をお伝えしてきました。
ホームページでさら助産院を知り、
PTA役員さんたちが企画につなげてくださいました。
ありがたいご縁です。
とってもかわいい反応の子どもたち。
教室には元気な声が響いていました。
そして、授業のあと、
PTA役員さんがお声かけくださった赤ちゃんが登場。
6年生の担任の先生には、お子さんが誕生されたばかりなのだとか。
命が誕生した話は、聴いているだけでわくわくします。
授業後、子どもたちが書いてくれた感想文は、
隅々までぎっしり書いてくれていて感動です。
「命の大切さが今まこでよりすごく伝わってきた。私を生んでくれたお母さんに『ありがとう!』って言って抱きつきたくなった」
「一番心に残ったのは、『人の命は誰かをいじめたり、いじめられるために誕生したのではない!』ということです。最近は赤ちゃんを殺してしまう事件もあります。今日のお話を聞くと、悲しいという気持ちが深まりました。自分のお母さんが私を生むのに苦労したかと思うと、命を大切にしたいという気持ちが深くなりました」
「お話を聞いた後に、今までの気持ちと大きく変わりました。例えば今までは、赤ちゃんに話しかけなくてもふつうに育っていくんだろうな~と思っていたけれど、今日のお話を聞いて『お父さんやお母さんがたくさん話しかけてくれて育つんだ』と思いました。お父さんやお母さんに感謝をたくさんしたいです」
「今日の話を聞くまでは、お母さんから自分は愛されていないんだと思っていました。しかし、僕が生まれたときにお母さんがすごく喜んでくれたんだろうと思うと、自分の命なんてどうでもいいから自殺したいと思ったことを反省しました。これからは親孝行したい」
「今日の話を聞くまでは、自分が自殺しても世界は何も変わらないと思っていました。いじめがおこるのもしかたがないと思っていたけれど,お話を聞いてからは『もし自分が突然消えてしまったり自殺したら、がんばって育ててくれているお母さんに失礼だし、家族も友だちもみんなを悲しませてしまう。死ぬなんてよくない』と考えるようになりました」
「もし〇〇家に生まれてきたのが私じゃない人だったら…と考えると、自分が成長して友だちもできて、元気に生きているのはとても素晴らしいことだと思いました」
子どもたちが感想文を書いているときに、
保護者さんを対象とした
「家庭で伝えるいのちと性」のお話をお伝えしました。
性感染症や望まぬ妊娠の現状。
幸せな大人になってから考えてほしい性行為。
「性行動開始年齢が早い家庭の共通点?」
「思春期って…?」など、
家庭でしか伝えられない性教育について
お話をさせていただきました。
保護者さんからは、
「子どもが性的なことに興味を持ったとき、質問されたらどんな答えをして接すればよいのかわかりませんでした。今日のお話を聞いて、『生まれてきてうれしかったこと、大切な存在なんだ』ということをたくさん伝えたいと思いました」(男子ママ)
「保護者向けの講座は、先生が『自分が中学校や高校生の時に聞きたかった話』という言葉に共感しました。子どもが生まれたときに優しい気持ち、その時に親から受けた愛情は、親にとっても子どもにとっても、その先を生きていくのに心の支えのために大切だと改めて思いました」(女子のママ)
「子どもが生まれたときのこと、赤ちゃんだったときのこと、うれしくて幸せだったことを思い出しました。そこがすべての原点であり、子どもが思春期を迎えることも少しも怖がることはなく,あたたかい気持ちになりました」(女子のママ)
「兄弟がいて末の子の場合、上の子が見るテレビ番組や環境などが違い、不確かな情報ばかりが先に先に入ってくることが不安でした。でも、親側の伝える気持ち・態度で守っていけると思うとホッとしました」(男子のママ)
「親も知らなかった情報はクラミジアについてです。性交渉をもたなくても感染することを知りびっくりしました」(男子のママ)
「もともとのイメージとは違う性教育でした。いろいろなことに興味をもち、悩んで少しずつ大人になっていると感じる場面が増えました。今日のお話は、娘に聞いてもらえてよかったと思える内容でした。きっと今日の話を聞いて、自分で解決できるようになると思いました」(女子のママ)
この企画をしてくださった、
PTA役員さんたち、学校の先生、
大変お世話になりました。
講演会の日は、とってもきれいな秋晴れ。
行きも帰りも楽しい運転でした。