タクシー会社社長が「タクシードライバーが増えるような方策を取ってほしい」

ってのがもっともで。。

ちなみに。。外国人でにぎわうニセコでは本州のタクシーも運行。。

本州で「足りない」と言われているのに

わざわざ北海道のニセコまでくる理由は。。「マネー」ではないでしょうか。。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/8d5c3d93acfb38a7fc5b19dac214ca9b6ef53cc4

日本型ライドシェア 

サービス開始から2ヵ月 乗って分かった「良い点」「悪い点」

FRIDAY

タクシー不足の解消を目的に東京など一部地域で、「日本型ライドシェア」が解禁

されて2ヵ月が経った。

米国などのライドシェアドライバーが個人事業主であるのに対し、

「日本型」はタクシー会社が運行管理するパートタイマー的なドライバー。

当初はほとんど車両が捕まらなかったが、ようやく街中で少しずつ見かけるようになってきた。 

そこで、国内で唯一ライドシェアの車両を選んで呼べる「Uber」アプリを利用し、

実際に乗ってみた。 

江東区の某駅付近でマッチングすると、レクサスのSUVが3分ほどで現れた。

運転手はスポーツクラブの経営者である高野さん(仮名・30代)。

少し緊張した面様で車を走らせはじめた。 

「今まで乗せたお客さん全員が外国の方で、実は日本人を乗せるのは初めてなんです。

一回の平均売り上げは1万2000円ほど。経費を引くと時給は2500円程度でしょうか。

週3勤務で、月収は6万~7万円くらいです」 

ライドシェアを提供する事業者に取材すると、ほぼ共通していたのが、

「高級車が多い」ということだ。ベンツやBMW、ポルシェも珍しくないという。

車両や労働条件の制限から、自営業者や経営者がドライバーを務める比率が高いためだろう。

なぜ、高野さんはライドシェアで働きはじめたのか。 

「私の場合、仕事が夕方からで、朝の3時間を有効活用したいと思ったのがキッカケです。

短時間で稼げて刺激がある副業を探している中で見つけました」 

だが、今後も続けるかは未定だという。 

車の維持費と売り上げを考えると、正直『思っていたよりも渋い』

という感覚なので要検討ですね」 

タクシードライバーたちとはまた一味違う会話とレクサスの乗り心地を堪能しつつ、

15㎞ほど先の目的地に到着。料金は約7000円と、タクシーと同じ水準だった。 

目新しさを感じる一方で、課題もある。

ロイヤルリムジン社の顧問で、ライドシェアの規制改革推進会議にも出席する

堀江一生氏(60)が問題提起する。 

「パートタイム型の雇用では、人材獲得に限界がある。

乗務員の働く幅が広がる業務委託型を認めない限り、国内ではなかなか浸透しないでしょう」 

ライドシェアの真価が問われるのは、まだまだ先となりそうだ。 

取材・文・撮影:栗田シメイ(ノンフィクションライター)

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記事抜粋

タクシー不足を解消するため今年4月から解禁されている“ライドシェア”。

佐賀県武雄温泉駅近くの飲み屋街では、金曜日の午後10時過ぎには、

タクシーの姿は一台も見当たらない。

 武雄市武雄町の川端通り。 

多数の飲食店が軒をつらね、地元の人を中心に多くの客が夜を楽しむが、

週末の通りにタクシーの姿はほとんどなく目立つのは運転代行業者。

【武雄市観光協会 山下裕輔会長】 

「専門の方に選んでもらうっていう旅行の計画を立てるっていうのが昔の旅行の形。

今はお客様1人で計画・予約など全部なされるわけですよ。

タクシー捕まるか捕まらないかわからないようなところで計画は立ちません」 

個人で旅行プランを立てることが浸透し、予約できるかわからないタクシーを選ぶ

旅行客は少なく、レンタカーなどを使うケースが増えているという。 

こうした中、武雄市が導入を目指しているのが“自治体版”ライドシェア。 

タクシー会社がドライバーを管理することを条件に、

タクシーの免許がない人も自家用車などで客を乗せ、報酬を得ることができる制度。

【バーの店員】 

「タクシーの営業時間を伸ばしてもらったりとかできたら、

遅い時間まで楽しんでいただけたりできるかな、

またコロナ前までの活気が戻ってきてほしいとは思ってます」 

一方、地元のタクシー会社は

「運行できない時間などサービスを補完するのは仕方ない」

と話すものの抜本的な解決策になるのか疑問を口にする。 

武雄市では市内を運行するタクシー会社2社とも深夜の営業をほぼ取りやめている。

1951年創業、高度経済成長期から70年以上武雄市の交通を24時間支えてきた「温泉タクシー」。 

4年前、コロナ禍で需要が減少し深夜の営業や予約の受け付けを停止

ピーク時は100人近くいたともいうドライバーの数は38人まで減り

社長も自らハンドルを握るほどドライバー不足が深刻だ。

【温泉タクシー 山口輝二郎社長】 

タクシードライバーが増えるような方策、

その部分に色々やっていただければ早いんじゃないかなって気はしますね」

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