https://news.yahoo.co.jp/articles/71881db1ee2250781b571cf6e24ddb8669b5c549

中国から指示か 脱走実習生らの偽造マイナカード「工場」を摘発

産経新聞 記事編集

さまざまな個人情報がひもづき、新たな身分証と位置付けられている

マイナンバーカードを偽造していたアパート一室の「工場」が摘発された。

働いていたのは、技能実習生として来日し、脱走した中国籍の男ら。

警視庁の捜査で、この男らは昨年、大阪市で摘発された「工場」と

同じ人物から指示を受けていたとみられることが判明。

警視庁は偽造組織の解明を進めている。

4月24日、千葉県船橋市のアパート。

偽造工場があるとの情報を基に、捜索に向かう捜査員の前に、

部屋からカバンを持った男が出てきた。捜査員が声をかけ、

カバンの中を確認すると、偽造された大量の在留カードが出てきた。 

警視庁は入管難民法違反容疑で住所、職業不詳の中国籍、陸成龍容疑者(41)

を現行犯逮捕。

捜索に入った偽造工場にいた住所不定、無職の中国籍・彭楽楽容疑者(28)を逮捕し、

5月15日にも有印公文書偽造と入管難民法違反容疑で再逮捕している。 

警視庁池袋署によると、工場はワンルームで簡易ベッドがあるだけの構造。

カード偽造に使うパソコンとプリンター、プラスチックカード、ICチップなどを押収した。

捜査関係者は「ICチップの中身は何もない

マイナンバーカードは見た目だけは似せているが、同じようには使えないはず」と話す。 

作成済みの「製品」もあった。中には、同じ人物の顔写真が貼られた30枚以上の

在留カードや、高校の卒業証明書、示談書などもあり、

捜査関係者は「何のために使うのか」と首をかしげる。

池袋署によると、両容疑者はいずれも技能実習生として来日し、実習先から失踪。

彭楽楽は、中国のSNS「微信(ウィーチャット)」の掲示板に掲載された募集を

見て偽造を始め、1日約700元(約1万5千円)の日当を受け取っていた。 

偽造カード1枚の販売価格は1万~2万円程度で、割引セット販売もあった。

1日に製造できるのは30~60枚とみられ、昨年11月ごろ~今年4月下旬までに、

総額で9千万円ほどを売り上げていたとみられるという。 

また、彭楽楽はウィーチャットを通じ、中国にいるとみられる人物から指示を

受けていたことも判明。

警視庁が昨年、大阪市で摘発した同様の偽造工場でも、

逮捕された女が同じ人物から指示を受けていた疑いがある。

船橋工場が稼働し始めたのは、この大阪工場が摘発された後だとみられるという。

部屋の名義人は彭楽楽(28)、陸成龍(41)とは別の人物だといい、

同署で解明を進めている。

(梅沢直史)

ーーー

この記事。。わかりにくい。。本サイトで図があった。。

https://www.sankei.com/article/20240602-UKYCW3J5FBPQFODTTFLUDV24EI/

..

東京新聞との記事とまとめると。。

●警視庁ー2022年から千葉、東京、大阪で中国人グループの

マイナンバーカード「偽造工場」を捜査。

4月24日‥千葉の拠点を家宅捜索。

中国籍の陸成龍(41)を現行犯逮捕。

千葉県船橋市のアパートでマイナンバーカードを偽造。

(記事ではアパートを「工場」「偽造工場」)

・偽造された大量の在留カード所持。

・アパートにいた中国籍・彭楽楽(28)を逮捕。

5月15日彭楽楽を、有印公文書偽造と入管難民法違反容疑で再逮捕

●二人は、技能実習生として来日し、実習先から失踪

千葉県船橋市アパートの借主(名義人)は、2人とは別人。

●2023年11月~2023年4月下旬まで、総額約9千万円の売り上げ

●2023年、大阪市で摘発したアパートのあとに、千葉のアパートを拠点に。

ーー

で。。この捜査関係者。。ダメでしょ。。ー~-

●捜査関係者

「ICチップの中身は何もない。

マイナンバーカードは見た目だけは似せているが、同じようには使えないはず」

同じ人物の顔写真が貼られた在留カード30枚以上、

高校の卒業証明書、示談書などもあり、「何のために使うのか」と首をかしげる。

ーー

ーーー

https://www.tokyo-np.co.jp/article/327235