https://news.yahoo.co.jp/articles/7d02915b6cb2cd2e6633769b9abfef05f4f41413

韓日「MSG特許訴訟」終結…「CJ、味の素に40億円の和解金」

中央日報

味の素がグルタミン酸ナトリウム(MSG)の製造法に関する特許に関連し

韓国のCJ第一製糖(シージェイチェイルジェダン)と関係会社(以下、CJ)を

相手取って提起した訴訟が、和解金を受け取ることで終結したと26日、

日本経済新聞が報じた。 

メディアによると、味の素は2016年CJが調味料に使われるMSG製造方法

関する特許を侵害したとし、日米独の裁判所に4件の訴訟を提起した。 

このうち3件の訴訟で昨年3月、5月、11月にそれぞれ和解が成立し、

最後にドイツ裁判所に提起した訴訟でも、最近、

味の素がCJから和解金を受け取ることで合意し、4件の訴訟が全て終結した。 

日本経済新聞は「和解金の総額は非公表だが、4件で総額40億円程度とみられる」と伝えた。 

ドイツ裁判では、味の素のMSG微生物製造技術を「CJが無断で使用し特許を侵害したか」

が争点だった。 

当時CJは、MSG精製後の培地を肥料用として販売し、

遺伝子配列を調べたところ、味の素が製造時に使う微生物のDNAと同じものが検出された。 

これを受け、ドイツ裁判所は2020年1月CJが特許を侵害したと判決した。 

味の素は調味料の原料となるMSGを開発した会社だ。