♡引っ越しパーティーその1♡


(引っ越しパーティーの準備が整った頃…)


(ピンポーン♪)


『よかった』

玄関へと猛ダッシュの年上新婦ファンボ(笑)


「ステキな家だ」

今更なギャラリー

「うれしく走ってる」


(新郎が帰宅)


ファン夫人 『おかえり』

ギャラリーからも歓声が

ファン夫人 『疲れた?

        おかえりご主人 イベントどうだった?』

ヒョンジュン『それが靴が脱げなくて…履き替えられな

       いかと心配した』

(少し風変りだが夫婦のような会話)


ヒョンジュン『うまくいった?』

ファン夫人 『どう?』

と ソファーを指さす奥さん

(いつに間にか家の中を片づけた)

ファン夫人 『可愛い?』

ヒョンジュン『うん 大変だったね』


「あの重そうなカバンの中は何?」

ギャラリー注目のカバン


ファン夫人 『疲れた?』

ヒョンジュン『少しね』

(一人で苦労した妻のために…)

ファン夫人 『友人に連絡した?』

ヒョンジュン『なに?』


重そうなカバンから取り出したのは疲労回復剤!

(花束の代わりに…疲労回復剤を!!)


ファン夫人 『自分で買ったの?』

ヒョンジュン『疲れただろ』

ファン夫人 『私のために?』

キャップをはずし ドリンクを渡すだんな様

ファン夫人 『涙が出る』

飲もうとすると…

ヒョンジュン『もう一本?』

吹き出す奥さん(笑)

ヒョンジュン『どうして吐くの?もったいないだろ』


直ったゴミ箱を見つけてヒョンジュン

『直った 不思議だ』

(キレイ!)

ギャラリーから拍手(笑)

ヒョンジュン『裏に座った?(笑)どうやったの?』


「驚くことに彼は全部覚えてる」

ギャラリー感心


ヒョンジュン『水が入ってる(浴槽に水も)

        帰りにヨットの模型を買おうとしたんだけど

        忙しくて買えなかった 残念だな』

(こういう時は間違いなく子供)

まるで学校帰りの息子が母親に報告しているような

この風景(笑)ファン夫人も感じたようで…

ファン夫人 『おもちゃのヨット?(子供だな…)

        今度買いに行こう(子供を宥める様に)』

やがて二人はパーティーの服に着替えて

最後の準備をする

ファン夫人 『私の招待客は 誰が来るか知ってる?』

ヒョンジュン『知らない でもすごい酒豪が来そうだ』

ファン夫人 『(笑)なぜ?』

(キャビネットにはたくさんのお酒)

ファン夫人 『お客さんが来るから多めに用意したの』


その時-


(ピンポ~ン)


「来たぞ」

ギャラリーも緊張(笑)


『どうしよう』

固まるヒョンジュン(笑)

(硬直)


ファン夫人 『何してるの?』

ヒョンジュン『誰かなって…』

ようやく玄関へと動く

(果たしてファンボの招待客は?)


「彼がドアを開けたら客はどうするかな?」

ギャラリー興味津々(笑)

「叫ぶわよ」


ヒョンジュン ドアを開けるや否や回れ右で退散(笑)

ソン・ウニさん チェ・ファジョンさん パク・シウンさんの

3人の先輩方 大騒ぎで登場(笑)


ヒョンジュン『いらっしゃい』


『ここまで来るの大変だったんだから』

『遠すぎるわよ』

(大袈裟な三銃士)

(来るなり騒々しい)

騒がしくて 誰が話してるのかわからない(笑)

三銃士  『来て悪かった?』


ヒョンジュン『いいえ』

ヒョンジュンにも突っかかる

(うろたえる年下新郎)


苦笑いだが かなりびっくりしているヒョンジュン

この3人だけはあり得ないと思う

そういう役回りとして仕掛けられた設定なら仕方ないが…おかげでヒョンジュンが大人恐怖症になったのも

無理はないし ヒョンジュンじゃなくてもこの3人なら苦手になるだろう(笑)


