●報告書などによると、救急隊員らが急行した際、

・安倍氏は道路のアスファルト上にあおむけの状態

頸部(首元)に銃創が確認された。

●隊員らは銃創を普段から目にすることはない。

●衝撃的な事件で隊員らもショック

●奈良市は、救急隊員6人の所属や当時の担当は明らかにしていない

。。

銃撃当時の写真を確認すると。。やはり頚部から出血。。

で。。心臓側の白シャツも赤く染まっていた。

写真では。。出血はそれほど多くない感じだった。写真では。。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/b44dbe5bc6f4bd7fdaa9f5f090bf3b813e4c52b8

救急隊員ら6人がPTSD疑い 安倍氏銃撃時の救命記録を公開

毎日新聞

安倍晋三元首相(67)が街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、

奈良市消防局は28日、現場に出動した救急隊員らの救命活動記録を公開した。

救急車は119番から10分後に到着し、CPA(心肺停止)状態だった安倍氏にあらゆる

応急処置が講じられた緊迫の様子が記載されていた。

一方、現場で活動した計24人のうち6人が事件後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)が

疑われる症状を訴えていることも市への取材で判明した。

 事件は7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅北口で発生。

無職の山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が安倍氏を背後から手製銃で

撃ったとされる。

毎日新聞は市消防局に当時の活動内容について情報公開請求し、

現場での救命活動や安倍氏の容体がまとめられた救急出場報告書などを入手した。  

午前11時31分・・最初の119番

⇒11時32分9秒・・市消防局「加害事故 出動せよ」と救急指令。

(安倍氏が銃撃されて心肺停止状態になっているとの情報も寄せられる)

⇒11時37分・・・・現場支援の消防隊員が先着。

⇒11時41分・・・・救急車が到着。  

「群衆多数で、現場騒然としており衆人環視下であるため収容を優先」

⇒11時43分・・・・救急車内に収容。

⇒11時45分・・・・救急車、ドクターヘリとの合流地点に向けて出発

報告書などによると、救急隊員らが急行した際、

安倍氏は道路のアスファルト上にあおむけの状態(背臥位<はいがい>)になり、

警備関係者らに付き添われていた。頸部(首元)には銃創が確認された。

心肺蘇生や気管挿管、酸素吸入、心電図の確認などの応急処置が繰り返されたが、

「初期波形は心静止」とされ、容体が全く改善しない状況が書かれていた。  

事件は大勢の聴衆が見守る中で発生し、現場は大混乱していた。

報告書には「群衆多数で、現場騒然としており衆人環視下であるため収容を優先」との記述も。

最悪の事態が想定される中、市消防局はプライバシー保護の観点から、

安倍氏を人目に触れない場所へ速やかに移動させることが必要と判断。

安倍氏は救急車が到着した2分後の午前11時43分には車内に収容され、

救急車は45分にドクターヘリとの合流地点に向けて出発していた。  

一方、奈良市は、現場に駆け付けた24人のうち6人が不眠などPTSDとみられる症状を訴え、

産業医の診察を受けたことを公表した。PTSDは生死に関わる体験をすると、

不安や動悸(どうき)のほか、自らの意思と関係なく記憶がよみがえる症状が出ることもある。  

現場での作業は現場指揮や支援、群衆を整理する危険排除なども含まれるが、

市は個人情報を理由に6人の所属や当時の担当は明らかにしていない。  

市消防局総務課は「隊員らは事故や火災の現場に出動する中で心の鍛錬も重ねているが、

銃撃事件は特殊で銃創を普段から目にすることはない。

衝撃的な事件で隊員らもショックを受けており、心のケアに努めていきたい」としている。

【林みづき、村瀬達男】

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