SNSでは。。

兵士を殺して。。車(戦車?)から地面に引きずりおろして。。さらに。。

なんてむごい映像がある。。。

で。。

なぜ今なのか」ーについて

祝日を狙った奇襲攻撃。

アラブ諸国がパレスチナの後ろ盾になってイスラエルに対峙してきたが、

サウジアラビアがイスラエルに接近し、国交を回復するというのは

パレスチナ側にとって非常に不利な動きに加え、

ハマスに対する市民の不満の声を打開したい狙いもあって今回の攻撃に。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/45aa697d35cb1ecc129e29c55b1e047c49ef3e63

「ハマス」がイスラエルを大規模攻撃 なぜ今? 

テレビ朝日元カイロ支局長が解説

テレビ朝日 記事抜粋

パレスチナのガザ地区を実行支配するイスラム組織「ハマス」はなぜ今、

イスラエルへの大規模攻撃を実行したのか。

最新情報と合わせて、テレビ朝日の大平一郎元カイロ支局長の解説。

現地からの最新情報によると、陸上の部隊だけでなく、パラグライダーを使った部隊、

海からの地中海を通ってボートを使った攻撃もあったという。

戦闘員は数十人に上るというふうに言われている。  

特に被害が大きかったのはガザ地区に近いスデロトという町で、路上を戦闘員が歩く様子や、

SNSの映像にはかなり衝撃的な映像が投稿されている。

住宅にハマスの戦闘員が入り込んで立てこもっていたり、

兵士を拉致してガザ地区に連れて行ったという情報も出ている。

今後のイスラエルの対応については、ネタニヤフ首相が

「我々は戦争状態にある。そして敵は代償を支払うことになるだろう」と言っている。

実際にイスラエル軍がガザ地区への空爆をすでに始めている。

これまでのイスラエル軍の行動原理を考えると、ハマスによる被害の数倍どころではなく、

数十倍の被害も辞さないのではないか。

そこまでしないとイスラエルの国論・世論は納得しないというような状況に

なるのではないかと思われる。

そして、なぜこのタイミングだったのかについては、考えられることは一つある。

ユダヤ教の祝日のシーズン、最終日の土曜日だったということ。

完全に世の中は祝日モード、休日だったわけで、不意打ちをくらったという形になる。

実は50年前の第4次中東戦争で、エジプト軍がイスラエルに宗教的な祝日の日を

狙って奇襲攻撃をかけ、エジプト軍が大勝利を収めた出来事があった。

今回のハマスもここをついてきた可能性は十分にあり得る。  

もう一つはパレスチナを巡る国際的な状況の変化。

これまでは各アラブ諸国がパレスチナの後ろ盾になってきた事実がある。

そしてイスラエルに対峙(たいじ)してきたが、昨今では、

サウジアラビアはイスラエルに接近して、自国の利益のために国交を回復しよう

というような動きすらある。

こういった動きはパレスチナ側にとって非常に不利な動き。  

そしてハマスは長らく続く経済封鎖の影響で、ガザ地区は特に経済的な不況にあえいでおり、

ハマスに対する不満の声も市民から聞こえるようになってきている。

いわば内憂外患の状況がさらに深刻になっている。

ハマスとしてはここで大きな動きに出て、事態を打開したいとアピールする、

そういった狙いも今回の攻撃にはあると考えられる。