●卒業証明書などを偽造した場合、
公文書偽造(時効7年)、私文書偽造(時効5年)で起訴されうる。
公文書偽造や私文書偽造はまだ時効ではない。
。。なるほど。。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5021424270840b636b12d722eaac545f15b9f958?page=1
学生が1人しかいなかったからよ…「カイロ大首席卒業」を問い質した私
に41年前の小池百合子が放った一言
プレジデントオンライン 記事抜粋
小池百合子都知事の学歴詐称疑惑が再燃した。
元側近の小島敏郎弁護士が、告発記事を4月10日発売の『文藝春秋』に掲載したからである。
2020年5月下旬に、石井妙子氏が『女帝 小池百合子』(文藝春秋)という本を出版し、
その中で小池氏のカイロ大学卒業という履歴が疑わしいことを明らかにした。
6月に、小池氏から依頼された元ジャーナリストが、卒業を証明する文案を書き、
それとほぼ同じ内容の声明文がエジプト大使館のフェイスブックに掲載され、
それが奏功して、学歴詐称疑惑は雲散霧消した。
そして、7月の都知事選で小池氏は圧勝した。
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今回の騒動を機に、私の蔵書の中から、若い頃に彼女が書いた本を1冊探し出してきた(写真)。
『3日でおぼえるアラビア語』(学生社、1983年5月刊)という本で、
彼女から贈られたものである。41年前の本である。
1983年7月1日の日付で、8(サマーニャ)と3(サラーサ)はアラビア語数字となっている。
その本の裏表紙には、「カイロ大学文学部社会学科を日本人で2人目、
女性としては初めて、しかも首席で卒業。……(中略)……
日本アラブ協会のアラビア語講師、通訳、翻訳等を通して、
日本とアラブの友好に尽力している」という略歴が載っている。
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そもそも、カイロ大学文学部社会学科卒業の第一号の日本人は誰なのか。
カイロ大学には、その男性の氏名、卒業年月日を公表してもらいたい。
まともな大学なら、それができないはずはなかろう。
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この本を目にすれば、小池氏がアラビア語の大家だと信じるのは当然である。
カイロ大学を首席で卒業した以上、エジプト人学生と同じように、
アラビア語を読み、書き、話すことができるはずである。
しかし、複数のアラビア語の専門家が証言しているが、
小池氏のアラビア語会話能力は2歳児程度だという。
また、小池氏が邦訳したアラビア語の本も見たことがない。
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嘘の経歴を著書に平気で書く神経の持ち主でなければ、
権謀術数の渦巻く政界で生き残っていくのは無理かもしれない。
しかし、公職選挙法235条は、身分、職業、経歴などに関して虚偽の事項を公にした
者は「2年以下の禁錮または30万円以上の罰金に処する」と規定している。
学歴詐称は、公選法上の虚偽事項公表罪である。刑が確定すると、当選は無効となる。
時効は3年。
また、卒業証明書などを偽造した場合、公文書偽造(時効7年)、私文書偽造(時効5年)で
起訴されうる。
2020年の都知事選挙のときの公選法違反は時効となっているが、
公文書偽造や私文書偽造はまだ時効ではない。
そこに、小池氏が嘘をつき続けなければならない理由がある。
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小池氏は、エジプトに、学歴詐称のもみ消し工作で協力してもらった「借り」があるため、
たとえば、エジプトからの援助要請を拒否できないであろう。
実際に、カイロ大学の声明文が発表された後、
東京都のエジプト関連予算が9700万円計上されたという。
私が都知事のときには、そのようなことはありえないことであった。
このようなエジプト贔屓(びいき)が国政の場でなされてよいはずはない。
ゆえに、国会議員として国政に参画する資格はない。
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