https://news.yahoo.co.jp/articles/0c57726e032dccb57839e1decf8be8b56357cc93

北海道の鈴木知事、環境省にヒグマ対策支援を要望

産経新聞

北海道の鈴木直道知事は27日、道内各地でヒグマの出没事案が相次いでいる

ことを受け、環境省にヒグマ対策支援を要望したことを明らかにした。

人的被害を防ぐための生息数の抑制や、ヒグマを捕獲したハンターに対する報酬

など新たな支援制度の創設を求めている。

鈴木知事は「状況が変化していることを踏まえ、地域として声を上げた。

今後は東北地方の知事とも調整して国に要請をしたい」としている。 

北海道では昭和41年から「春グマ駆除制度」に基づいて個体数を調整していたが、

絶滅の恐れがあったため平成2年に廃止した。

北海道が調査したヒグマ個体数は推定で5200頭だが、

令和2年度は1万1700頭と30年間で2倍以上

人里周辺への出没が頻発していることを受けて今年春からは「春期管理捕獲」

を始めているが、捕獲頭数は20頭にとどまっているのが現状だ。 

道はこうした課題を踏まえ、地域でヒグマ捕獲に従事するハンターなどに対し、

猟銃の弾薬や車両移動時の燃料費、捕獲した個体の処分費用など

出動経費に対する支援を環境省に要望。

さらに

▽春期管理捕獲の確立・拡大に向けたヒグマ捕獲従事者の育成・確保

▽捕獲強化に資するモデル事業の実施―なども要望項目に盛り込んだ。

 道の担当者は「管理捕獲を進めるためには生息頭数を把握する必要がある

そのための調査・研究などを念頭にした新たな支援制度を創設するよう要望している」

と話す。 

鈴木知事は個体数そのものが増えていることを指摘した上で

人の生活圏内にクマが入ってきて人身事故も起きている。

状況が変わってきており、今までと違った形で取り組まないといけない

などとし、積極的な頭数管理を進める考えを示した。

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鈴木道知事が27日。。クマ対策を環境省に要請。。

あれ。。?後だし??

環境省は24日。。

「北海道と東北北部の4道県を中心にクマの活動範囲や

冬眠場所の特定などの調査や捕獲にかかる費用支援を表明」

で。。

ハンターに対する報酬も必要だけど。。ハンターの育成もやってほしい。。

北海道では。。クマの他に鹿による被害もすごいのよねぇ。。

車と衝突。。農作物を食べる。。市街地に出没。。

たしか。。天敵の狼が激減したためだとか。。

こっちもどうにかしてほしい。。

あと。。知ってほしいのが。。

北海道のヒグマと本州のツキノワグマの大きさの違い。。

ヒグマの大きさを知りたければ。。登別のクマ牧場かな。。

https://toyokeizai.net/articles/-/475725

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https://toyokeizai.net/articles/-/706802

ヒグマが急増した背景として指摘されるのが春グマ駆除の廃止だ。

北海道では1962年の十勝岳噴火による降灰の影響などで、

ヒグマによる人や家畜、農作物に対する被害が激増。

1966年から個体数を抑えるために、冬眠があけたクマを狙う「春グマ駆除」を開始.

が、個体数が激減して絶滅寸前にまでいった地域が出てきたことに加え、

世界的な自然保護意識の高まりもあり、当時の横路孝弘知事が保護政策に乗り出し、

1990年3月に「春グマ駆除」は廃止となった。

それ以降、個体数が増加し、都市部や周辺では住宅開発が進み、

ヒグマの生息域のすぐ近くに住宅街が形成される。

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