♡旅支度♡
ヒョンジュン『日本だぞ!』
ファン夫人 『嬉しい?』
ヒョンジュン『ううん まあまあだよ』
ファン夫人 『別にいいわ』
日本で活動を始めることになったヒョンジュン
ついついはしゃいだ声になってしまい
ファン夫人を寂しがらせてしまう
(本当に夫は何ともないのか…)
明日旅立つ夫の荷物を整理するファン夫人
旅行カバンにゴチャゴチャに入れてあった着替えを
キレイにたたみ直す
(心を込めて…)
ヒョンジュン『どうせまたカバンから出すのに』
ファン夫人 『それは違うわ 汚れた身なりの既婚者を
見ると その妻が悪いと私は思ってたの
私は嫌よ 責められたくないわ』
ヒョンジュン『日本語はわかんない』
ファン夫人 『メンバーたちは?
“結婚しても同じか”と』
画面下にメンバーの画像が出ただけで歓声が…
ヒョンジュン『彼らは言わないよ』
ファン夫人 『心の中では思うかも』
着替えと一緒に自分のハンカチをたたむファン夫人
ヒョンジュン『ハンカチ?』
ファン夫人 『私と離れたら寂しいでしょ?(笑)
面白くないね』
ヒョンジュン『いや いいよ(笑)』
スタジオトークのファン夫人
「妙な気分だと思うんですけど…仮想結婚なのに…
仮想じゃない…荷造りの時に感じたんです
旅行カバンが嫌い 他のカバンは平気なのに
旅行カバンは 行ってしまうという気がするからかな」
(それでも荷造りする妻)
ファン夫人 『ラーメンは少しだけね』
ヒョンジュン『日本に美味しい店がある』
ファン夫人 『まずお礼が言えないの?』
ヒョンジュン『お礼のつもりだよ…』
この時の ヒョンジュンのとぼけたようなすまし顔
かわいい(笑)
ファン夫人は恋人や妻というより
世話を焼く母親のようだ(笑)
ファン夫人 『重要アイテム 一日に3回飲んで
ビタミン剤よ』
ギャラリーも感心
「最高の妻だね」
ファン夫人 『楽しそうね』
ヒョンジュン『全然』
ファン夫人 『……』
ヒョンジュン『泣きそうだよ』
二人とも 同時に笑い出す
荷造りが終わった旅行カバンを持ち
ヒョンジュン『行ってくる』
ファン夫人 『(笑)どこへ?』
ヒョンジュン『早めに空港へ(笑)』
ファン夫人 『(笑)出発は明日でしょ』
スタジオトークのファン夫人
「“行ってくるよ”と冗談でも言われるとそれも…寂しい…
平気な顔をしてる夫に 私は傷ついていました」
無理もないかな 新人賞を受賞して 数々の賞を
頂いて 国内では大人気の状態で これからは日本で
活動するといったら嬉しいに決まってる
ファン夫人もわかってるから感情をどうしようもない
ヒョンジュン『写真をあげるよ』
(写真を渡そうとする夫)
ファン夫人 『私に?』
ヒョンジュン『僕の写真が1枚残ってるんだ』
ファン夫人 『それを私に?』
ヒョンジュン『原本だからね あげる
旅券用だから耳が出てる』
画面下にヒョンジュンの写真(耳が出てる…)
この時の収録はヒョンジュンが日本にいて
ファン夫人は一人でスタジオに
代わりにヒョンジュンの旅券用の写真が(笑)
ファン夫人 『髪をまとめて耳も出して撮ったのね(笑)
好青年って感じ いいの?』
ヒョンジュン『疲れた時に1日3回』
ファン夫人 『今だわ(笑)』
ヒョンジュン『じゃあ…(笑)』
ファン夫人 『ありがとう しばらく会えないんだね』
ヒョンジュン『週1で帰国するよ』
ファン夫人 『寂しいな』
この時のファン夫人の表情は本当に寂しそう
(このバカ夫)
キッチンで何かを探すファン夫人
ヒョンジュン『探し物?』
ファン夫人 『だんな様へのサプライズよ』
ヒョンジュン『僕の…驚き?』
(やはりユニーク)
言葉のとらえ方がズレてる?(笑)
大きな計量カップでプールに水を入れるファン夫人
(プール好きの年下夫のために)
ヒョンジュン『それで水を溜めるの?いっぱいに?』
ファン夫人 『そうよ』
計量カップでは気が遠くなりそうなので(笑)
ヒョンジュンが代わりに水道の蛇口から水を入れる
その隙にファン夫人は 夫に手紙を書く
“離れても優しい夫が いい夫よ”
手紙をたたみ 夫のキーホルダーに忍ばせる
やっと水が溜まり キッチンからリビングにプールを
運ぶ二人 しかし水が溜まったプールは重く…
運んだところで同時に倒れこむ(笑)
スタジオのファン夫人
「すごく重かったんです」
ギャラリー
「何をするの?」
(妻が用意したのは)
12歳以上水遊びセット!
