https://news.yahoo.co.jp/articles/e15d8adc00c855f8650b35bb6c9ce92c4ea9aa25
ドイツが移民政策で強硬姿勢、
凶悪犯罪を起こしたら国外退去措置を強化…ショルツ首相表明
読売新聞
ドイツのショルツ首相は6日の連邦議会演説で、
凶悪犯罪を起こした外国出身者の国外退去措置を強化する意向を表明した。
欧州議会選では右派勢力が「反移民」を唱えており、
「移民問題で厳しい姿勢を取るよう首相に圧力がかかっていた」
(米紙ポリティコ)との見方が出ている。
連立与党内には「基本的人権の侵害につながる」との異論もある。
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西部マンハイムで5月末、アフガニスタン出身の男(25)が集会を刃物で襲い、
5人が負傷、警官1人が死亡する事件を受けたものだ。
男は2014年に難民申請を却下されたが、
個別事情が考慮され国外退去を「猶予」されていた。
正規の滞在資格がないまま退去を猶予されてドイツに在留する
難民不認定者らは約19万人。
16年にはチュニジア出身者がベルリンのクリスマス市に
トラックで突っ込み60人超を死傷させるテロを起こした。
ショルツ氏は「ドイツで保護を受けている人物による凶悪事件に憤慨する。
凶悪犯罪者はシリアやアフガニスタンであっても送還されるべきだ」と訴えた。
祖国で迫害される恐れなどから強制送還の対象としていない国の出身者でも
例外としない考えを示したものだ。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/ba7aac7791e56c2b5320c1eeb8ee2f2f928260d9
ドイツ政府は、イスラム主義組織タリバンが2021年にアフガンの政権を奪還して以降、
同国への強制送還を停止していた。
だが、ドイツのナンシー・フェーザー内相は6月4日、アフガニスタン出身の男(25)が
反イスラム集会を刃物で襲撃し、警察官1人を殺害、5人を負傷させた事件を受け、
アフガンへの強制送還の再開を検討していることを明らかにした。
フェーザー内相は
「わが国の治安を脅かす可能性のある人物については、
直ちに国外退去させなければならないのは明らかだ」
「だからこそ、犯罪者や危険人物をシリアとアフガン両国に強制送還する方策を
見つけるため、手を尽くしている」
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アフガン出身の男は2013年3月、14歳の時に庇護を求めてドイツに入国。
難民とは認定されなかったが、年齢を理由に国内滞在を認められた。
その後ドイツで学校に通い、2019年にはトルコ系ドイツ人女性と結婚、
2人の子どもをもうけていた。
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