会社でも経理担当による私的流用。。
今回は弁護士による私的流用。。「誰もチェックしない状態」。。
日弁連。。。
●全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の弁護団長・内川寛弁護士(62)
・2016年から弁護団の銀行口座から約9000万円を
事務所経費や住宅ローン、熊本地震(16年)で被害を受けた自宅の復旧費
に私的に流用。。。
●訴訟の和解金を管理する銀行口座は弁護団長の内川氏名義。
●2011年の弁護団結成以来、一度も会計報告や監査を
誰もチェックしない状態だった。
●1月11日付で熊本県弁護士会は懲戒の手続きと調査を開始。
⇒内川氏は同日に、一方的に退会届を提出。
⇒日弁連の弁護士登録取り消し手続きが完了すれば、
退会の効力が生じるため、懲戒手続きは終了する見通し。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/add20eb94a077259d8409c7215241b6483743ab8
・記事抜粋
全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の弁護団長・内川寛弁護士(62)が
弁護団の銀行口座から複数回にわたり出金し、約9000万円を私的に流用したと認めた。
熊本県弁護士会によると、口座は弁護団の活動費や報酬などを管理。
2023年3月に九州弁護団から熊本弁護団に「(活動費などの)送金額が少ない」
との指摘があり発覚。
・
熊本弁護団の調査に内川氏は、16年ごろから着服を始め、
事務所経費や住宅ローン、熊本地震(16年)で被害を受けた自宅の復旧費
などに充てたと説明。
「申し訳ないことをした」と謝罪したという。
内川氏は23年11月に弁護団長を解任。原告への和解金の支払いには影響していない。
ホームページによると、内川氏は薬害エイズ熊本訴訟で事務局長、
ノーモア・ミナマタ訴訟では弁護団副団長を担当。
04~05年に県弁護士会副会長も務めた。
県弁護士会は、今月11日付で懲戒処分に向けた調査に入ったが、
内川氏は同日に一方的に退会届を提出。
今後、日本弁護士連合会の弁護士登録取り消し手続きが完了すれば、
退会の効力が生じるため、懲戒手続きは終了する見通し。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/b5e74342c6f884acc8dcf354990be2ba30f16e3a
使途不明金1.4億円、一度も会計報告なし…
B型肝炎訴訟熊本弁護団「誰もチェックしない状態」
読売新聞
全国B型肝炎訴訟熊本弁護団の口座で、約1億4150万円の使途不明金が
明らかとなった12日、熊本県弁護士会の発表に合わせ、
約9000万円の私的流用を認めた内川寛弁護士(62)が代表を務めた
弁護団が記者会見した。
2011年の弁護団結成以来、一度も会計報告や監査がなかったと明かし
「誰もチェックしない状態だったことが主たる原因」と説明した。
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訴訟の和解金を管理する銀行口座は内川氏名義だった。
同じ事務所の別の弁護士が会計担当者だったが、実質的に内川氏が管理していたという。
・
使途不明金のうち、約1億3310万円が弁護団の活動などに充てる費用だった。
弁護士報酬も含まれており、22年6月を最後に支払いが滞っていたという。
23年11月に辞任した内川氏の後任となった村山雅則弁護士は記者会見で
「代表が私利私欲で、私的流用していたことがとても残念だ」と語った。
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熊本県弁護士会では22年、平田秀規弁護士(除名)が成年後見人などとして
管理する口座から約2億4000万円を不正流用し、業務上横領罪で起訴されている。
県弁護士会の渡辺裕介会長は「信頼回復に努めていた中で本当に遺憾だ」と語った。
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肝炎訴訟弁護団への依頼者の問い合わせは相談電話(096・312・0030、平日のみ)、
内川氏への他の依頼者は弁護士会臨時相談窓口(096・312・3451、15~26日の平日のみ)。