★中国企業の豫園商城
●2015年‥日本の子会社「新雪」を通じ星野リゾートトマムを183億円で取得。
●2023年2月‥「クラブメッド・キロロ グランド」を約160億円で取得。
●2023年12月‥「クラブメッド・キロロ グランド」開業。
(2023年に入り、親会社・復星国際の業績が回復したが、豫園商城は債務危機が顕在化)
●2024年7月1日‥星野リゾートトマムを408億円で売却すると発表
(新雪(東京・千代田)の株式の99.998%を、
不動産投資などを手掛ける合同会社YCH16(東京・港)に売却)
・・・
*「クラブメッド」「開業したばかりで復星国際が注力」
「スキー場の営業期間がトマムより1カ月長い」などの要素で
トマムを売却しキロロの保有を選択か。
で。。結局「YCH16に関する情報は謎」で締めくくっているのでコメント情報
コメント
●売却先の合同会社YCH16の登記住所は青山のレンタルオフィス。
同じ住所にYCH1〜15までの別会社があり、これまでも不動産売買を仲介した後、
現存する別会社や過去に民事再生して現存しない会社と合併したり清算されている。
そういうスキームのようだ。
●売却先の会社は2024年5月に設立された合同会社で同じ住所に50以上の登記。
また、合同会社から、同じ住所の株式会社に吸収、数ヵ月後の解散を繰り返している。
資金面などを考えると、明らかに怪しい。資産隠しか何かが目的だとは思われる。
。。
で。。
●買い手のYCH16は不動産投資を手掛けており、鈴木大亮氏が唯一の株主
https://www.nikihou.jp/news/news_print.html?news_id=544712
。。
中国語サイトによると
●「YCH16は鈴木大亮の子会社」(鈴木大亮旗下YCH 16)だと。。
https://today.line.me/tw/v2/article/j7G83RK
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https://news.yahoo.co.jp/articles/32b8ddc785a2e08d260a02408c266804b1021d48
「星野トマムを売却」中国企業の“謎だらけの行動”
売却に至った複雑事情、売却先は何者なのか?
東洋経済 記事抜粋
中国企業の豫園商城が、スキーリゾート「星野リゾートトマム」(北海道占冠村)を
408億円で売却すると発表した。
「不動産不況で資金繰りが悪化し、非中核事業を切り離した」と説明する報道が多いが、
豫園商城は2023年には北海道の別のリゾート「クラブメッド・キロロ グランド」
を約160億円で取得している。
また豫園商城の親会社である復星国際(Fosun)にとって、
リゾート事業は中核中の中核であるため、「非中核事業の切り離し」だとすると
整合性が取れない。
同社の決算や売却先の企業を精査していくと、まるで謎解きかのように、
星野リゾートトマムを売却するに至った、より複雑な事情が浮かび上がってきた。
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豫園商城は6月29日、星野リゾートトマムを売却すると発表。
発表資料によると「トマム ザ・タワー」(535室)、「リゾナーレトマム」(192室)、
「クラブメッド・北海道トマム」(341室)の3ホテルと,
スキー場から構成される資産を保有する「新雪」の株式を、
不動産投資などを手掛ける合同会社YCH16(東京・港区)に408億3721万円で売却する。
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遡ること9年前の2015年に豫園商城は、日本の子会社「新雪」を通じて
星野リゾートトマムを183億円で取得。
クラブメッド・北海道トマムは2017年に開業した。
当時、星野リゾートが中国系企業に売却したことは多くの紙面を賑わせたが、
そもそも「豫園商城」がどのような企業なのかはあまり知られていないだろう。
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豫園商城は上海を初めて訪れた観光客がほぼ訪れる有名観光スポット「豫園」
の管理を祖業とする、1990年に上場した老舗企業だ。
現在は「豫園」ブランドを使って事業を多角化しており、売上高の6割超を占める
宝飾品販売を中心に飲食、小売り、リゾートなどを展開する。
その「豫園商城」の親会社が巨大コングロマリット復星国際(Fosun)だ。
2002年に豫園商城に出資を始め、直近の資料では間接的に60%超の株式を保有する。
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「豫園商城」の親会社・復星国際は2010年代に海外の著名企業を“爆買い”した。
世界各国のリゾートでホテルなどの施設を運営する仏クラブメッド(2015年)、
高級アパレルの仏ランバン(2018年)、他に欧米の金融・保険企業も多数取得し、
医療、保険、旅行、製造など多様な事業を手掛ける巨大コングロマリットとして
知られるようになった。
