流れはこうらしい。。
●2022年6月以前
・米国大学スポーツ協会が「男性ホルモン抑制治療を1年以上受けた選手」
トランス選手の女子部門の競技出場を許可。
・2019年からホルモン療法を通じ
「ウィリアム・トーマス」から「リア・トーマス」に姓変更。
●2020年‥ペンシルベニア大学水泳チームの一員として女子部門の競技に出場。
●2022年3月‥トーマス、米国大学選手権女子自由形500ヤードで優勝。
(男子選手時期、年齢別米国ランキング400~500位だったトーマス。。)
●2022年
世界水連は「出生時に男性だったトランスジェンダーの選手は女子よりも有利になる」
として、女子カテゴリーへの出場を制限。
トランスジェンダー選手の出場を想定した「オープンカテゴリー」を新設。
⇒2022年6月から「女子部門の出場不可」になったトーマスは、提訴。
⇒2024年6月12日‥スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、トーマスの提訴を棄却。
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「トランスジェンダー選手の女子部門、出場OKよ!」
なんてやってしまった「米国大学スポーツ協会」。。(バイデン政権の影響?)
世界水連の主張はごもっとも。。
で。。トランスジェンダー選手用の「オープンカテゴリー」ができたんだから
そっちにエントリーすればいいのに。。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/01e685bf1a77a304df4fe1709ec3082ce0cb736d
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https://news.yahoo.co.jp/articles/41f30654d794c81ef8edb545bad591e90b8bf610
女子大会出場求める米競泳トランス選手の訴え棄却 CAS
AFP=時事】
ワールドアクアティクス(World Aquatics、世界水連)は12日、
米国のトランスジェンダー女子選手リア・トーマス(Lia Thomas)が
女子エリート大会に再び出場する資格を求めて起こした訴えを、
スポーツ仲裁裁判所(CAS)が退けたと発表した。
トーマスは「男性として思春期を過ごしたトランスジェンダー女子選手の
女子エリート大会への出場を禁止する」2022年の世界水連の決定を不服としていた。
・
全米大学体育協会(NCAA)の最高峰レベル大会で、初めてタイトルを獲得した
トランスジェンダー選手となったトーマスは、この規則が差別的なものであると主張していた。
その中でCASは、トーマスには世界水連および米国水泳連盟のエリート大会において、
「当面の間」出場する資格はないとの判断を下した。
・
AFPが確認した裁定文の中でCASは
「競技者(トーマス)は、米国水泳連盟の方針における『エリート大会』に参加する
権利を申請しておらず、ましてや認められていないことを留意する」
「彼女は現在、『エリート大会』に該当しない米国競技会にのみに出場する権利がある」
と記されていた。
したがってトーマスは、「世界水連の大会に出場する資格を争う権利がまったくない」ため、
規則に異議を唱えるほど「十分な影響を受けなかった」とCASは結論付けた。
世界水連は「女子スポーツを守るための取り組みにおいて、大きな前進」
とこの判断を称賛している。
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