昨日火曜は朝から久々にいい天気。

おかげでお昼まではとても調子がよかった。(夜ゴハン後は暴れてイーケプラのお世話に)

 

ちなみに、最近は天気が良いと鼻水も出ない。鼻水は腫瘍のせいだけど、こっちも何らかの影響を受けているのかなぁ。脳腫瘍と場所が近いから鼻の腫瘍も押されてる可能性もないわけではないよーな、ちがうよーな。単純に抗生剤の効果かもしれないけど。

 

 

 


 

ウチのアイドル撮影会。笑

 

調子の良いとき、気温が穏やかなら少しでも外に出てお日さまにあたる。

ずっとこんな感じならいいのになー。

 

しかしこの世に一定のものなんてない。日々山あり谷あり。通常なら変化に応じて身体が自動調整される(自律神経ってやつ)のに、頭の中の余計なもの(腫瘍)が大きくなりすぎて調整しきれない。

 

よって、こうなる。

 

ご本人(犬)は圧迫された脳からの誤まった指令に従い身体を曲げ、ひたすら歩くことを止められない。

 

頭蓋骨外すわけにも、水頭症みたいに脳脊髄液(CSF)を抜くわけにもいかないので、"濃いものが入ってくると薄めたい働き"を利用して、脳の水を引っ張ってくれるグリセリンに頼っているのが現状。眼圧を下げてくれるのもありがたい。

 

グリセリンは甘いから、ウチの場合はシリンジを使わなくても自ら飲んでくれる。電解質のバランスが悪くなるので、脱水にならないよう水分補給は怠らない。

 

そのほか自分では立てなくなったがゆえにできるようになったことの一つが、寝るときに傾斜をつけて頭をあげておくこと。頭下げたまま寝ると脳圧はあがりやすくなるから。意外と重要。

 

あとは、これからの季節は体温上昇にも注意が必要。体温があがっても脳圧はあがるので部屋も涼しくしてあげないとね。

 

けっこうゴハンを食べるようになったので、いろいろありながらも幸い体重は維持できている。もう少しいけそーだ。笑

 

明日の低気圧のせいですでに嫌な感じがはじまっている。よし、がんばろ。

日曜日。激しくジタバタ。(自分で起きられないので寝たまま) 部分発作も目立つ。

夜はいつもの薬(コンセーブ、オメプラゾール)と脳圧を下げるためのグリセリンに、発作予防のレベチラセタムを追加。

23時過ぎにようやく寝る。

 

朝4時に過去最大級の大暴れ。立たせようとしても身体全体が斜めスライディング状態。もう足が床に着かない。グリセリンを追加でのませること4回&レベチラセタム。

 

落ち着いたのは5時半。

 

8時過ぎに再びジタバタ。抱き上げると前脚は固縮(ぴーんと伸びたまま力が入った状態)、頭全体に振戦(ぶるっぶる)。🐶もーだめだ。エンジン全開💦

 

朝一でかかりつけに走った。

 

睡眠導入剤(サイレース)を筋注。サイレースは筋肉を弛緩させる効果があるので、休んでもらうにはちょうどいいけど問題は効くコと効かないコがいるらしい。

ウチは?というと、10分しないうちにおやすみなさい💤 

5時間以上ゆっくり寝てくれた。

 

その後夕方ジタバタ→グリセリンを繰り返し18時には落ち着く。

 

天候も少し落ち着いたらしい。一安心。

 

こんなに大変だったにもかかわらず、22時過ぎにはけっこうゴハンを食べちゃうお茶目さん🐶

オシッコもウンチもまだまだ自分でするんだって。毎回キャーン!(急いで立たせてー)と鳴いて教えてくれる。(たまに間に合わない。笑)

 

 

犬はもちろん介護する飼い主にとっても、"犬が生きてることが苦しいことになっちゃいけない"が持論。

 

まずは犬も飼い主も寝ないとね(現実はなかなか寝てられないけどー)  睡眠不足が続けば心も身体も蝕まれる。

 

サイレースのほか、認知症ならアセプロマジンあたりがよく使われている。共に苦しいより、最後の最後はお薬使ってでも眠らせてあげるほうがいいよね。

 

犬にも緩和ケアができるってありがたいなぁ。

太陽フレアのせいか、低気圧と強風のせいか、一昨日から体調がよくない。

 

まぁ、いい日なんてもうないよね。いくらグリセリンでCSF(脳脊髄液)を減らしたところで限界がある。頭の中の悪いヤツはますます大きくなっている。

 

苦しくなるときほど、とにかくジタバタ動きたい。それはそーだ。引き取ったときからじーっとしていられなくて、ストレスがかかればかかるほど回っていたんだもの。苦笑 

 

