離党届を出した徳永久志衆院議員。。
小沢一郎らによる「野党候補一本化を求める”有志の会”」の呼びかけ人。。
泉代表降ろしか。。。
●国民民主党との選挙協力を進めていきたい泉代表
vs
●共産党との協力重視の小沢一郎
●「有志の会=一本化の会」の設立にあたって、
共産との選挙協力を推進している都連の手塚仁雄幹事長が呼びかけ人集めに奔走し、
会見では小沢氏の隣に座っている。
。。
まるで。。自民党と公明党みたい。。
公明党と離れて候補擁立したい派(泉代表)vs公明党に頼りたい派(壊し屋小沢)
。。自民党の場合。。結果。。公明党に頼ってしまったおバカ。。
・東京では、これまで共産に配慮して候補者を擁立していなかった立民
・「他の選挙区を5、6個共産に譲っても良いのではないか」
・・・・・・
小沢一郎氏や小川淳也前政調会長ら立憲民主党の衆院議員が次期衆院選での
野党候補一本化を求める有志の会を設立した。
日本維新の会や共産党との選挙協力を「やらない」と発言した立憲の泉健太代表に軌道
・・・・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/fecd0f72a87759d58b61a5a59f988fd70fa92cd6
立民・徳永久志衆院議員が離党届を提出
産経
立憲民主党の徳永久志衆院議員=比例近畿=が27日、都内で岡田克也幹事長と面会し、
離党届を提出した。岡田氏は受理せず、預かりとした。
徳永氏が記者団の取材に明らかにした。
28日に地元で記者会見し、理由などを説明するという。
徳永氏は令和3年衆院選で旧滋賀4区から立民公認で出馬し、
落選したが比例代表で復活当選した。
ーーーーーー
徳永氏は参院議員を経て、2021年の衆院選滋賀4区から立候補。敗れたが比例で復活当選。
次期衆院選は衆院小選挙区定数「10増10減」に伴う定数1減を受け、
滋賀2区の公認予定者に決まっていた。
徳永氏は次期衆院選に関し、
泉健太代表に野党候補の一本化を求める「有志の会」の呼びかけ人に名を連ねていた。
ーーーーーーーーーーーーーー
小沢氏と言えば、1993年に自民党を離党し、新生党を結党するなかで
非自民・非共産の細川護熙政権を誕生させ、55年体制を終わらせたほか、
2012年には自らのグループに所属する議員を率いて民主党を離党し、
民主党政権の崩壊を加速させたことから、「壊し屋」という異名がつけられている。
・
16日に開かれた「一本化の会」の設立記者会見では、党内の衆院議員の
半数を超える53人が会に賛同していると発表されたが、
賛同者の中からも小沢氏の動きを警戒する声が聞かれた。
ある立憲中堅議員は「次期衆院選に向けて、野党の候補者の一本化を進めていく会
を設立するという趣旨だけをメンバーから聞かされて賛同したが、
蓋を開けてみたら小沢氏が中心にいて政局の動きが強いと感じられた。
それで、『私の名前は表に出さないで欲しい』とお願いし、呼びかけ人から削ってもらった」
と語った。
・
中道路線を目指し、連合を介した国民民主党との選挙協力を進めていきたい泉代表は、
共産との候補者調整には否定的で、これまでもテレビ番組で
共産との選挙協力は「やらない」などと明言。
東京では、これまで共産に配慮して候補者を擁立していなかった選挙区においても
「なるべく候補者を立てるように」と都連幹部に発破をかけている。
・
一方で都連は、東京には共産票が一定数あり、選挙協力は有益であるとして、
共産との候補者調整を進めていく方向で選挙の準備を進めていた。
しかし、共産は泉代表の方針に反発するような形で菅直人衆院議員のお膝元
である東京18区に候補者を擁立すると発表。
この地域では、これまで市民連合を介した共産との共闘を全面的に進める
ことによって勝利を収めていただけに、都連内では動揺が走った。
・
都連幹部からは「候補者を降ろしてもらうために、次期衆院選に向けて、
他の選挙区を5、6個共産に譲っても良いのではないか」という声が出ており、
泉代表との路線対立はますます深くなっている。
実際、会の設立にあたっては、共産との選挙協力を推進している都連の手塚仁雄幹事長
が呼びかけ人集めに奔走し、会見では小沢氏の隣に座っている。
・
立憲関係者は「泉代表は次期衆院選について『150議席が必達目標、達成できなければ辞任する』
と背水の陣を敷き、そのために全国で候補者を200人以上擁立すると明言しており、
共産との調整は考えずにとにかく積極的に擁立しようとしている。
しかし、小沢氏と都連の動きはそれにブレーキをかけるものになるだろう」と解説する。
・
永田町内からは「小沢氏の動きは泉氏を牽制するだけで終わるだろうか」
といぶかしむ声も上がっている。
そもそも小沢氏は、2021年に行われた立憲の代表選では泉氏を応援していたが、
その際に約束していた人事上の処遇を反故にされたことから反泉路線となり、
長く対立関係が続いている。
立憲関係者は「立憲の支持率が伸び悩むなか、場合によっては、
また仲間を引き連れて離党する可能性もあるのではないか」と声を潜める。
・
また、小沢氏が活動を活発化させる一方、重鎮の選挙アドバイザーや、
自身に近い大物記者と会い、情報交換を積極的にしているという情報もあり、
すでに政局に向けて準備を進めているのではないかと言われている。
ただ、年内の解散・総選挙が有力視されている状況で、
むやみに政局を起こしてしまっては、党を壊すだけでなく、
反動で自身も壊れてしまうかもしれない。
はたして小沢氏が「壊し屋」として再び勝負に出るのか。
永田町全体が固唾を呑んで見守っている。
(ジャーナリスト・宮原健太)
・・