キッチンで作業をしているヒョンジュンに

三銃士   『似合ってる』


ファン夫人 『褒められると喜ぶの』


三銃士   『ねえ 何だと思う?』

ヒョンジュンに持って来たプレゼントをアピール


ファン夫人 『先輩 彼は弟じゃなくて私の夫なのよ』

ヒョンジュンに対する失礼な態度にファンボもたまらず

キレる


三銃士   『高価なプレゼントよ 見たくないの?』

(まるで子ども扱い…)


ヒョンジュン『いいえ』

三銃士   『見たいようね』

(高価に見えます)


さらに三銃士の悪態

『嫌そう』

『私たちが怖い?』

『殴らないわよ』

『どうぞ』


『どうも』

プレゼントを受け取ろうとしたヒョンジュンに

『飲み物をお願い』

すぐに立つヒョンジュン


追いかけようとするファンボに

『しつける時は自分で動かず彼に指示しなさい』

『彼の両親が来た時動けばいい』


実はレビューしようと決めた時に このシーンだけは

気乗りがしなかった

しかし話がつながらなくなるのでしょうがない

このチェ・ファジョンという人は何なんだ?

失礼にもほどがある

彼女を友人として招待したファンボの株も下がるという

ものだ

あとで スタジオトークのファンボがフォローしているが

はじめのスタジオトークでヒョンジュンが

「僕に似合う年下の可愛い子かと思ったら意外でした」

と発言したことへの報復だろうかと邪推する


この発言については vol.2に登場するファンボの友人

シン・エラも話題として ヒョンジュンとの会話の中で

触れている

もちろん深読みかもしれないが そうでも思わなければ

このヒョンジュンに対する失礼な態度が腑に落ちないのだ


さて ビシバシな態度でキッチンに飲み物を取りに

行かされた新郎ヒョンジュンはジュースを用意


ファンボはそわそわしながら…

『妻じゃなくて私は…先輩なの』


確かにヒョンジュンは何度も「先輩」と呼んでいる

妻としては情けないということか

チェ・ファジョン『先輩?』

ファン夫人   『私を妻だと忘れるみたい』

チェ・ファジョン『性格の問題よ』


話しながらもヒョンジュンに

『キッチンが似合ってる』

『額縁の中の絵みたい』

愛想笑いのヒョンジュン

『手を振って~』

手を振るヒョンジュン

『振ってるわ』

この会話はソン・ウニ

チェ・ファジョンの失礼な態度をフォローするためか

場を和ませようと 何度となくヒョンジュンに話しかける


ヒョンジュンが女性4人分のジュースのグラスを運んで

来る 片手に一度に3つのグラスを持って来ると

『ブラボー!』と大騒ぎ

『やるね』

『人並み外れてるわ』

この大袈裟な騒ぎも 若いヒョンジュンには耐えられなかっただろう(笑)

『いい夫をもらったね』


「もらったね」が まず間違い(笑)

チェ・ファジョン『ヒョンジュンは家でも髪型が決まってる』

ヒョンジュンじゃなくファンボが答える

ファン夫人  『今日は仕事があったの』

チェ・ファジョン『ファンボが嫌い?』

ヒョンジュン  『いいえ』


やっぱり報復だ


チェ・ファジョン『私たちが嫌い?』


「はい」と答えればいいのに(笑)


ヒョンジュン  『いいえ 意外だったので』

(やっと正直に話す)

チェ・ファジョン『(ファンボに)客が誰か話してないの?』

ヒョンジュン  『ぎこちなかったですが 慣れました』

誠実に答える新郎

チェ・ファジョン『年上は初めてなのね』

ヒョンジュン  『はい』

チェ・ファジョン『ぎこちないのも いつかは慣れる』


『よろしくね』

ファンボが握手を求める 固い握手


チェ・ファジョン『初めてのスキンシップ?』

二人同時に首を傾げて考える(笑)   


『今 同時に首を傾げたわ』

『いい感じよ』


照れる二人


ファン夫人 『私は料理の準備を』

(新婦は食事の支度を)

ファン夫人 『だんな様~家を案内出来る?』

ヒョンジュンはお姉様方を案内して2階へ

(キツネの群れに幼い羊を預けた気分…)


(寝室見物)


『うらやましい』

『誰が飾りつけたの?』

『先輩じゃないわ』


ヒョンジュン『僕の妻がしました』


『何で妻と言って笑う?』


これってイジメだよなぁ


そわそわファンボはやはり心配になって2階へ


チェ・ファジョン『ヒョンジュンは何で硬直してるの?』

ファン夫人  『気楽に』

(新郎を落ち着かせる年上新婦)

