韓国版・イタズラなkiss 第3話#1 ピザのために…! ![]()
模擬試験で自習室に入れることになったハニ それがスンジョのおかげだと知らない
生徒たちは おんぶ!おんぶ! と囃し立てる
オロオロするハニ
ハニを睨み付けるスンジョ
ハニ 『ストップ!』
スンジョのところへ駆け寄って ひそひそと言い訳をする
ハニ 『勝手に言ってるだけ』
スンジョ『オ・ハニ こうなると思ったよ はた迷惑な奴だ』
ハニ 『何よ 迷惑ですって?』
スンジョ『ああ そうだ』
ハニ 『…同居のこと 言っていい?』
スンジョ『正気か?』
ハニ 『だって…』
2人がひそひそ話をする様子を見て…
ジュリ 『何なの?何話してるの?』
スンジョ『とぼけたフリして 結局ワガママを通す 最悪な奴だな』
ハニ 『失礼ね』
フンッ!とばかりに ハニに背中を向けて
スンジョ『乗れ』
ハニ 『結構よ』
スンジョ『おんぶしてほしいんだろ』
ハニ 『いいってば 離して』
スンジョがハニの手首をつかみ ハニが振りほどこうとしているこの場面だけを見た
ポン・ジュングが騒ぎ立てる
ジュング『何のマネや!ペク・スンジョ その手を離せ 離さんかい!』
スンジョ『また出た』
ジュング『悪いか?』
スンジョを睨み付けるジュング
勘弁してくれ という表情のスンジョ
ジュング『話は聞いたぞ よく頑張ったな お前を信じなくてすまんかった 代わりに
おんぶして走る』
ハニ 『やめてってば』
ジュング『ほら 早く』
スンジョ『来い』
ハニの手を引くスンジョ
ジュングは素早くハニを奪って 無理矢理おんぶして走り出す
ハニを連れて走り去るジュングを なぜか怒りの表情で見送るスンジョ
何が何だか分からない生徒とガンイ先生
中庭までハニをおんぶして来たジュング
ジュング『ハニ どこ行く?』
ハニ 『降ろして!』
ジュング『よし 地の果てまで行ったるで』
ハニ 『本気で怒るわよ 早く降ろして!降ろしてったら…』
2人を追いかけてきたジュリとミナ
ジュリ 『ジュング!鈍すぎるわよ』
ジュング『何が?』
ミナ 『このでしゃばり!』
ジュング『そうか?まずかった?』
ジュリ 『当たり前でしょ!ハニが何のために勉強したと思うの この鈍感男!』
ジュング『そうか?ハニ まだスンジョが好きか?大恥をかかされたのに?
お前 あんなナヨナヨした男が好みなんか?』
ハニ 『いいえ!好きじゃないわ あんな奴 大嫌いよ』
ジュング『そうやろ?』
ハニ 『口を開けば嫌味ばかり 平気で人を傷つける 利己的な冷血漢
人間味のかけらもない 根性が腐りきってるわ!』
ジュリ 『じゃあ もう嫌い?』
ハニ 『大嫌い!』
ミナ 『でもこれで自習室に入れるのね』
ジュング『ほんまや』
ジュリ 『すごいわ』
ミナ 『信じられない』
ジュリ 『尊敬しちゃう』
成績順で分けられているクラスの ビリが集う7組から 自習室入りが出たという
評判は瞬く間に広がった ハニは一躍有名人に…
『あの子よ オ・ハニ』
『今回の自習室に入った子?すごいわね』
それを耳にしたハニはニヤケ顔だが…
『スンジョにフラれて家も壊れた子よ』
『超ツイてない子』
悪い評判までついて回る
『結構可愛いじゃないか』
『すごいな』
まあ…いろいろ言われるのは仕方ないか…
気を取り直して特別自習室へ向かうハニ
教室に入ると 皆静かに自習中 監督の教頭は ハニを歓迎していない雰囲気
後ろの席に座り 隣の生徒に挨拶するが 無視される
前の席にはペク・スンジョ 隣の女子生徒が何かを質問して教えてあげている
ハニ 『何よ 勉強するフリして恋愛ごっこ?あの女…』
スンジョの隣の女子生徒は さらに缶ジュースを差し出す
女子生徒『お礼の気持ちよ 受け取って』
スンジョ 『いらない』
冷たくされた女子生徒がいい気味で ハニは大笑いをして教頭に叱られる
その笑い声でハニの存在に気づいたスンジョ
そんな様子を ドアの隙間から覗き見する ジュング ジュリ ミナ
ジュング『頭がジャマや』
ジュリ 『静かにしてよ 見えないわ』
ジュング『あそこだ』
教頭 『どこのどいつだ!!!ここで何してる』
ジュリ 『その…』
ジュング『ちょっと確かめたいことがあるんです』
教頭 『まったくお前らは…』
ジュング『お?いたぞ』
ジュリ 『ハニ~』
教頭 『オ・ハニ 何やってる!』
職員室に戻った教頭は
教頭 『ソン・ガンイ先生』
ガンイ 『はい』
教頭 『オ・ハニ 変だと思いませんか?』
ガンイ 『ええ いつも』
教頭 『そうじゃなくて…最下位群から急に50位以内に入るとはおかしな話だ』
ガンイ 『どこがです?“成せば成る”ですよ』
他の先生『確かに変ですね』
ガンイ 『どこが変なんです?』
教頭 『もしかしてカンニングをしたとか?』
ガンイ 『カンニング?うちのクラスで誰のを?』
これには先生方が皆失笑…確かに参考になる生徒がいない
教頭 『もう少し様子を見ましょう それより今度の金曜日についてですが
1年は遠足 2年は修学旅行 問題は3年生です どうします?1日くらい…』
ガンイ 『運動会を!』
これには他の先生が反発
他の先生『センター試験の直前ですよ』
ガンイ 『勉強も体力勝負です 鍛えなきゃ』
他の先生『それより遠足に行かせましょう』
ガンイ 『では うちと1組だけでやりましょ』
1組の担任 ソン・ジオ先生があわてて反論する
ジオ 『なぜ1組が?』
ガンイ『“何でも7組よりできる”が本当か見せてもらうわ うちが勝ったら
あなたを“先輩”と』
ジオ 『意味がよく…』
教頭 『いい考えですね では種目は何にします?』
ジオ 『教頭…』
教室に戻って生徒に説明するソン・ジオ先生
1組の生徒は猛反論!
ジオ 『休日だと思えばいい』
生徒A 『困ります!』
生徒B 『運動会なんて』
7組の教室では…
生徒A 『適当にやろう』
ガンイ 『そんな考えは許さないわ 1組に勝って見せなさい 命をかけるのよ!』
黒板には
“綱引き 15人16脚 400m走” とある
ガンイ 『返事は?』
ジュング『先生は何をかけるんです?』
ガンイ 『え?』
ジュング『俺らが命をかけるなら先生も何かかけんと』
ガンイ 『いいわ 3種目勝ったら…ピザをおごる』
これで一同大興奮!
ジュング『1組の鼻っ柱をへし折ってやろうや ええな?』
☝ <ランキング参加中>
よろしければクリックお願いします

