https://news.yahoo.co.jp/articles/228829cc443080e3c9707898491175ad435f28b9
高市経済安保相、入閣に不満「辛い気持ちで一杯」とツイート
毎日新聞
高市早苗経済安全保障担当相は14日夜、自身のツイッターに
「組閣前夜に岸田（文雄）総理から入閣要請のお電話を頂いた時には、
優秀な小林鷹之大臣の留任をお願いするとともに、21年前の掲載誌についても
報告を致しました。翌日は入閣の変更が無かったことに戸惑い、
今も辛（つら）い気持ちで一杯です」と投稿し、自身の入閣に不満を漏らした。
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高市氏は10日の内閣改造・党役員人事で自民党政調会長を辞し、経済安保担当相に就任。
10日の記者会見で世界平和統一家庭連合（旧統一教会）関連の「世界日報」が発行する
月刊誌に対談が掲載されていたことを認めた。さらに12日、同日午後に予定していた
小林前担当相らからの引き継ぎ式を中止し、内閣府職員へのあいさつ式を欠席した。
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コメント
●前大臣の小林氏は、二階派ではあるが昨年の総裁選では、高市氏を推薦。
また、経済安保担当大臣としても高い能力を発揮していた。
●政調会長から内閣府特命大臣へのスライドにより「閣内の一致」を優先するため、
岸田氏は政策的に異なる自由な発言を封じられる。
●経済安保担当は担当省庁もないし、人事権もない大臣なのでやれることも限定的。
●安部氏存命であれば、防衛相か外相になるところだろう。
それが外相（媚中）、財務相（緊縮財政）留任、防衛相は無難な浜田氏、
政調会長の高市氏を名前は経済安保担当とはいえ、事実上飼い殺しのような
特命担当大臣ポジションに追いやった。
そこを逆手にとって自分有利に持っていくだけの手腕が高市氏にあるかどうか。
●次の総裁選出馬を視野に入れた時、無役となり政権と距離を置くというのはセオリー。
閣僚として総裁選に出馬すれば閣内不一致ととられかねない。
それをわかって入閣させたのは「総裁選出馬阻止の任命」と見える。
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