自分でたてなくったって、頭から"まわれー。動けー"と指令がきていることには違いない。

基本は変わらない。ステージがあがっているだけ。

 

で、歩かせる。

 

とにかく歩かせる。(見えてないけど飼い主がお腹を支えている)

 

 

くたびれて倒れる。できれば瞼は閉じてほしい。苦笑

 

引き取り時から安定の左回りだったんだけどなー。最近は身体全体が右にまわりたいことが多い。以前は右の方が強かった前脚のこわばり(固縮)も左の方が強くなってきた。腫瘍が反対側にも広がってるんだろうね。

 

きっと脳腫瘍ワンコを看取られた方は経験されていることと思うけど、昼夜を問わず一日に何十回もこの繰り返し。動かさないと鳴きまくる。お互いけっこう辛い。笑

 

しかし、この生活から解放されるときがお別れのときかーと思うとね。先代もたぶん脳腫瘍で介護の末に看取っているので2匹続けてか。

 

安楽死もずっと念頭にはあるんだけど、すっかり血管が細くなっちゃって、針刺すのも痛いからなぁ。もはや安楽でもなんでもない。

 

生きるのも死ぬのも大変だ。

 

 

さすがにもうダメかと思った💦

この季節10何年ぶりとかの爆弾低気圧の影響を直撃して、夜間救急へ駆け込んだ数日前の続き。

 

22時からグリセオールを30分かけて点滴してもらって帰宅。その後も部分発作(頭の震えやピクピク)は続いていたのでイーケプラをシリンジでお口に投入。

 

寝る→AM3時半再び暴れ始めた。

 

ということは…

痛い思いをして点滴したグリセオールの降圧効果はちょうど5時間。

 

自宅で事前にグリセリン(2倍希釈。以下同)を使ったものの改善できなかったので、グリセオール注も効果が期待できないかもーと懸念していたんだけど、結果的に十分効いてくれたといえる。

 

マンニトールはラクになるのはグリセオールより早い。その分作用時間は短く、身体への負担もグリセオールよりも大きい。状況的に間に合うならやっぱりグリセオールだなーと実感した。(あくまでもウチの話として)

 

 

で、3時半からの大暴れについては…

もう一度夜間救急に連れていくという選択肢もあったけど、すっかり血管が細くなっていたせいか注射を痛がったので、ひとまず内服でやってみることに。

 

3時半グリセリン内服(1.5cc)→寝る

6時半また暴れる→グリセリン内服(2cc)→9時半に起こすまで寝たまま

 

グリセオール注のあとでも、内服で3時間は眠れた。上等。笑

 

 

こんなに立て続けに使うことは当然望ましくないし、乳酸アシドーシスなどの副作用も出やすくなる。とくにウチは身体も小さいし、元々カリウムが高いだけに結構怖い。

 

でもやれることはやったうえでの飼い主自己責任。万が一これでダメでもももう仕方ない。覚悟はできている。

 

そもそも治る見込みのない疾患で、高齢、全身状態も悪くて苦しいのを取り除いてあげられないなら、安楽死も考えないといけないと思ってるし。

 

 

無理して頑張らなくていいよと毎日伝えてるんだけど、まだ食べるんだって

 

 

点滴するにあたって、5ヶ月ぶりに最低限の血液検査をした。(もうすることはないと思ってたよ。笑)  アンモニアもCRPも問題なし。電解質はおかしいもののアルブミンが正常値はうれしい。意外とまともで驚いた。

さすが不死身ちゃん。

 

 

↑向かって左が今回。右は去年の12月。クレアチニンが下がってるのは筋肉量が減ったからであって、腎機能が改善したわけではないのがミソ。そこは冷静にリンの上昇でみる

 

今日の札幌はまた3月に逆戻りしたかのような気温。明け方には4度になるらしい。雨降ってるし風も強い。

 

愛犬、当然具合悪い。

 

去年春の放射線治療以来、最悪の体調。

 

夕方あたりからジタバタが止まらなくなって、グリセリンも追加、追加で3回飲んでも落ち着かないし、部分発作や頭の震えもとまらない。

明日いっぱいはおかしな天気だし、このまま様子をみてもラクになることはないなと、かかりつけ②の夜間救急へ。

 

現在グリセオール点滴中。

 

(マンニトールをお願いしようと思って行ったんだけど、グリセオールの方が効果が長く続くのでひとまずグリセオールに)

 

治るものじゃないから、あまり無理はさせたくない。とにかく少しでも苦しみを取り除いてあげられればよし。それによって残りの寿命が短くなるのは問題なし。

 


頑張っている🐶