フタル酸エステル(フタレート)添加剤はプラスチックを加工する際、

固いプラスチックを柔らかくする化学薬品。

環境ホルモンの一種とされ、不妊や早産などを誘発し、子供の成長も阻害するという。

子供用の革バッグからは発がん物質のホルムアルデヒドが検出された。  

ソウル市は先月8日から毎週AliExpress、TEMU、SHEINなど

中国のネット通販サイトで販売されている子供用製品の安全性に対する検査結果を公表。

これまで7回にわたり93製品の検査が行われたが、うち40製品(43%)から

フタル酸エステル、重金属、加湿器殺菌剤成分などの有害物質が検出された。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/d924e47349f3b1246e239c6d10d143dd4bb8df84

中国メディアも驚き「児童用靴の大部分で早熟症・自閉症誘発成分」

中央日報 記事抜粋

中国製の児童用スリッパの大部分から基準を超える有害性分が検出された。

一部製品では、「児童の早熟症、自閉症、未来の不妊を誘発」しかねない

基準値805倍超えの有害成分が出てきた。

香港紙の星島日報は5月31日、中国の澎湃新聞を引用し、このように報道した。 

澎湃新聞は、中国の電子商取引プラットフォーム大手5社で販売数上位を占めた

児童用スリッパ50製品と、オフライン店舗の12種類の製品を購入。

計62種類を調査機関に依頼した結果、このうち85%に相当する53種類で

フタレート系可塑剤成分が基準値を超えた。

価格が安い可塑剤であるフタレートは、早熟症や自閉症などを誘発する恐れがある。

可塑剤は、合成樹脂や合成ゴムなどの固体に添加し、加工性の向上や

柔軟性を高めるために使う物質で、フタレート系可塑剤の含有量は0,1%を超えてはならない

というのが中国の国家標準規定。

しかし、製造業者ではコスト問題と設備交換の困難などを言い訳に、

「有害性分の基準値超え」を知りながら、生産を続けてきたことが明らかになった。

ラベルと合格証を偽造する方法が確認された。

価格競争力を理由に製品使用者の安全から目をそむけたのだ。 

不合格製品の大部分を生産する広東省呉川市のプラスチック靴生産量は

中国全域の3分の1を占めており、年間生産規模は80億元(約1770億円)に達する。

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