札幌でも4年に一度の地方選挙が始まりました。
各候補には申し訳ありませんが、選挙カーがうるさいし、関係者に会うとロクなことにならないと考えるからなのか、選挙期間は飲み屋街の人出が減ると言われています。
さて、ニュースを見ていると、百年記念塔の存続が問題になっているようですね。
余り事情を知らない私には、何でそうなるのか不思議に思います。
百年記念塔は、私が住む新札幌からは歩いて40分程の距離にあります。
いい機会なので、北海道のシンボルの一つでもある百年記念塔について紐解いてみました。
新札幌に住む私にとっての百年記念塔の思い出
百年記念塔は名前のとおり「塔」が注目されますが、その周辺には開拓の村などがあり素晴らしい緑地が手入れされています。
私は小学校のときに遠足で行き、クラスの連中とかくれんぼや鬼ごっこした思い出があります。
図工の授業で訪れたこともありました。
百年記念塔の絵を描くのは、新札幌の子どもにとって登竜門のようなものだったと思います。
背が高い「塔」をいかに描くかがポイントだったのでしょう。
百年記念塔よりも老朽化が進んでいる新札幌の高齢男子
北海道での和人の歴史は百五十年程ですから、百年を差し引くと五十年になります。
つまり百年記念塔が造られてから既に五十年程が経過しているということで、私ともども老朽化は否めないと思います。
記念塔の中には展示室があったと思います。
授業で見学もしたのだろうと思いますが、新札幌で勉学にいそしんでいたはずの私には、大平総理並みに記憶にございません。
私の老朽化は、「塔」よりも進んでいるのかもしれません。
百年記念塔よりも重要な事業が札幌にはあるのでは
歴史的建造物を保存するのは大切なことだと思います。
がしかし、維持管理費は年を追うごとに嵩むでしょうし、危険性が否定できないのでは解体は仕方ないように感じます。
北海道立のようなので、経済の低迷や人口の減少など、厳しい財政運営を強いられており道政としては予算確保が難しいのだと推察します。
新札幌に住む私が言ってしまうと問題かもしれませんが、私は社会に出てから一度も行ったことがないし、周りの人も同じ様子で、存続を訴えることに意義を感じないのが本音です。
大きな災害が発生したとき、北海道は北海道庁に対策本部が作られるでしょう。
北海道庁は老朽化が進んでいて、あんな建物では非常の際に崩れたりしないかと誰もが心配していると思います。
歴史保存の大切さは理解しますが、限りある財源の使い道に優先順位をつけるとすれば、北海道庁の庁舎建設に力を入れるべきと感じます。
なぁんてことを書くと、アメブロから注意を受けちゃうのかもしれないと少し心配です。
くわばらくわばら…。
