SNSでは。。かねてから問題視されていた釧路湿原でのメガソーラー。。

●太陽光パネルは「工作物」で、禁じられている「建築物」には該当しない。

こっちの説明のほうがわかりやすい。。

●市街化調整区域として開発が抑制されてきたが、

太陽光発電施設は建築基準法上の「建物」ではないため設置できる。

釧路市には景観条例があるが、ソーラーパネルは高さ8メートルを超えない「工作物

なので、届け出の必要がない。

ですって。。。0-0

ーーーーーーーーーーーー

https://news.yahoo.co.jp/articles/2fff04cc34dad92a04eaa5d65a94cebf98f192d1

太陽光発電、規制反し工事 釧路のキタサンショウウオ生息地 

東京の事業者、罰則なく

北海道新聞

釧路】絶滅危惧種キタサンショウウオなどの希少種が生息する釧路湿原国立公園周辺で、

大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設が相次いでいる問題で、

東京の事業者が、昨年7月に施行した釧路市の建設規制のガイドライン(指針)に違反し、

キタサンショウウオの生息地で太陽光発電所の建設工事を進めていたことが分かった。

指針に罰則などはなく、開発に歯止めがかかっていない

メガソーラーの建設が進んでいるのは、釧路市新野にある約3・8ヘクタールの民有地で、

東京の発電事業者が購入した。1月に着工し、出力は約2800キロワットを見込む。

指針の違反が表面化するのは初めて。  

建設地は、キタサンショウウオが生息する湿地で、

指針が定める太陽光発電所の建設に「適当でないエリア」に該当する。

建築物の建設が原則禁じられている「市街化調整区域」でもあるが、

太陽光パネルは「工作物」で、建築物には該当しない。

ーーーーーーーーーーーーー

https://toyokeizai.net/articles/-/676109?page=2

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

https://news.yahoo.co.jp/articles/774c09079b62f17923b9e220251d607d86472b18

釧路湿原の保全のために土地の取得と自主管理を行うNPO法人

『トラストサルン釧路』の黒澤信道理事長は、メガソーラー業者から狙い撃ち

にされている理由をこう説明する。 

「釧路湿原は日照時間が長く、平らな土地が多いためソーラーパネルを設置しやすいんです。

国立公園と接する市街化調整区域は街にも近く、送電網が整備されているので

とくに狙われています。私たちも構成員となっている『釧路湿原自然再生協議会』

は昨年4月、釧路市長に立地制限などを求める提言書を提出しました。

強制力のある条例を早く作らないと、乱開発は止められないでしょう」 

市では提言書をもとに昨年7月から届出制を導入し、

ソーラーパネルの設置が適当でないエリアの明示や設置者の遵守事項を設けた。

だが半年経った今でも守られず、トラブルが続出。

昨年12月には約330万㎡の広大な土地で設置を進める東京の事業者が、

無断で保安林を掘削して処分を受けた。

さらに、外国人作業員を巡る問題も噴出している。

釧路市で民宿を経営する、加納真由美さんが話す。

「工事のために中国人の作業員がしばらく民宿を借り切っていたのですが、

料金を払わず逃げてしまったんです。なんとか関連会社から取り立てることができましたが、

一時は訴訟も覚悟しました」 

設置事業者はどう考えているのか。

釧路最大の『すずらん釧路町太陽光発電所』を運営する東急不動産の回答だ。 

「希少種の保護のため、行動時期や経路を考慮した工事計画を組みました。

開発影響についても環境省やNPO法人の依頼で生態調査を実施しました」(広報室)

 湿原の自然が一度失われれば、回復には長い時間を要する。

手遅れになる前に、厳格に規制する必要があるだろう。 

『FRIDAY』2024年2月16日号より