う~ん。。なんなんでしょう。。
「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが
1月26日に。。「脚本」の「事の経緯」をブログとXで発信。。
その後。。1月28日に自殺したのに。。
(あぁ。。ウィキを見たら誕生日は1月25日。。なんてこと。。😢)
。。。
2月7日の「小学館、社外法発信の予定なし」で。。漫画家からも猛批判となり。。
2月8日に。。ドラマ化の脚本家と小学館の編集者が同時発表。。
●ドラマ化の脚本家が「知らなかった」
●小学館の現場編集者の第一コミック局編集者一同のコメント
。。
小学館の編集者一同の
「他に原因はなかったか。組織として今回の検証を引き続き行って参ります。」
はいいんだけど。。その後の
「著者である芦原先生のご意向を、ドラマ制作サイドに対し
小学館がきちんと伝えられていたのか。
その件について簡潔にご説明申し上げるならば、
2023年8月31日付の芦原先生のコメントが、
ドラマ放送開始日2023年10月22日よりも2か月近く前に書かれ、
そしてドラマ放送開始前に7巻が発売されているという時系列からも、
ドラマ制作にあたってくださっていたスタッフの皆様にはご意向が伝わっていた
状況は事実かと思います。 」
「弊社からドラマ制作サイドに意向をお伝えし、原作者である先生に
ご納得いただけるまで脚本を修正していただき、
ご意向が反映された内容で放送されたものがドラマ版『セクシー田中さん』です。」
ってのは。。どうなん??
芦原さんは
「ドラマ化の当初から、書き換えをしなければならない状況」
で疲弊していたはずでは。。?
参考:
https://news.yahoo.co.jp/articles/30bf5d831b7b6ba73de2e3d0a9c8475049b33310
で。。
当事者である日テレと小学館は。。?
「事の全貌を知ってる」はずの「日テレのプロデューサー」が。。
雲隠れなのが一番いやだわ。。
。。
ーーーーーーーーー
https://news.yahoo.co.jp/articles/211242c246f4222ba4b00af86e01ea4793962698
「初めて聞くことばかり」「言葉を失う」セクシー田中さんの脚本家がコメント
作者と日テレ側とのトラブルは初耳と主張
FNN 記事抜粋
2023年12月までに放送された日本テレビ系のドラマ、「セクシー田中さん」
の原作者で漫画家・芦原妃名子さんが急死したことをについて
脚本家、相沢友子氏が8日、自身のインスタグラムにコメントを発表した。
コメントの全文は以下の通り
このたびは芦原妃名子先生の訃報を聞き、大きな衝撃を受け、未だ深い悲しみに暮れています。
心よりお悔やみ申し上げます。 芦原先生がブログに書かれていた経緯は、
私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。
いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、
動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。
そして今もなお混乱の中にいます。 SNSで発信してしまったことについては、
もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています。
もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。
あまりにも悲しいです。
事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけですが、
今後このようなことが繰り返されないよう、切に願います。
今回もこの場への投稿となることを、どうかご容赦ください。
お悔やみの言葉が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。
芦原妃名子先生のご冥福をお祈りいたします。
2024年2月8日 相沢友子
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https://news.yahoo.co.jp/articles/75d70859e4ef1dff8c76a96a52ab36e8a7e99b29
小学館、芦原妃名子さん死去で読者・作家・関係者へコメント
現場編集者が声明「私たちは対策を考え続けます」
小学館は8日、公式サイトを更新し、漫画『セクシー田中さん』の
作者・芦原妃名子さんが亡くなったことを受け、
現場編集者の第一コミック局編集者一同のコメントを出した。
『セクシー田中さん』は昨年、日本テレビでドラマ化されており、
ドラマ終盤の脚本を芦原さん自身が執筆した。
これに対する反響などを受け、1月26日、芦原さんは自身のXに
「今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った」
経緯を長文で投稿。
文章は小学館と事実確認したとするもので、自身の原作への思いとともに、
ドラマ制作前に「必ず漫画に忠実に」などの条件を確認するも、
「当初の条件は守られず」と説明。
ラストには「最後となりましたが、素敵なドラマ作品にして頂いた、
素晴らしいキャストの皆さんや、ドラマの制作スタッフの皆様と、
