スポーツ報知にしては珍しい記事。。と思ったら記者コラムの発言記事。。

とりま。。

「マツコさんは、何かを諦めている気がして」って。。

あのちゃん。。すごいね。。

マツコさんは。。今の日本のテレビ業界に辟易していると思う。。

そもそも。。

視聴率なんか気にしなくていいはずの公共放送が

若者のテレビ離れを危惧して「若者を取り込もうとして無理に若作り」

してるようで。。(なぜかは。。皆さんご存じのはず。。)

視聴率やスポンサーを気にする民放も。。ソレに追随。。

で。。

放送法を管轄する総務省にメスを入れようと

すがさんは頑張ったんだけど。。メディアに潰された。。

(スマホ関連・コロナ対応などの功績は。。潰された後に報道された。。)

メディアへの予算を決める財務省の力もあったのかと推測。。

で。。

官僚主導の政治を官邸主導に変えた安倍さんは。。暗殺されました。。

(その後。。

多様性が昔からあった日本なのに。。

どこからかの圧力と。。ナニカによって。。共同便所とか。。イミフ。。)

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https://news.yahoo.co.jp/articles/909097f1c78cada4632a4e34d146a39046833e94

ズシンと響いたマツコ・デラックスの苦言

「面倒くさがっているだけ」に応えられるテレビマンはいるのか?

スポーツ報知  (記者コラム・中村 健吾) 記事抜粋

 

 テレビ界のモンスターが口にした苦言に現在、

第一線にいるテレビマンたちは何を、どう思ったのだろう―。

そんなことを考えさせられた2年ぶり復活の人気番組での一幕だった。  

タレントのマツコ・デラックス(51)が11日放送のフジテレビ系

「アウト×デラックス2024 鳥肌が辰!? 最強アウト集結SP」に出演。

安定した視聴率をキープしていたものの2022年3月に終了した

同番組2年ぶりの復活特番で様々な本音をぶちまけた。  

唐突にも思えた2年前の同番組の終了理由について、

「地味にカネが本当になくなったんだと思う」と、いきなりつぶやいたマツコ。  

マツコファンを公言しているゲストのタレント・あのちゃん

マツコさんは死に向かって歩いている気がして。何かを諦めている気がして

と指摘すると

「それは本当にその通り。私はいつ死んでもいいと思って生きている」と即答し

「もう、生きることに飽きました」

「あのちゃん、いつ死んでもいいと思って生きている人間にしか

出せないものはあると思うよ。それはどっちでも好きな方を選べばいいのよ」

「私もあのちゃんと一緒でいつ干されてもいいと思ってやってるからさ。

なんの未練もないから。テレビなんかに」と潔く言い切った後が“本番”だった。  

ゲストの作家・阿川佐和子さん(70)が長年、携わってきたテレビ界の現状

について「若者を取り込もうとして無理に若作りしようしている」と厳しく指摘すると、

本当にそうなんです。インスタグラマーとかを出せばいいとか思ってるのよね」

「インスタグラマーが結局出てきて、すごい気を使っている姿を見て、

若者はもっと見なくなる」

「あと、(局への)クレームに気を使ってるわけじゃなくて、

面倒くさがっているだけだと思う

「クレーム一つ一つにちゃんと話をして、こちらの主張をちゃんとして

『皆さんのお話も分かるけど、私たちはこういう風にテレビを作りたい。

そこは迷惑をかけるかも知れないけど』っていうのを一個一個、

面倒くさがってやらずに『ああ、来た。はい、はい、ちょっと、あしらっとけ』

を繰り返した結果が今、何もできなくなっている状況だと思う」と分析。  

「ああ、この人は本当に真剣にテレビの『今』を憂えている」―。  

熱く語るマツコの姿を見て、私は心底、そう思った。  

マツコがいかに「テレビの番組作り」に真剣に取り組んでいるか

そんな一幕に直接、触れることができたのが、今から6年前の

テレビ東京・天王洲スタジオでの収録現場だった。  

18年5月、マツコが同局の特別番組5つに立て続けに出演する

「無理矢理、マツコ。テレ東に無理矢理やらされちゃったのよ~」

プロジェクトを進めていたテレ東。

私はその第1弾となるクイズ形式の番組「マツコがマネーをあげたいクイズ」

の収録に潜入取材していた。  

当時も月曜の「月曜から夜ふかし」から土曜の「マツコ会議」(昨年9月で終了)

