ф 韓国版・花より男子 第5話#3 カレドニアにて… ф
イジョン 『新ジェット?』
ウビン 『予約満杯の人気ジェットだ さすが神話(シンファ)』
<本機はエア・シンファ1号 ニューカレドニアへ向かいます
現地時間は15時 気温は摂氏27度…>
女子2人 『ニューカレドニア?!!!』
ジュンピョ『驚いて窒息しそうならマスク出すぞ』
ジャンディ『ク・ジュンピョ 私たち旅行する仲?
たとえそうでも 予定ぐらい聞くのが常識でしょ
幼稚舎で習わなかった?』
ジュンピョ『準備万端じゃねぇか お前がいなくても韓国は困らない』
カウル 『韓国はよくても うちの店は大変よ 2人とも消えたら…』
ジャンディ『ダメだ 帰ろう』
立ち上がると 後部座席にユン・ジフの姿が…
キャビンアテンダントが運んできた南国の食事も誘惑する
2人が心配するバイト先では…
最高のコックが厨房に入り 美女たちが注文を取り 店長は大喜びだ
<間もなく メトル島に到着します よい旅をお過ごしください>
南国の島のコテージ
目の前にはエメラルドグリーンの海 ヨットにクルーザー
コテージの中 ベッドとバスには色とりどりの花びらが…
ジャンディ『海に浮いてる気分』
ジュンピョ『そうだ』
ジャンディ『本当?』
ジュンピョ『来いよ』
2人がいるコテージは海中に作られていた
ジャンディ『嘘でしょ まるで天国ね ここは?』
ジュンピョ『メトル島だよ うちの島』
ジャンディ『うち?』
ジュンピョ『うん 神話(シンファ)グループ』
イジョン 『ウビンの家も島がある
正確には韓国の形をした人工島』
ウビン 『島が1つ抜けてたけど それはうちで作る』
ジフ 『じゃあ久しぶりに島巡りでもするか?』
空から見る島々は 韓国では味わえない美しさ
島巡りの後はショッピング
ジャンディとカウルは大はしゃぎ
ふとジフの姿に目を止めるジャンディ
ジフは 現地の少女の前で立ち止まる
少女が売っている花に目を止める ジフの姿は寂しそうに見えた
ジフが立ち去った後 ジフが目に止めていた花をジャンディに差しだす少女
<恋人にプレゼントして>
言葉は分からなかったが 少女が指で描くハートのマークでその意味を知る
やがて日は暮れ…
ジャンディとカウルは 不思議な建物から出てきた韓国人観光客を見つけ
話しかける
カウル 『ここは?』
観光客『すごくよく当たる 先住民の占い師なのよ』
カウル 『占い師?』
面白がってさっそく入って行くカウル
戸惑いながらついて行くジャンディ
怪しげな占い師はジャンディの手を取り…
占い師 <男が見える>
ジャンディ『男?』
占い師 <あなたの未来の夫>
ジャンディ『ハズ…バンド?』
カウル 『旦那さんね どこにいるの?どんな人?』
占い師 <あなたのそばにいる ソウルメイト>
ジャンディ『ソウルメイト?』
カウル 『ソウルメイトが夫になるのね?最高じゃない!』
占い師 <2人の違う男!>
ジャンディ『どういう意味?』
カウル 『ソウルメイトと夫が違う人だってこと?』
占い師 <大事なものを失うよ>
カウル 『失う?』
ジャンディ『大事なもの?』
占い師 <女として>
カウル 『女として大事なもの?もしかして…』
同時に叫ぶ2人!
…と そこで目覚めるジャンディ
どうやら夢を見ていたようだ
ジャンディ『うわぁ!!!』
カウル 『何よ』
ジャンディ『夢か… カウル 夢を見たの』
カウル 『どんな夢?』
ジャンディ『夢だったのね よかった 占い師に見てもらったの
こんな感じのおばさん その人が気をつけろって』
ジュンピョ『出かけるぞ』
ジャンディ『どこに?』
ジュンピョ『行けば分かる 早く来い』
腕をつかまれて怯えるジャンディ
今見た夢が忘れられない
カウルの相手をイジョンに頼んで 強引にジャンディを連れ去るジュンピョ
カウル 『ジャンディ!!元気でね…』
イジョン 『大袈裟だな』
カウルを 島全体が見渡せる高台に連れてきたイジョン
携帯で自分撮りに夢中なカウルを 鼻で笑うイジョン
カウル 『ステキだな ねえ 1枚撮って』
イジョン『ダサい奴だな もう行くぞ』
カウル 『ちょっと待ってよ』
イジョン『写真も撮ったし気が済んだだろ』
カウル 『まだよ てっぺんに行くの!』
イジョン『てっぺん?9回も来てるけど登った奴は初めてだ
あぁ… 損な役回りだな 青白磁のためだ 我慢しろ…』
本当は苦手なタイプのカウルを押し付けられて気乗りしないソ・イジョン
すると上の方からカウルの叫び声が…!
