今年の年始には、犬山に
初釜に行ってきました。
ホテルインディゴ有楽苑にて。
まずはホテル内で点心をいただき、
お神酒も美味しくいただきました。
お正月らしくて、とても美味でした。
点心のあと、有楽苑へと移動しました。
待合で待つのですが、
行ったタイミングが悪かったのか
激混みで、待合で待つこと1時間。
ひたすら、暇なので、一通り
２間ある待合の飾りや、今日の
お茶席のお道具の入れ物など
拝見し終わっても時間が余りました。
その後、本席に移動してからも
1時間近く待ちました。
もう、人気アトラクション並です。
さすがに待つのに疲れちゃって
お茶を味わう余裕がなかったなぁ。
夫と息子はそのまま帰りは新幹線を
予約してて帰る予定だったので、
新幹線の時間も気になっちゃって
待ちくたびれてイライラしていたのか
娘は本席のお茶室に入る時の
他の客人たちの態度に腹を立てて
いました。
ほんと、映画「日日是好日」のまんま。
待合で、飾ってあるものの説明を
聞いている際に、詳しそうに話していた
どこぞの教室の先生なのかな？って
人達がこぞって末席の方を陣取る。
結局、足の悪そうなご高齢のご婦人が
「僭越ながら・・。」とかなり恐縮
しながらも、番頭さんに頼まれて
無理やり正客にされてました。
私達は、その隣
私と娘は着物でしたが、
息子はかなりカジュアルな服で、
夫にいたってはランニングウェア。
ほぼジャージでしたからね
もうね、ど素人が上座をしめてたわけ
ですよ。
だから、お菓子を回すのも、拝見等も
グダグダでスムーズにいかない。
時間の関係で末席の方までお道具が
回りませんでした。
娘の横に居た女性は、それにイライラ
して、文句言っていたみたいで、
「文句言うなら、自分が正客になれば
いいじゃん！なんなん？！」と
キレてました
本当になんなんでしょうね？
お道具も拝見したいとか、手際よく
お席を回したいなら、ベテランさんが
正客なり、その近くの席に行けば
いいのにさ。
幸い、ギリギリ電車には間に合い、
私と娘は名古屋でお買い物して実家に
戻りました。
今回、待たされすぎて、気持ち的に
楽しめなかったけど、ほとんどの方が
お着物を着て、お作法も勉強になって
行って良かったなとは思います。
これに懲りずに、来年も娘は一緒に
行ってくれるかなー？
でも、私も正客バトルに巻き込まれ
るのが嫌だからな、どうしようかな
正客の譲り合いについて
わかりやすくて、面白い記事が
ありました。
なるほど、それでご高齢の女性が
正客にされていたのね。納得。
別の記事に書かれていたこと、
ほんとその通りだと思いました。
両方とも男性の方が書いていらっしゃい
ますが、お茶男子、ほんとカッコいい。
不毛な譲り合いの末、正客を引き受けて
そつなく問答をこなすお茶男子は憧れます