これが朝の札幌、冬限定のササラ電車(除雪しています)
札幌観光の皆さんへ
朝起きたらどこへ行きますか。
釧路へ行けば朝は和商市場。
苫小牧ならマルトマ食堂。
どちらも私のおススメです。
札幌市場の場外や2条市場では味わえない漁師の空気が漂っています。
でも朝は?
札幌では朝起きたら、どこに行けばおもしろいのか。
そんなわけで、今回は、札幌観光をする方に向けて私のおススメスポットを紹介します。
札幌も朝は北海道大学で朝散歩
北海道大学は、札幌駅から歩いて20分もかからないでしょう。
北大構内は、東京オリンピックのマラソンコースにも選ばれました。
昼間は学生たちを多くみかけますが、実はここ、朝の散歩には最高の場所です。
駅周辺のホテルに宿泊すると、少し歩くのに、ちょうど良い場所にあります。
そして、あまり知られていませんが、ここにもクラーク博士がおります。
きっと昼間は、観光雑誌などで紹介されているコースを回るのでしょう?
札幌で朝起きたら、一日のはじめに、北海道で最も優秀な人材が集まると言われている場所で、キックオフするのも悪くない。
だがなあ、地元民から愛をこめて言いたい。
北海道大学は、あくまでも優秀な人材が集まると言われているだけです。
本当はどうなのか、どこらへんで言われているのか…。
その辺については、ちょっとコメントしにくい立場にあります。
でも裏を返せば、ユニーク人材の宝庫です。
中央のお役所で汚職するやつばかりではない、のだな。
パーティー券の上がりをくすねる、セコイヤツばっかりではない。
さて北大と言えばポプラ。
ポプラの茎を引っ張り合って戦った思い出。
ファミコンが登場する前は、そんな遊びもポピュラーだったんですけどねぇ。
札幌で朝起きたらラーメン?いやいやそれより…
最近ときどき耳にするのは、「朝からラーメン(朝ラー)」です。
静岡県のどこだったか、朝ラーで観光客を呼ぶ町もあるとテレビで見ました。
なるほど若い方は、朝からラーメンを食べても平気かもしれません。
だけど、私たちの年代になると、それは結構ハードルが高いものです。
朝のテレビ「ラビット」で、ラーメンやカレー、ハンバーグなどを食べる芸能人を見ると、それだけでお腹が一杯になってしまいます。
だから私が言いたいのは、「札幌のホテルで朝起きたらモーニングセットを食べに行けばよろしい」です。
ところで、ビジネスホテルの中には朝食サービスがないところもあるでしょう。
そんなとき、札幌の街に出て喫茶店のモーニングセットがおススメです。
たとえば喫茶店エーデルワイスは、札幌駅前通の敷島ビル地下1階です。
インスタ映えがどうとやらのカフェではなく、お値段良心的でドーンとボリュームがあるセットがいくつもあります。
皿に山盛りパンとハムが敷かれたミニサイズのオムレツ。
これにサラダとコーンスープで、むろん1000円しません。
1日のコースを確認しつつ、はやる心を落ち着かせるのも大人の大切な時間になるでしょう。
まぁ私の場合、仕事に行きたくないなぁと思いながら過ごしたこともありましたけど。
朝起きたら、チェックアウトの前に喫茶店でモーニング。
満腹になったら街ブラしつつホテルに戻る。
そんな時間を作れるのも旅先ならではないでしょうか。
ちなみに私には、札幌の朝ラーならどこが良いとおススメできる店がありません。
ヤングの皆様、あしからず、お許しくださいませ。
札幌のサラリーマンは朝起きたらどこに行くかというと…
さて、札幌の朝を紹介しているうちに思い出したことがあります。
若い頃サラリーマン時代、朝早い電車に乗って出張するとき、駅の構内で立ち食い蕎麦を食べるのが楽しみでした。
朝起きたらシャワーを浴びて、速攻で駅へ向かい蕎麦を食べる。
食べた後は電車に乗って、到着するまで眠って仕事はバッチリ。
当時は早朝の喫茶店に入ると、注文したモーニングセットのコーヒーを飲みながらタバコを吸い、新聞をにらんでいたビジネス親爺がゴロゴロいました。
彼らは、最後にトーストを食べて戦場に向かっていたでしょう。
当時の蕎麦は100円強で、モーニングセットは300円程だったと記憶しています。
今、立ち食い蕎麦は500円程、モーニングセットは600~800円といったところでしょうか。
蕎麦は4~5倍、モーニングセットは2~3倍程。
物価高で給料据え置き(新卒に給料は、20年前と変わらないと聞きました)。
コンビニで安価に済ませる。これが現在のサラリーマン。
時代の移り変わりとはいえ、寂しく感じます。
あの頃の苦み走ったオジサン達は、どこへ行ったことやら。