仕方なく上に駆け上るイジョン
心配して捜していると カウルが平気な顔で現れる
カウル 『来て正解でしょ』
イジョン『お前…』
カウル 『事故だって 騙した罰よ』
イジョン『騙してない あの2人 事故を起こすかも』
カウル 『ダメよ!』
イジョン『想像した?』
カウル 『そんなのしてない 帰りましょ!』
怒ってさっさと下りて行くカウルに なぜか笑ってしまうイジョン
その頃 ク・ジュンピョはクム・ジャンディを連れて海岸の砂浜に…
ジャンディ『何で誰もいないの?無人島?』
ジュンピョ『2人もいる』
ジャンディ『どんな下心があるの?』
ジュンピョ『下心?そんなものはない』
ジャンディ『ちょっと!言っとくけど私に何かしようなんて
黒い心(フクシム)は捨ててよ!』
ジュンピョ『黒い芯(フクシム)?俺様は鉛筆か?
お前だって人を疑ってばかりだろ お互い様だ 来いよ』
結局は ジュンピョの後を追いかけて歩き出すジャンディ
すると海岸線の先には 2人のために用意されたステキなテーブルが…
フレッシュフルーツとケーキ お茶の用意がされている
ジャンディ『すごい』
ジュンピョ『言っただろ 毎日こんな暮らしができる これぐらいで驚くなよ』
ジャンディ『これぐらい?何だか魔法みたい ジニーね』
ジュンピョ『ジニー?誰だよ!俺様よりすごいのか?』
ジャンディ『何でも叶えてくれるランプの妖精よ』
ジュンピョ『あぁ そいつか 本当に何でもできるのか?』
ジャンディ『ううん 出来ないこともある
人を殺したり 死人を生き返らせたり…』
ジュンピョ『それと?』
ジャンディ『人に恋をさせること それは無理』
自分の中の戸惑いを隠すかのように毒舌を吐くジュンピョ
ジュンピョ『そ…それでも妖精かよ 使えねえ奴だ 俺様は何だって出来る
その気になればな 何でも言え』
ジャンディ『でしょうね』
ジュンピョ『あ 忘れてた』
携帯に向かって話し出すジュンピョ
携帯の画面には ジャンディの家族が映っている
ジュンピョ『こんにちは ニューカレドニアです ここに芝生(ジャンディ)も…
いやジャンディもいます 代わりますね』
ジャンディ『ママ!』
母親 『ジャンディ 元気にしてる?』
父親 『娘よ ファイト!』
ジャンディ『パパ 元気だよ』
ガンサン 『ロブスター食べた?』
ジャンディ『ごめんね ガンサン 1人で旅行に来て』
父親 『心配せずに楽しんできなさい』
母親 『ジャンディ 坊ちゃんに感謝しなさい
この携帯も秘書の方が届けてくださったの』
ガンサン 『この携帯 僕にちょうだい』
母親 『ジャンディ うちの命運はあなたにかかってるの
ファイト!頑張って』
ジュンピョに携帯を返すと 何だかジャンディは寂しそうな表情に…
ジュンピョ『また何か悪いことしたか?ただ…』
ジャンディ『違うの ありがとう…』
ジュンピョ『泣きそうだ』
ジャンディ『ステキな所だから…うちの親も来られたらいいのに
家族が見たら喜ぶだろうな』
ジュンピョ『来よう』
ジャンディ『え?』
ジュンピョ『お前の家族と また来よう』
ジャンディ『……』
ジュンピョ『じゃ そろそろ本題に入るか』
ジャンディ『本題?』
席を立ち ク・ジュンピョは波打ち際に
そしていきなり シャツのボタンをはずし始めた……!

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