●2.8キロメートル(時価1400万円相当)を盗まれたものと知りながら、

64万円余りで買い取り。。

●管理者の男性

「ルールを守って買っていると思っていた。何が違反しているのか分からない」

「これまで盗難事件の捜査に協力し、盗品を売ったと捜査員から指摘された

売り主からは再度の買い取りを拒否してきた」 

持ち込まれるものが盗品かどうかは分からない

対策として今年2月から買い取り時に身分証の写しを取るようにして以降は、

多くの売り主が取引せずに帰った。 

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https://news.yahoo.co.jp/articles/480a1911e52be4c91f3666ceb6827db79d4dd1f4

盗品のケーブル買い取り容疑で業者を捜索 金属盗被害全国最多の茨城

朝日新聞

太陽光発電施設から盗まれた銅線ケーブルと知りながら買い取った疑いが強まったとして、

茨城県警は17日、茨城県筑西市にある金属買い取り業者の事業所を

盗品等有償譲り受け容疑で家宅捜索した。

事業所の管理者から任意で事情を聴くなどして実態解明を進める。

県内では太陽光発電施設で金属が盗まれる事件が相次いでいる。

県警が同種の事件で売り先へ強制捜査に入るのは初めてという。  

県警によると、昨年11月に牛久市の太陽光発電施設から銅線ケーブル約2800メートル

時価1400万円相当)を盗んだとして外国籍の男2人を逮捕。

2人の供述などから、盗品の売却先としてこの業者が浮上した。  

この日は午前10時ごろから捜査官ら約20人が捜索に入った。

敷地内に積まれたケーブルや廃材について従業員から説明を受け、

関係書類76点を押収した。  

昨年、県内で発生した金属盗難事件の認知件数は2889件(前年比77%増)で、

4年連続で全国ワースト1位だった。

このうち約6割が太陽光発電施設関連だったという。

(古庄暢、原田悠自)

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https://news.yahoo.co.jp/articles/6b04eb3708dfc87d322f5a4276cc2f951c196386

太陽光発電所から銅線が盗まれるなど金属窃盗が各地で相次ぐなか、

盗まれた銅線ケーブルを買い取った疑いで、警察はきょう5月17日、

茨城県内の金属くず買い取り業者に家宅捜索に入った。 

警察が家宅捜索したのは、茨城県筑西市にある金属くずの買い取り業者。 

警察によると、この業者の管理者は去年11月、銅線ケーブルあわせておよそ

2.8キロメートルを盗まれたものと知りながら、64万円余りで買い取った疑いがもたれている。 

去年11月、牛久市の太陽光発電所から銅線ケーブルが盗まれた事件の捜査の過程で、

今回の業者が盗品の売却先として浮上したという。 

警察はこの業者の管理者が他にも複数の盗品を買い取ったとみて調べている。 

金属窃盗は各地で急増し、茨城県内の被害件数は去年、全国最多。

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県警によると、県内で金属くず商の許可を受けた業者は約2800件あり、

昨年金属盗で摘発された逮捕者のうち8割が茨城県内の業者に売却していたという。

銅線は同県牛久市の太陽光発電施設で盗まれ、窃盗容疑で逮捕された

外国籍の男性2人=いずれも不起訴=のほか、

複数の逮捕者の供述から盗品の売却先として同社(筑西市の金属買い取り業者)が浮上

捜査員は盗品があるかを調べるとともに、県条例に基づいて帳簿の備えや取引時の記載、

売り主の身分確認をしているかについて管理者に確認していた。 

管理者の男性は取材に対し「ルールを守って買っていると思っていた。

何が違反しているのか分からない」と話した。

男性はこれまで盗難事件の捜査に協力し、盗品を売ったと捜査員から指摘された

売り主からは再度の買い取りを拒否してきたという。 

一方で「持ち込まれるものが盗品かどうかは分からない」と話す。

対策として今年2月から買い取り時に身分証の写しを取るようにして以降は、

多くの売り主が取引せずに帰った。 

県警は今後、買い取り業者への強制捜査によって法令違反の発見や取り締まりを進める方針。

捜査関係者は「多角的な捜査で厳正に対処する。

警察庁の指導の下、他県警と情報交換していく」としている。