鈴木さんが拘束されたのは「中国への出張から日本に帰る直前の空港」
今回。。中国に拘束されたアステラス製薬の幹部も、帰国直前
「中国外務省関係者と世間話の延長として朝鮮問題を聞いた」だけで
「スパイ行為の1つだ」として拘束されて。。6年もムショの中に。。
。。。。。
https://news.yahoo.co.jp/articles/67609305f1b9ce9072eeb102e56386bfee6d79d0
『世間話の延長で朝鮮問題を聞いたら…』
中国でスパイ容疑かけられ拘束の日本人語る
MBS 記事抜粋
中国当局に拘束されるとどうなるのか。過去に中国でスパイ行為をしたとして拘束され、
懲役6年の実刑判決を受けた日本人男性がその実態について語った。
鈴木英司さんは、中国で突如“スパイ容疑”で拘束され、6年にわたり収監。
鈴木さんが拘束されたのは、日中交流団体の幹部をしていた2016年。
中国への出張から日本に帰る直前の空港。
(鈴木英司さん)
「私はいわゆる拘束をされました。『鈴木をスパイ罪の疑いで拘束していい』
という許可証を見せられまして、これはもうだめだと思ってね…」
「私のタクシーが空港に着きましたら、白っぽいワゴン車が止まっておりましてね。
その車の脇にガラの悪いといいますか、体格のいい人たちが5~6人いたんですね。
『鈴木か?』というんですね。
『そうだ』と中国語で言うと、言うか言わないかのうちに私を囲みまして、
車の中に押し込めたんですよ」
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その場で「北京市安全局」と名乗る5人の男から携帯電話とベルトを取り上げられ、
アイマスクをされてどこかもわからない部屋に連行された。
(鈴木英司さん)
「部屋の4面角にカメラが付いていまして、常に私はベッドに座っているわけですね。
向こうはいつも24時間見ているわけです。
これは4交代で2人ずつ変わるんですけど常にいるわけです。
居住監視なんて知りませんでしたから、具体的なものについては。
だからすぐに帰れるものだと思っていたんですね」
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拘束された理由がわからないまま、厳しい監視は7か月も続いた。
その間、太陽を見たのは一度だけだったという。
(鈴木英司さん)
「私はもっと近づきたかったですね。窓とイスの間が1mぐらいあいていて。
それでもうれしかったですけどね、太陽にあたれて。それも結局1回だけだったですね」
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鈴木さんによると、スパイ容疑がかけられたのは過去の中国外務省関係者との会食
での何気ない会話だった。
(鈴木英司さん)
「中国外務省関係者の彼とは長い付き合いですから、一緒に酒を飲んだんですね。
私はあくまでも世間話の延長として朝鮮問題を聞いたわけです。
決してスパイをしようとかそういう話ではない。
けれども、そのことを話したこと自体がスパイ行為の1つだと」
・
非公開の裁判で懲役6年の実刑判決を受けた鈴木さんは、去年、刑期を終えて帰国。
今回の日本人男性の拘束についてどう受け止めているのか。
(鈴木英司さん)
「私と同じような人をつくってもらいたくない。
あわせて、私のようなことにならないように
国はそれなりの体制をつくるべきだというのが私の1つの主張」