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今回の星野リゾートトマムの売却に関する記事のほとんどが、
不動産不況を背景に復星国際が資産売却を進めていたことを紹介している。
それ自体は事実である。
中国不動産大手「恒大集団」の債務危機が2021年秋に表面化し、
中国では信用不安が他社に広がっていった。
復星国際に飛び火したのは2022年6月。
信用不安に見舞われた復星国際は2022年、アサヒグループホールディングスから
2017年に取得した青島ビールや製造業・鉱山業子会社の株式などを次々に売却した。
現地メディアの報道によると、2022年の資産売却額は30億ドル(約4800億円)を超えた。
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大規模な資産切り離しや資金調達が奏功し、2023年に入ると復星国際の業績は回復に
転じる。2022年12月期に5億4000万元(約118億円)だった純利益は、
2023年12月期に13億7910万元(約303億円)に増えた。
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ゼロコロナ政策の終了で旅行市場が急回復したことで、クラブメッドの売上高が
コロナ禍前の2019年と比べても18%伸び、中国の海南島のホテルの売上高が
過去最高となるなど、リゾート事業も急回復した。
今年も復星国際は欧州の銀行を複数売却するなど、事業売却を続けている。
ただし、2022年から「消費ビジネスに集中するため、非中核事業を切り離す」方針は
一貫しており、売却している産業は製造業や金融業が中心だ。
では消費ビジネスとは具体的に何か。
2024年4月2日、2023年12月期の決算説明会に出席した復星国際の郭広昌会長は、
「家庭消費」と「グローバル」をメインセクターに据えると明言した。
特に力を入れているのは、中国人の旅行需要回復を照準にしたリゾートビジネスで、
同社は2023年から2025年にかけて、クラブメッドの施設を新たに17カ所オープンする
計画を立てている。
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その1つである「クラブメッド・キロロ グランド」は2023年12月、
北海道余市郡赤井川村で開業した。
同ホテルは2022年冬に開業した「クラブメッド・キロロピーク」に続く
キロロリゾート2つ目のホテル。
ホテルとスキー場から構成されるキロロリゾートの現在を保有するのは、
星野リゾートトマム売却を発表した「豫園商城」だ。
豫園商城が同リゾートを約160億円で取得すると発表したのは、
2023年2月と最近のことだ。
つまり、豫園商城は親会社の復星国際が非中核事業の売却を進めているさなかに、
キロロリゾートを取得している。
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復星国際と豫園商城の決算資料を分析すると、2023年に入って復星国際の業績が回復
した一方、豫園商城は債務危機が顕在化し始めたことがわかる。
業績悪化に伴い、債務リスクも増している。
豫園商城の売上高に占めるリゾート事業(実質的にはトマムとキロロ)のシェアは
わずか1.6%だが、粗利益率は約68%と全事業で最も高い。
これらの状況から、債務問題が発生し資金調達も頓挫した豫園が、
キロロとトマムという2つの非中核事業から「ホテルがすべてクラブメッド」
「開業したばかりで復星国際が注力している」
「スキー場の営業期間がトマムより1カ月長い」などの要素でキロロの保有を選択し、
取得時より価値が大きく上がっているトマムを売却して当座の資金を確保した、
という見方ができる。
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今回、豫園商城が星野リゾートトマムを売却した合同会社YCH16の“正体”も、
取引の謎の一つだ。豫園商城が星野リゾートトマムを取得したときも、
その直前に日本に設立した「新雪」を介している。
今回も受け皿となることを目的に設立されたと考えられる。
売り手である豫園商城が同じ北海道にあるキロロを昨年取得した背景や、
YCH16に関する情報は謎に包まれている。
浦上 早苗 :経済ジャーナリスト
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https://www.nikihou.jp/news/news_print.html?news_id=544712
買い手のYCH16は不動産投資を手掛けており、鈴木大亮氏が唯一の株主
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https://www.htb.co.jp/news/archives_26928.html
中国・上海の宝飾品販売大手「豫園商城」
北海道・占冠村「星野リゾートトマム」のほぼ全株式を売却へ
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で。。
●ペーパーカンパニーYCH16(代表鈴木大亮)の正体はインテグラル?
ってあるけど。。。これは???情報。。