『セクシー田中さん』の漫画とドラマを愛してくださった読者と
視聴者の皆様に深く感謝いたします」と結んでいた。
・
28日には同投稿を削除し、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と記した。
同内容を掲載していたブログにもアクセスできなくなった。29日に死去が報じられた。
・
以下、公式サイト全文。
芦原妃名子先生の訃報に接し、私たち第一コミック局編集者一同は、
深い悲しみと共に、強い悔恨の中にいます。本メッセージは、
我々現場の編集者が書いているものです。
芦原先生は、皆様が作品を読んでご想像されるとおり、とても誠実で優しい方でした。
そして、常にフェアな方でもありました。
私たちが語るまでもないことですが、「著作権」と呼ばれる権利には、
「著作財産権」と「著作者人格権」というものがあります。
「著作財産権」が利益を守る権利に対し、
「著作者人格権」というのは著者の心を守るための権利です。
著者の許可なく改変が行われないよう作品を守るための「同一性保持権」をはじめ、
「名誉声望保持権」「氏名表示権」「公表権」「出版権廃絶請求権」
「修正増減請求権」があります。これらの全ては契約を結ぶまでもなく、
著者の皆様全員が持っている大切な権利、これが「著作者人格権」です。
・
今回、その当然守られてしかるべき原作者の権利を主張された芦原先生が
非業の死を遂げられました。
ドラマの放送前に発売されました『セクシー田中さん』第7巻冒頭には、
2023年8月31日付で先生のメッセージが掲載されています。
「原作の完結前に映像化されることに対してどのように向き合ったのか」
について、こう言及されています。
〈まだまだ連載半ばの作品なので、賛否両論あると思いますが
キャラやあらすじ等、原作から大きく逸れたと私が感じた箇所はしっかり修正させて頂いている〉
〈物語終盤の原作にはまだないオリジナルの展開や、
そこに向かう為の必要なアレンジについては、
あらすじからセリフに至るまで全て私が書かせて頂いてます。恐らく8話以降に収録されるはず。〉
・
原作者として、ごく当然かつ真っ当なことを綴られる中で、
先生は〈恐らくめちゃくちゃうざかったと思います…。〉とも書いていらっしゃいました。
著者の意向が尊重されることは当たり前のことであり、
断じて我が儘や鬱陶しい行為などではありません。
・
守られるべき権利を守りたいと声を上げることに、勇気が必要な状況であってはならない。
私たち編集者がついていながら、このようなことを感じさせたことが悔やまれてなりません。
二度と原作者がこのような思いをしないためにも、
「著作者人格権」という著者が持つ絶対的な権利について周知徹底し、
著者の意向は必ず尊重され、意見を言うことは当然のことであるという認識を
拡げることこそが、再発防止において核となる部分だと考えています。
・
勿論、これだけが原因だと事態を単純化させる気もありません。
他に原因はなかったか。私たちにもっと出来たことはなかったか。
個人に責任を負わせるのではなく、組織として今回の検証を引き続き行って参ります。
そして今後の映像化において、原作者をお守りすることを第一として、
ドラマ制作サイドと編集部の交渉の形を具体的に是正できる部分はないか、
よりよい形を提案していきます。
・
また、著者である芦原先生のご意向を、ドラマ制作サイドに対し
小学館がきちんと伝えられていたのかという疑念が一部上がっておりますことも
承知しております。
その件について簡潔にご説明申し上げるならば、
先の2023年8月31日付の芦原先生のコメントが、
ドラマ放送開始日2023年10月22日よりも2か月近く前に書かれ、
そしてドラマ放送開始前に7巻が発売されているという時系列からも、
ドラマ制作にあたってくださっていたスタッフの皆様にはご意向が伝わっていた
状況は事実かと思います。
参考:
・
そして勿論、先生のご意向をドラマ制作サイドに伝え、
交渉の場に立っていたのは、弊社の担当編集者とメディア担当者です。
弊社からドラマ制作サイドに意向をお伝えし、原作者である先生に
ご納得いただけるまで脚本を修正していただき、
ご意向が反映された内容で放送されたものがドラマ版『セクシー田中さん』です。
そこには、ドラマのために先生が描き下ろしてくださった言葉が確かに存在しています。
ドラマを面白いと思って観て下さった視聴者や読者の皆様には、
ぜひ安心してドラマ版『セクシー田中さん』も愛し続けていただきたいです。
・
最後に。いつも『プチコミック』ならびに小学館の漫画誌やwebで
ご愛読いただいている皆様、そして執筆くださっている先生方。
私たちが声を挙げるのが遅かったため、多くのご心配をおかけし申し訳ありませんでした。
プチコミック編集部が芦原妃名子先生に寄り添い、共にあったと信じてくださったこと、
感謝に堪えません。
その優しさに甘えず、これまで以上に漫画家の皆様に安心して作品を作っていただくため、
私たちは対策を考え続けます。
本メッセージを書くにあたり、「これは誰かを傷つける結果にならないか」
「今の私たちの立場で発信してはいけない言葉なのではないか」
「私たちの気持ち表明にならぬよう」「感情的にならぬよう」「冷静な文章を……」
と皆で熟慮を重ねて参りました。
それでもどうしてもどうしても、私たちにも寂しいと言わせてください。
寂しいです、先生。
小学館 第一コミック局 編集者一同