ボートとダイバーと旗がついたブイ
ヒョンジュン『ダイバーなのに浮いてる(笑)
遊んでて』
ファン夫人 『え?』
ヒョンジュン『トイレに』
ファン夫人 『日本に?(笑)』
ヒョンジュン『まさか(笑)』
ファン夫人 『明日だもんね』
トイレに行くと言ってカバンを持ち 部屋へ
(なにやら始める)
折り紙で鶴を折りながら 歌詞を覚えなおす…
ギャラリー感心の声!
練習の時間がなくて最後まで弾けなかったピアノ
代わりに歌った歌も完ぺきではなかったことを
実は気にしていたようだ
トイレに行ったとばかり思っている妻は待ちくたびれ…
(何してるの? 退屈…)
(一人ぽつんと20分…)
(何なの? ねえ)
(明日から会えなくなるのに…)
次第に表情が曇る…
ようやく戻ってきた夫
ファン夫人 『何してたの?』
ヒョンジュン『僕?』
ファン夫人 『なによ』
ヒョンジュン『鶴を折ってた あげる』
白い1羽の鶴を渡す夫
困惑の表情で受け取る妻
ファン夫人 『ここで折ればいいでしょ』
ヒョンジュン『そうはいかないさ』
(涼しい顔の夫が少し頭にくる妻)
ファン夫人 『わざわざ部屋にこもる理由でも?
理解しようにも…
ごめんね理解できないわ これ以上…』
困惑の表情から怒りの表情に…
ヒョンジュン『秘密の折り方なんだ
見せたくなかっただけ
千羽折ると愛が永遠に続くって』
ファン夫人 『だから?』
ヒョンジュン『残りの999羽は帰国までに何とか…(笑)』
冷静に考えると愛の告白なのだが…
今のファン夫人にはわからない
ファン夫人 『(やってられないわ)
理解できないわ』
受け取った鶴をプールに投げ出すファン夫人
ヒョンジュン『浮いてる!』
確かに鶴は浮いてるが…今は真剣な場面なのに…
ファン夫人 『そりゃ浮くわよ』
ヒョンジュン『僕の時は沈んだ』
もうファン夫人は無表情…(何とか理解しようとするが)
ヒョンジュン『帰国…』
夫の会話をさえぎり 怒りが爆発する
ファン夫人 『これを部屋で?もうイヤ!
ムカついてきた!』
(考えるほどムカつく)
ファン夫人 『これのために20分も部屋に?』
ヒョンジュン『秘密の折り方なんだ』
(歌詞のことは話さない)
男ってこういうところあるなと…(笑)
すんなり話していれば怒らせずに済むのに
そして女もあまり細かいことにこだわらずにいてくれると事を荒立てずに済む(笑)
ファン夫人 『大目に見ようにもイライラするのよ!』
スタジオトークのヒョンジュン
「僕なりに10年以上折って来たんです
折り方にはプライドがあります でも反省点も…」
-どんな?-
「ピアノのことやシャツのサインのこと
だから静かにしてました」
反省点があるから静かにしていた?(笑)
「仲良くなって 最近よく怒るんですよね(笑)」
この困ったような笑顔がいい(笑)憎めない(笑)
スタジオのファン夫人も思わずバカウケ(笑)
ファン夫人 『一人でやっててご覧』
もう息子を叱るような叱り方(笑)
あまりの怒りにヒョンジュンは…
ヒョンジュン『実は違うんだ 折りながら歌詞を覚えてた』
ファン夫人 『さっきの歌?』
(ついに真実を)
だから最初から言えば…
ファン夫人 『覚えたの?』
ヒョンジュン『折りながらね』
ファン夫人 『どうかな』
怒りは完全にはおさまっていない(笑)
ヒョンジュン『ちゃんと聞いて 鶴を見ながらね』
鶴も必須の夫(笑)
ヒョンジュン『いい?歌うよ』
鶴を持ち聴く準備万端
ヒョンジュン『ピアノのことごめんね』
妻を伺うように謝るヒョンジュン
これにはもうたまらない ファン夫人は満面の笑顔!
