札幌の美容皮膚科医のたけなかです。
🌹冷え性には漢方薬
今週はクリニックで冷え性についての漢方薬の勉強会がありました。
冷え性でお悩みの女性、多いですよね。
冷え性の原因は、冷たいものの食べすぎ、鎮痛薬の常用、長時間のスマホ使用、ストレス過多、睡眠不足などなど。
思い当たること、ありますか?
冷えといってもタイプはいろいろあります。
全身が冷える『全身型』、手足が冷える『四肢末端型』、顔はのぼせるけど下半身は冷える『上熱下寒型』など。
当院の外来は女性が多いのですが、冷えのタイプでは四肢末端型や上熱下寒型が多いように思います。
四肢末端型でよく処方するのは当帰四逆加呉茱萸生姜湯です。凍瘡(しもやけ)に効く漢方薬として有名ですよね。
上熱下寒型といえば桂枝茯苓丸。更年期症状によく使われる漢方薬。
美容皮膚科の分野ではシミや炭酸ガスレーザー・オペ後など傷跡の赤みにも使います。
当院では漢方薬を処方していますので、冷え性でお悩みの方、漢方薬をご希望の方はご相談くださいね。