チェ・ファジョン『嫌なら帰るわ』

ヒョンジュン  『そんなこと言わないで』

ヒョンジュンは必死なのにケラケラ笑うお姉様方


ヒョンジュン『料理を』

ファン夫人 『そうね』

僕が料理の準備をと階下へ逃げるヒョンジュン

『私も一緒に』

と着いて行こうとするファンボは止められる

『ファンボは話をしよう』


この時のヒョンジュンの表情はかなり我慢の限界の

顔をしている


『私たちに妬いてるの?』

『甘やかしちゃダメ しつけなきゃ』

『もう結婚したんだから』

『結婚はゴール?』

(新婦を教育する一番上の姉)

(姉のような態度が気に入らない)


ファン夫人『未婚の人たちがよく言うわ』

え?未婚なのかよ(笑)

『なによ』

『結婚してないくせに』

ま ファンボも現実には未婚なのだが(笑)


チェ・ファジョンお姉様が説教をたれる

『年下をゲットするには主導権を握るんじゃなく

自分に夢中にさせるの』

(女として近寄れと忠告する)

『年齢なんか気にせず 自分を見せなさい』

(年上なら人生の知恵を見せなさい)

『“人生の知恵”と通帳を』


「そのとおりだわ」

「すごいアドバイスだな」

ギャラリーも感心納得

(分かりやすく教えるべし)


ファンボも悩みを打ち明ける

『ぎこちないし 私は…私の夢は夫に頼ることで

それがかなうと思ってた でも相手が年下だから…

彼も分からないみたい』


チェ・ファジョン

『年下でも頼りになる男はいるし

年上でもダメな男もいる』


「名言だ」


確かに…


チェ・ファジョン

『尽くされるとそれが当たり前だと思う

愛は意外性があるから魅力的なの』

(少しずつ勇気を得る)


スタジオトークのファン夫人

(先輩たちの助言を聞いて)

ほとんどチェ・ファジョンだが(笑)

「先輩と私は仲がいいので悔しかったみたい

“私の妹のどこが不満で苦しめるのか”って

ありがたかったです」


やっぱり報復だった(笑)


「先輩の言葉で自信がつき 頑張ろうと思いました

今まで私は…彼が年下だから心配で世話をやいていました これからは彼の意志に任せるつもりです」


(ファンボの悩み相談はまだ続く)


『何で罪の意識を感じるのかな?』

『若いから?』

『伸び盛りの子供の将来を妨害する感覚?』

『先輩は?』

『ラッキーだと思うけど 今だから言えるのよ』

『見習いたい 堂々としようかな』

『そうよ』

『“私の男だ”って 何で言えないの?』

(新婦以上に真剣)(笑)

『なぜ言えないのよ!』

『どうしてそうなっちゃうの?(笑)』

『彼が言うべきだよ』

『あなたは美人で可愛いし とても立派な女性よ』

『誰かに罪の意識を感じる性格じゃないでしょ』

『彼は未成年者なの?』


悩み相談も終わり 2階から降りてくるお姉様方

『みんな来て 彼がキムチを盛ってる!』

『とっても可愛い(笑)』

『可愛い♪ 可愛い♪ キムチを盛って可愛い♪』


束の間 安らぎを感じていただろうヒョンジュン

再びやり場のない戸惑いの表情に…


『カッコいい カッコいい』

囃し立てられてうろたえる哀れなヒョンジュン…

(いつも守ってくれる年上新婦だが…)

『これは何かしら?』

『彼が作ったの』

『おいしそう』

『お箸を』

(もう新郎を助けようとしない)


ファン夫人 『カップを取ってくるね』

ヒョンジュン『どうすれば?』

ファン夫人 『待ってて』

(二人の関係はどのくらい変わるのか?)


「本当に行ったの?」

ギャラリーも心配


『ヒョンジュン食べるね』

『どうぞ』

『ヒョンジュン コーラ飲みたい』

自由奔放なお姉様方に翻弄されながらも

必死にもてなすヒョンジュン そこへ…


ピンポ~ン


玄関へ走る新婦

今度は新郎ヒョンジュンの招待客か?