https://news.yahoo.co.jp/articles/afde168b9ad8ea3fbd1cc3829998c82705ffd837
「KAZU 1」網走港に到着…何が分かる? “エンジン停止”の理由…
今後の捜査や、沈没前に通報があったという「エンジンが使えなくなった」
理由などについて、元海上自衛官で東京海洋大学非常勤講師の安倍淳さん
・エンジンが先に止まったのか、水が入ってエンジンが止まったのか、
事故に至る経緯が今後の捜査で調べるだろう。
・ソーダ室の舵輪(車のハンドル部分)の角度、
スロットルが前進・後進・ニュートラルなのか
●前進・・港に戻るとき波の来るほうに船首を向けて、波を避けようとしたのか
●船首に水が入っていると言っていたので、リバース(後進・バック)にして
水を抜こうとした行動に出たのか、
ニュートラルにして乗客を避難させようとしたのか。
これがわかれば、船が沈む前、どういう状況だったのかがわかる。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/6daa5069e4ca50081281ca22be1f927e533d7b4e
正面の3つの窓で割れているのは、中央の部分だけです。一体なぜなのか
日本水難救済会常務理事 遠山純司さん
「急激に沈んだ場合、水圧で中央以外のガラスも割れるはず,
(中央だけなら)ゆるやかに沈んだのでは」
窓ガラスの破片・・外からの波で割れたら、破片は船内。
今回それ(破片)が船内にないという事なので、
沈没の原因になるような大きな波を、上方から受けたのではないと推察。
車のようにカーナビがないので、捜査が難しいだろう。
今後の状況確認でのポイント
▼船体の状態・・船底の傷や穴、3つの穴は「いつ生じたのか」
▼エンジンの故障の有無
▼操作レバー・
・前に進む向きにレバーが入っているのか、
何かにぶつかって、後ろに戻ろうとしている後進方向にレバーがあるのか。
操作レバーの向きで、当時の船の置かれた状況がわかる
▼遺留物
時計があれば、沈没した時刻がわかる。
携帯電話があれば、写真や動画から当時の状況、位置情報から航行ルート。