犬猫を健康にする第一歩。〇〇を変えてみませんか？

猫と犬の健康ごはんアドバイザーYukiです。

ペットフードを変えられないなら、おやつを変える！

犬猫におやつを与えていますか？
犬猫におやつなんか、いらないんですよ。
今すぐやめましょう。

と、言いたいところです。
実際、犬猫の食事にストイックな方の中には、そう切り捨ててしまう方もおられます。
おやつとごはんを分けているのは人間の習慣で、犬猫には関係のないことです。

でも、私はおやつと聞いただけで否定することはしません。

おやつは人も犬猫も幸せにします。
だから、おやつをすべてやめてしまえとは言えないし、このご提案はまず受け入れられることはありません。

ご褒美にあげることも多いでしょう。
歯磨きやブラシ、大嫌いな爪切りやトレーニングの後に、おやつは欠かせない！

そのお気持ちもわかります。

おやつをあげると犬猫が喜ぶ。
それを見て飼い主が喜ぶ。
その飼い主を見ると、犬猫もうれしい。

おやつは、幸せな時間を生み出すコミュニケーションツールでもあります。
犬猫の中には、おやつやごはん以外に大した楽しみがない子も多いでしょう。
（作ってあげてね）

おやつを与えることによる健康上のデメリットと、おやつが生み出す幸せな時間。

どちらが犬猫にとって良いことか…

どちらも否定はできません。

なので、せめて、おやつそのものを変えましょう。

絶対に与えてはいけないのは、ちゅーる。
最近似たようなチューブ状のグロテスクな餌が流行っています。
それらもすべてお勧めはできません。
ただ、内容に若干犬猫の健康被害が少ないものもありますので、選び方を知りましょう。
（犬猫ごはんの講座でお伝えしています）

犬のクッキー、おから、ボーロ…
じゃがいも、さつまいも…

これを食べさせられている犬猫、高確率で太りすぎています。
肝臓膵臓周辺の不調を指摘されていませんか？

今日たまたま見かけたお菓子屋でも「安全なおやつです♪」ってクッキー売ってるの。

どこが安全なんじゃい！！！

ペットフードを与えているのなら、せめておやつは肉類にしましょうよ。

私は、ジャーキーはお勧めしません。

せめておやつくらいは、生肉をおやつにしてみてください。
とくに犬の場合は外出先でおやつを与えることもあるでしょう。
ポケットやかばんから生肉を取り出すわけにはいきませんので、フリーズドライの肉などはいかがでしょうか。

以前、●EONで売っているカルシウムクッキーを毎日山のように犬に与えている方がおられました。

被毛ミネラル検査をしたら、カルシウムの数値が突き抜けていて、よくこれで元気でいますね…という状態になっておりました。

ナチュラル系の海外の良質（と飼い主さんは思っている）餌を与えているにもかかわらず、有害ミネラルもとんでもない数値。
被毛検査の結果だけを見たら、年齢と内容が一致するとは思えない。
今すぐ犬の体に何が起きても全然不思議じゃない。

飼い主が与えた毒は、なかなか犬猫の中から消すことはできません。

愛する犬猫に何も考えずに毒おやつを与えていませんか？
たぶん、何が毒かをご存じないのではないでしょうか。

健康のためにご飯を見直すなら、足し算じゃなくて引き算なんです。

ペットフードを変えたくないのなら、手作り食が面倒なら、それでいいです。

それでもできることが二つあります。