明けましておめでとうございます。

何とかブログを続けてこられたのは、皆さんの励ましがあってこそです。

どうもありがとうございます。

 

さて、本題。

その日、いつものように居酒屋へ向かいました。予約した時間よりも少し早かったので、地下鉄を大通駅で降りて大通公園を歩くことにしました。

 

 

家路を急ぐ人の波に逆らい地上へ上がると、札幌テレビ塔の時計は「5:43」で「尻すぼみ」でした。

在職中は、この時計を見て「末広がり」「オイチョ」「カブ」「誕生日」などと数字遊びをしたものですが、最近は中心街へ来る回数が減り、数字遊びは尻すぼみになっています。

 

そんなことを考えながら、西11丁目の居酒屋に迎いました。

 

 

 

 

 テレビ塔からの札幌の夜景

 

歩きながら、いろんなことを考えていました。そして、幼い頃、母に連れられて兄と一緒に札幌テレビ塔へ行ったことを思い出しました。

 

 

テレビ塔には展望台があり、母は私たちに夜景を見せてくれようとしたのだと思います。

 

でも私はエレベータに乗るのを拒み、母を困らせました。子どものころから、高いところが怖くて苦手でした。おしっこを漏らしてしまいそうになっていたと思います。

泣きじゃくる私は兄から強く説得され、結局、展望台へ連れていかれました。とても不愉快な思い出です。

 

 

自慢じゃありませんが、それ以降、一度も展望台には上っていません。

 

 

「テレビ塔から夜景を見る必要はない」と思いますし、それよりも「大通公園6丁目辺りから見上げるテレビ塔のライトアップは素敵だ」とオススメするようにしています。

 

 

 

 札幌テレビ塔の近くにある隠れ家

 

この居酒屋に来る客の平均年齢は、もしかすると私の年齢よりも高いのかもしれません。年上と思われる方が多いのです。

 

そこは、札幌テレビ塔の近くにあり、ビルの谷間に隠れ家のように存在していますが、午後3時を過ぎるとコの字のカウンターは満席になります。

 

 

娘夫婦が遊びに来たときに、婿殿から札幌のコの字酒場を尋ねられました。コの字酒場は、今、流行っているそうです。

まっさきに思い浮かんだのが、この居酒屋でした。

 

 

婿殿との会話を楽しんでいると「そんな早い時間から誰とお酒を飲んでいたの?」と妻が聞いてきました。咄嗟に「いつも通り一人だ」と答えました。

 

しかし私は、職場の女性スタッフと得意先を訪問した帰り道に、そこに立ち寄ることがありました。

彼女が仕事で成功したときはご褒美として、失敗したときは慰めるため。

 

女性のカンは鋭いです。妻に対する私の威厳は尻すぼみです。

 

 

この記事をアップするにあたり、念のために店の営業時間を調べたところ開店は午後2時でした。

私の頭には本当に何か問題点がありそうです。来週、脳ドックを受診しようと思います。