もう機嫌直っちゃった(笑)
ファン夫人 『わかったわ』
(やっぱり繊細…)
繊細だが やはり自分勝手な繊細さかな?(笑)
というか女心に疎い?B型だからと片づけたらB型の
方々に申し訳ない?(笑)
すごく心のこもったヒョンジュンの歌を今一度…
♪君に出逢って 君の髪に触れることができる♪
♪君に出逢って 向かい合って息をすることができる♪
♪君を抱きしめて つらい時は涙を流すことができる♪
♪よかった 君のいる美しい世界がここにあるから…♪
♪激しい風の中でも 濡れた屋根の下でも♪
♪一人ぼっちではないんだね それはいつも♪
♪僕のそばに…♪
♪君という素晴らしい人がいてくれるから…♪
(歌いきって…)
ヒョンジュン『何だか照れくさい』
ファン夫人 『(拍手喝采)覚えたのね』
スタジオトークのファン夫人
「素敵な歌詞で…私のことかしらと思ったり…
初めてでした ソロ曲も聴いたことないし 誰かに歌った
こともないと思います ピアノの代わりだと言われて
気持ちはあるのだと 嬉しかったです
以前ではありえない行動です 写真もくれたし
変化してきてます さらに嬉しかったのは そういう
変化を起こさせた自分かな 自信が持てました」
ヒョンジュン『お土産を買ってくるよ』
ファン夫人 『もったいないわ』
ヒョンジュン『そんなことは…』
嬉しい表情で夫を見つめるファン夫人
ヒョンジュン『何がほしい?』
ファン夫人 『入浴時に使うシャワータオル?
前に使ってたのが古くなったの
それから他にも…シャンプーを入れる
容器よ分かる?可愛いデザインがあるの』
ヒョンジュン『入れ物だね 分かった それだけ?』
ファン夫人 『他にも…』
ヒョンジュン『3つだけに』
慌てて数を制限する夫
遠慮してた割に欲しい物がいっぱいなファン夫人
ファン夫人 『買えるの?(笑)確か他にもあった…』
(ウキウキと考える)
ファン夫人 『頼みにくいわ…使い捨ての下着』
ヒョンジュン『下着?』
ファン夫人 『使い捨て』
ヒョンジュン『その3つを買ってくるよ すぐ帰ってくる…』
ファン夫人 『もういいってば!嬉しいくせに…』
なんか真剣(笑)笑っちゃ申し訳ないが
これはバラエティ番組で仮想結婚なんだよね?ね?
と言いたくなる それくらい二人はマジだ
ヒョンジュン『………遊びに来れば?』
ファン夫人 『……………………電話も通じないでしょ』
ヒョンジュン『日本からちゃんと電話するよ 毎日する』
ファン夫人 『OK?』
(そして…)
ヒョンジュンは日本に行ってしまい
ファン夫人は一人スタジオにいる
そんな寂しいファン夫人にヒョンジュンから
ビデオレターが…
ヒョンジュン
「やあ…じゃなかった(笑)馴れ馴れしいね」
いやいや(笑)スタジオのファン夫人は大喜び(笑)
「ファンボ…」
カメラに手を振る夫 妻も振りかえす(笑)
「ファン夫人 元気?」
やっぱりこの呼び方がお気に入り(笑)
「今 日本です
ちょうど今頃 映像を通してもう少し僕のことを知って
もらえるはずだったのに 離れてしまってごめんなさい
頼まれた3つは必ず買って帰るよ
怖くてすぐ覚えた(笑)
シャンプー容器と
使い捨て下着
シャワータオル
日本料理も覚えて帰るからね 寂しがらずに待ってて
スタジオには僕の代わりに旅券用の写真が行ってる
はずだよ それを眺めてね
今度帰ったらずっと一緒だよ 元気で」
スタジオのファン夫人はもうウルウル(泣)
始まりはどうであれ 番組の設定だとしても
この二人は本気だ
そう思わせてくれるから ハマる(笑)