まで民放キー局の番組プラスTOKYO MX「5時に夢中!」の計8番組に

レギュラー出演と、見ない曜日がない“日替わりマツコ”状態だった超売れっ子は、

テレ東の同番組出演で民放キー局を完全制覇したのだった。  

その日、収録された「マツコがマネーをあげたいクイズ」の

進行役は入社3年目の若手、当時24歳の原田修佑アナウンサーだった。

失礼な言い方かも知れないが、マツコと絡むには、あまりに経験不足。

そのツッコミに何度も口ごもってしまうところが初々しかった反面、

時折、返答に困って素の表情に戻ってしまうなど、

私から見ても「まだまだだな~」という感じの若手アナだった。  

しかし、マツコは凄かった。セットに登場し、小柄で童顔の原田アナと対面したとたん、

「アナウンサーっぽくないって(スタッフと)話してたのよ。助手っぽいって」

と、その特徴を的確につかんだコメント。

「おまえ、遠慮しなくていいからな。誰もおまえのこと知らないんだから」とアドバイス。  

長時間に渡った収録中も原田アナに「もっと我を出せ! 我を見せてくれ」

「ヘタクソー~! おまえ、アナウンサー向いてない」と絶叫。

でも、その言葉の裏に同アナの美点を引き出し、成長させようという愛情が見て取れた。  

収録の最後には、あれだけオドオドしていた同アナが逆に空気を読まない進行

で笑いを撮る場面も―。マツコの“教育効果”は確実に実を結んでいた。  

会見後のフォトセッションでもマツコは原田アナを指さして

「こいつも撮ってやってよ。頑張ったんだから」と、カメラマンたちにアピール。

同アナをプッシュした末、午後9時半過ぎ、一見の記者の私に

「お疲れ様~。本当にありがとうね~」と声をかけながら、

さらに別の局のもう一つの番組への収録に向かった。  

そんな常に真剣そのもので番組制作に取り組んでいたマツコを目の当たりにしてから、

6年が経った。  

「5時に夢中!」に異形のコメンテーターとして初登場して以来、

一気にテレビ界の寵児(ちょうじ)となり、19年以上突っ走り続けてきた

マツコは今だって、週5本のレギュラーを持つ“日替わりマツコ状態”の多忙ぶりだ。  

昨年からたびたび番組で体の不調を訴える場面が増えてきたように、

疲れが蓄積しているのは確かだろう。

私は、あのちゃんとのやり取りでの「もう、生きることに飽きました」

という言葉にマツコの“勤続疲労”が如実に現れていると感じ取った。  

思ったことがもう一つ。

そんな疲労困憊のテレビ界のモンスターが放った

「面倒くさがっているだけだと思う」という苦言をテレビマンたちは、

どう受け止めたのだろう―。 

 旧ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏による性加害問題、

「テレビの王様」松本人志(60)の性加害疑惑報道による芸能活動休止―。

テレビ番組制作の現場を次々と大き過ぎる試練が襲っている今だからこそ、

私はそれが知りたい。

なぜなら、マツコはそれだけ命がけでテレビ界の今を憂慮しているのだから。

・・ 

◆マツコ・デラックスの現在のレギュラー番組と出演開始年  

▽日本テレビ  「月曜から夜ふかし」(月曜・午後10時、2012年~)

 ▽テレビ朝日  「マツコ&有吉 かりそめ天国」(金曜・午後8時、2017年~)  

▽TBS  「マツコの知らない世界」(火曜・午後8時57分、2011年~)  

「週刊さんまとマツコ」(日曜・午後1時半、2021年~)  

▽TOKYO MX  「5時に夢中!」(月~金曜・午後5時、2005年~)

※月曜コメンテーター

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