札幌の中心部で、ススキノに隣接した場所に狸小路商店街があります。
かつては、さまざまな商店や飲食店、映画館などがありました。
だがいまでは商店が減り、映画館は1件だけだと思います。
ラーメン屋や飲食店が増え、先日にはモユクサッポロという大きなビルが建つなど、昔と様変わりしました。
狸小路はススキノに近いだけあって、夜には酔っ払いが騒いでいる様子を見掛けます。
もうじきハロウィンを迎えますが、心配性の年寄りは、問題は起きないだろうかと気がかりでなりません。
みなさんご存知の通り、東京渋谷のセンター街よろしく、ハロウィンには若者がドッと繰り出す場所が狸小路だからです。
文字通り「たぬきに化かされたか」と思うような、珍妙な格好の連中で混雑しきりです。
札幌狸小路の居酒屋、カウンターには南瓜が鎮座
10月に居酒屋に行ってみると、カウンターに立派な南瓜が3つ置いてありました。
馴染みの農家の方が持ってきてくれたそうです。
その南瓜を見るとハロウィンを連想します。
ダルマのごとく目鼻立ちを書き入れれば、ケケケと下品に笑い出すアレです。
そういえば、渋谷区長が渋谷に来ないで欲しいと呼びかけていましたよね。
徒党を組むのが大嫌いな私には、あのように騒ぐ若者の気持ちが理解できません。
渋谷区長の呼びかけに、どれだけの効果があるかわかりませんが、若者が迷惑にならないように行動できないのは何故でしょう。
札幌の狸小路だって似たような有様だと思います。
私はあえて避けたので、狸小路に若者が集まる光景をハロウィン当日に見たわけではありません。
しかし、狸小路はススキノに隣接していることもあり、夜になるとたいへんな状況なのでしょう。
狸小路商店街でも、ハロウィンは家で楽しむように呼び掛けているようです。
それなのに若者が集まってしまう。
困ったものだと思います。
札幌狸小路のハロウィンで心配なのはもうひとつ
もうひとつ、札幌狸小路商店街にハロウィンで人が集まると、心配なことがあります。
そう、アノ感染症です。
実は妻は、札幌の隣にある江別で働いています。
10人程の事務員のほか、作業員など総勢50人程の小さな会社です。
そこで2人の事務員がコロナを発症したそうです。
会社の中には、家族がコロナやインフルエンザを発症している人がいて、このままでは非常事態になりかねないと聞いています。
大企業であれば全体の数が多くて対応できることでも、小さな会社では数人が欠けると手が回らなくなるものだと思います。
札幌市内のコロナ感染の状況は8月中旬をピークに下降していましたが、10月に入って上昇に転じているそうです。
5類になり規制できないのかもしれませんが、集団で大騒ぎするのは、いかがなものでしょうか。
・・・こんなことを言い出すのは、野暮なことだろうか。
私は、やはり、そんなことは多くの人が理解していると思うのですね。
ですが、先日の阪神タイガースの優勝や、ラグビーの応援、サザンオールスターズの茅ヶ崎コンサートのように、楽しそうな映像がお茶の間に流れます。
そうすると、多くの人の中に、私も楽しみたいという気持ちが起きてしまうかもしれないと思うのですね。
(お手数をおかけしますが、スマイルアップの東山社長の言葉のように、柔らかく読んでみてください)
阪神タイガースが優勝したときには、暴徒による危険を避けるため、かの地では営業しなかったコンビニなどがあったようです。
それって営業妨害であり、経営に被害を及ぼしている事件だと思います。
狸小路商店街でも、同様に営業を取りやめる店があるかもしれません。
営業を取りやめるっていうのは、店にとって死活問題ですよね。
ついでに思い出しましたが、かつてアメリカで、ハロウィンのときに悲惨な事件が起こったことを覚えていますか。
仮装した日本人の若者が民家にうっかり入り込み、「フリーズ(止まれ!)」と家主に言われたのを、「プリーズ(どうぞ)」と聞き違えた出来事。
彼は家主の方に歩いていき、銃で撃たれてしまった。
このままでは、日本でも似たような事件が起こりかねません。
ハロウィンなど、だいたいが日本の行事でもないわけです。
コロナやインフルエンザの感染を防ぐためにも、若者の自制を期待したいところです。
そして、何でもかんでも情報として流しているマスコミに対し、ひと言モノ申したい。
あなたたちにも感染を防ぎたい考えがあるのなら、若者を自制させるよう取り組むのが、あなたたちの力の見せ所なのではありませんか。
面白おかしく騒いでいるような映像を見せられるのは、もうウンザリですよ。
ハロウィンの時期には自宅で過ごすと、私は、ここに宣言いたします!
が、まあ、ハロウィンを商機としている個人商店もあるやと思うと、なかなか痛し痒しの様相で。
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