在りし日の札幌、駅前には雪印パーラーがあった。

 

甘いものを食べない割に、甘い食べ物に関係について書く機会の多いこのブログ。

札幌の高齢男子の今日の思い出話は、札幌の雪印パーラーです。

 

 

正直なところ、私は廃業していると思っていました。

 

 

ところが、千歳空港へ行った際に見覚えのある雪印パーラーの青い看板が目に入ったのです。

こんなところで頑張っていたのですね。

気が付いていませんでした。

 

 

聞くと札幌にも店舗があるとか。

関係者の皆様、たいへん失礼いたしました。

 

となると、いろいろ思い出すのが年寄りというものです。

 

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 札幌駅前の雪印パーラーに通った学生時代~甘いものなど食べないのに

 

私はゲームが好きな学生時代を過ごしました。

むろんファミコンより前、ゲームはゲーセン世代です。

 

 

今の学生さんには信じがたいかもしれません。

私たちが高校生の頃は、ゲームセンターに出入りするのは学校で禁止されていました。

見つかったら停学をくらう時代です。

 

 

狸小路やスガイビル、駅裏の代々木ゼミナールの近くなどにゲームセンターがあったと思いますが、そういう場所には行きませんでした。

 

 

それで思い出に登場するのが札幌の雪印パーラーです。

当時、駅前通りには雪印パーラーがあり、そこの2階がゲームセンターで、私のホームグラウンドでした。

そう、見つかったときの言い訳が雪印パーラーでしたね。

 

 

関係者には本当に申し訳ありませんが、私にとってはゲームが主目的で、雪印パーラーの甘い食べ物は言い訳のアイテムに過ぎませんでした。

長持ちするようアイスコーヒーとかコーラを頼んでいたように思います。

それを持ってゲームセンターで遊びました。

 

もし、先生や警察に見つかってもアイスコーヒーを飲んでいるとか、トイレに来たとか言い訳を考えていました。

 

 

でも不思議なもので、何を飲食していたのか、何のゲームをしていたのか、あまり覚えていません。

プレイしていたのは、おそらくインベーダーやパックマンだったと思います。

そこで過ごすスリルを味わっていただけなのかもしれません。

 

 

ちなみに、友人の中には本当に停学になった輩もいますが、私は一度も補導されていません。

容量が良いというか、姑息な学生だったわけですね。

 

懐かしいなあ。

 

 

 

 

 

 札幌駅前の雪印パーラーはなくなったけど…

 

大学に行ってからは、さすがにゲームセンターへ自由に入れます。なので結果、雪印パーラーへは一度しか行った記憶がありません。

誰か覚えていませんが、女性といっしょだったはず。

多分、映画を観た後だと思います。

 

 

彼女が食べていたのは、ソフトクリームだったか。

今のように〇〇農園のソフトクリームなんてのは珍しく、雪印パーラーのソフトクリームは絶大なる人気を誇っていたように思うのですが、違うかなぁ…。

皇室のどなたかも召し上がったとか、なんとか。

 

 

もしかすると、その頃もパフェのようなものが売っていたのでしょうか。

千歳空港では、さまざまな商品が置いてありました。

 

 

社会にでてからも、札幌駅前通りの雪印パーラーの辺りを歩いたことは数えきれないほどあります。

でも、あるとき雪印パーラーは無くなっていました。

 

 

そのときは、時代の流れだと思って寂しく感じたのを覚えています。

「雪印」パーラーですから、北海道に住む私たちにとって、それは大切なブランドなわけです。

 

 

バターは、もちろん雪印。

牛乳は、よつ葉のときもあったけど、子どもができてからはメグミルクを飲んでいた時期が長いと思います。

 

あれ?メグミルクは明治かな?雪印メグミルクって言いますよね?

こうして書いていて、ここ数年、牛乳を飲んでいないことに気が付きました。トホホ・・・。

 

 

そして、やっぱりスキージャンプ。

岡部選手を応援していた私にとって、岡部選手が雪印の原田選手に勝つと嬉しかった。

岡部さんは、いま、雪印の監督をやっているのではなかったかな。

これも時代の流れ、老兵はただ立ち去るのみです。

 

 

ところが!

私が廃業したと思っていた雪印パーラーが今でも経営されているのを知り、高齢男子は勇気をもらったわけですよ。

それなのに、関係者の方に失礼なことばかり書いてしまいました。

 

私は甘いものを食べませんが、北海道民に愛される雪印パーラーが、元気でいてくれたことに感謝申し上げます。

 

 

ちなみに、冷蔵庫を開けたら雪印のバターが入っていました。

今夜は、中国と闘っている漁師の皆さんを応援するためにも、ホタテのバター炒めを作るといたしましょう。

 

★★★

今年も1年、つたないブログに訪問下さったり、コメントを残してくださったり、感謝で胸がいっぱいです。

本来はお返しすべきところを不義理ばかりで申し訳ありません。

全てありがたく拝見しています。

皆様に酔い年越しが訪れますように…ん?

 

イエ、よいお年をお迎えくださいませ。

 

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