https://news.yahoo.co.jp/articles/f203ce3739001db79c929c77b21cc51e600e58dd
【速報】京都・祇園の私道「小袖小路」観光客立ち入り禁止に
3か国語で『罰金1万円』看板の設置 “舞妓パパラッチ”が問題に
読売テレビ
外国人観光客の「オーバーツーリズム」に悩む京都・祇園の私道の一つ「小袖小路」で、
29日、観光客の“通行禁止”を明示し、違反した場合は「罰金1万円」と書かれた
看板の設置工事が行われた。
今後、小袖小路の観光客の通行は禁止となる。
立て看板の設置工事は午前7時半過ぎから開始。看板には
「私道につき観光客、ツアーガイドの写真撮影や進入禁止」
「許可なく進入の場合、罰金1万円」と日本語と英語、中国語で記載される。
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小袖小路は、祇園のメインストリート「花見小路」に面した約100メートルの「私道」で、
八坂女紅場学園が所有し、学園から委託を受けた「祇園南側地区協議会」が管理している。
これまでは地域の“厚意”で通行することができたが、以前から芸舞妓たちを追いかけて
写真を無断で撮影する「舞妓パパラッチ」などが問題となり、
これまでも「撮影禁止」などの看板を立てて、観光客にマナーを守るよう注意を呼びかけてきた。
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さらに、コロナ禍以降、外国人観光客が急増したことで、ツアーガイドの騒音や
住宅などへの無断の立ち入りなどによる近隣住民からの苦情が相次いだため、
協議会は小袖小路への観光客の「通行禁止」に踏み切ったという。
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祇園町南側地区協議会の太田磯一さんは
「路地の中に2軒ほどお茶屋さんがある。ツアーの方がいらっしゃると
舞妓さんを取り囲んだり、動けなくなったりすることが多発していた。
さらに、勝手に住宅の中に入ってこられたりする事例もあったので、
こちらとしては対策を練らないといけなかった」と打ち明けた。
立て看板の設置工事は29日正午すぎに終わり、
小袖小路での観光客の無断での通行は禁止となった。
罰金に法的拘束力はないが、協議会は迷惑行為の抑止力につなげる考え。
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