相続税額の計算でよくある勘違い | 札幌駅前相続サポートセンター 公式ブログ 相続税申告・遺産分割・生前贈与・遺言など相続に関する全てのご相談承ります!

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相続税はいくらかかるんだろう?
と心配になり、自分で簡易的に計算するのは良いことだと思いますが、
多くの方が計算方法を勘違いしてらっしゃいます。

具体例を挙げましょう。
1億円の財産で、相続人が配偶者と子2名だとします。

相続人の数は3名なので、
基礎控除額は3,000万円+600万円×3名=4,800万円

財産1億円から4,800万円を差し引いた残り5,200万円が課税対象。

ここまでは大体皆さん合ってます。
間違いが多いのはここからです。

【国税庁】相続税の税率
https://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4155.htm

5,000万円~1億円の間なので、いきなり30%を乗じてしまう方が非常に多いのです。

そうではなく、5,200万円を法定相続分で割り、それぞれに対して税率を乗じるのです。
上記の例でいいますと、

配偶者
 5,200万円×二分の一=2,600万円
 2,600万円×15%-50万円=340万円

子2名
 5,200万円×四分の一=1,300万円
 1,300万円×15%-50万円=145万円

上記を合計すると税額630万円、これが正解です。
あとはこの630万円を、実際の遺産分割割合に応じて各人に配分するのです。

初回の面談打合せでパパッと計算すると「あれ、思ってたほどの額じゃなかった、よかった」と安堵される方が多くいらっしゃいます。

ご不安な方、まずは早めにご相談下さい。


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