劇場版の放映も決まり、大人気の「鬼滅の刃」。
原作は惜しまれつつも完結しましたが、その人気は衰えを知りません。
ここから少し、この覇権アニメについて私なりの考察をさせていただきます。
1970年代は「宇宙戦艦ヤマト」
1980年代、「機動戦士ガンダム」
1990年代、「新世紀エヴァンゲリオン」
2000年代は無かったですが、2010年代、「進撃の巨人」
そして、2020年代「鬼滅の刃」
覇権アニメの歴史を見ると、10年周期で誕生しているのが分かります(進撃の巨人については賛否があると思いますが、一応)。
鬼滅の刃が、これほどまでまでに人気が出たのは、その世界観と魅力的なキャラクターと言えるでしょう。
特にアニメに興味を持たなかった層にも人気になったのが大きかったと思います。
万人受けする作品は、どちらかと言うと薄口になり、覇権アニメにまではなり得ないのですが、この作品は、その世界観とストーリーで一気に物語の中へ引き込んできます。
また、余もすると残虐な描写もあるのですが、そこをあえて伏せずに表現したことが、作品にリアリティーを持たせています。
主人公はもちろん、その周囲のキャラクターや、敵の鬼にまでストーリー性を持たせることで、この物語に深みを与えています。
特に、鬼にストーリー性を持たせた事は、この作品の最大の魅力にも繋がっていると思います。
そして、この覇権アニメのフィギュア市場も盛り上がってきているのですが、スケールフィギュアやねんどろいどに続き、ついに、大本命のアクションフィギュアが発売されます。
まず、最初に発表されたのが、アニメの配給元のアニプレックスが発売予定のこちら、
BUZZmod. 鬼滅の刃 竈門炭治郎
¥8,800(税込)
2020年12月お届け
アニプレックスの「バズモッド」というシリーズは、新しいシリーズで、もしかしたら、鬼滅の刃の為に作ったんじゃないかと思えるくらい、力を入れているシリーズです。
原型製作が「真骨頂」の方という事で、そのクオリティーの高さが際立っています。
しかも、羽織りの部分などには、『布』を使用していて、幅広い可動域も実現しています。
エフェクトには、アニメ第19話登場の「ヒノカミ神楽」も付属。
禰豆子を入れる木箱もあります。
表情パーツは3種類付属していて、このようなコミカルな表情があるのも良いですね。
アニプレックスの炭治郎は、メーカーの力の入れようから、かなり期待できますが、それを上回って期待が大きいのが、同シリーズの禰豆子です。
BUZZmod. 鬼滅の刃 竈門禰豆子
¥8,800(税込)
2021年3月お届け
こちらも炭治郎と同じく、布素材を使っています。
腰下が布素材なので、こんな座ったポーズもとれます。
パーツ差し替えではなくて、このポーズが出来ることは、布素材最大の利点でしょう。
羽織りも布素材なので、質感がよりリアルです。
また、芯が入っていて、このような靡いたような表情も作れます。
この布製の羽織りは、脱がせることも出来ます。
戦闘時の表情パーツも、かなり原作に近いように思います。
そして、この商品最大の魅力は、この『蹴り』のポーズに集約されていると言えます。
禰豆子と言えば、戦闘シーンでのこの『蹴り』です!
これが出来るのは、布製の腰下のおかげでしょう。
布素材を多く取り入れることで、凄い可動を実現しているのが、このバズモッドの真骨頂なのですが、今後のラインナップにも目が離せません。
BUZZmod. 鬼滅の刃 我妻善逸
¥8,800(税込)
2021年6月お届け
善逸がラインナップに入っていることは大きいですね。
アクションフィギュアは、他のフィギュアを絡めて遊ぶのが醍醐味なので、そのラインナップはとても重要です。
表情パーツが4種付いてくるので、劇中のシーンがリアルに再現できます。
劇中では、ちょっとウルさいキャラですが、個人的には一番好きなキャラクターです。
「雷の呼吸」のエフェクトも付いてくるようです。
善逸と言えば、こんなコミカルな表情が印象的。布製の羽織りのおかげで、腕もこんなに上がるようです。
なんとなく、通常顔が「こんなだったっけ?」感はありますが、善逸がアクションフィギュアで手に入るということが重要なのです。
布製の羽織りの表情付けが良いですね。
柄も忠実に再現されています。
伊之助の発売も予定されているらしく、「かまぼこ隊」を結成できるのは嬉しい。
以上、アニプレックスの「バズモッド」を紹介させていただいたのですが、大ヒットアニメと言うことで、メーカーの力の入れ具合が凄い感じられる商品です。
そして、このアニメの配給元に対抗してリリースされるのが、アクションフィギュア界の雄、マックスファクトリーの「figma」です。
可動フィギュア業界では一番の商品数を誇り、アクションフィギュアと言えばコレ、と言うぐらいに浸透しているシリーズです。
その「figma」から、こちらが発売されます。
figma 竈門炭治郎
通常 ¥7,091+税
DXエディション ¥10,500+税
2021年6月発売
安心のfigma品質で、さすがです。
バズモッドと違って、こちらは布地を使用していません。
羽織りは軟質素材で出来ていると思われます。
顔の表情は、バズモッドよりこちらの方が劇中に近いように感じます。
さすが、figmaです。
もちろん、こんなコミカルな表情パーツも付いてきます。
羽織りが布素材ではないので、バズモッドより可動域は制約を受けるかもしれませんが、シャープな造形は、よりアニメに近いと思います。
通常バージョンには、エフェクトが付いてきません。
コミカル顔の表情パーツも付属しないようです。
これが、DXエディション。
エフェクトパーツに、コミカル顔の表情、そして禰豆子が付属。
これは、DXエディション一択でしょう!
ちなみに、禰豆子が入る木箱が無いのは痛いところです。
さらに、グッドスマイルカンパニーでオンライン予約すると「厄徐の面」が付いてきます。
今後のラインナップについては、こちらが発表されています。
まだ、シルエットだけですが、禰豆子ですね。
木箱は、こちらに付くようです。
figmaの場合、発表からリリースまで、かなりの時間がかかるので、禰豆子以降、商品展開があるのかさえも定かではありません。
炭治郎と禰豆子で終わってしまう可能性もあることから、購入を躊躇してしまいがちですが、やはりfigma品質のフェイスパーツは魅力的です。
もし、バズモッドにこの頭部の互換性があれば、付け替えてみるのも面白いかもしれません。
[結論]
鬼滅の刃のアクションフィギュアで今現在、発表されている2シリーズを比較しましたが、どちらも一長一短ありますので、結論として、『両方買う』のが一番良いと言うことになりました(現に、私も以上の商品全て予約済みです)。
資金的に厳しいので、どちらか、、、となれば、個人的には、『バズモッド』を推したいと思います。
決め手は、禰豆子のあの「蹴り」ポーズに集約されます。
figmaの禰豆子が、布素材を使わないのであれば、あの可動は不可能だし、差し替えだと、なんとなく残念な感じがしてしまうからです。
以上、今後発売される鬼滅の刃のアクションフィギュアのご紹介でした。
購入の際は、参考にしてみてください。