★今後のえい航方法

25日・・水深182Mにある「KAZUI」に無人潜水機で

前回より強度の高いベルトを装着。  25日はつり上げはしない予定。

26日

①海面近くまで「KAZUI」をつり上げ、

作業船に横付けし、海面に露出させた状態で固定

(前回は、海中で何十キロもえい航。。結果、落下。。)

②作業船に固定したまま、1キロ沖合の水深が浅い海域に移動

③浅い海域で、作業船「海進」の上にKAZUIを引き揚げる。

④KAZUIの水抜き

早ければ27日‥「KAZUI」を乗せた作業船が網走港に陸揚げ。 

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https://news.yahoo.co.jp/articles/5e28790f6c2880a6e503535155917b7af77db487

https://news.yahoo.co.jp/articles/6ca0f63be8938ba5210078650778b44a1985213a

https://news.yahoo.co.jp/articles/7a08eb111553c90ffc03cfba790befda8a4499a7

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b0c82f6e0facffb6db5b7fd6878deb4da939582

●これまでの水中カメラや潜水士による調査で、

左側の船底に3か所の穴が開いている事が判明。

24日‥「KAZU I」えい航中、船体をつり上げていた5本うち

後ろ側のスリング2本が切れ、水深およそ182メートルまで落下。

この落下で、船の前方についている手すりがはずれてしまったことが

無人潜水機の調査で判明。

海上保安庁によると、今回「KAZUI」がえい航中に落下したことで

船に新たな傷ができたとしても、その前に水中カメラで船の周囲を調査し撮影をしていた

ので、「傷の見分けは可能である」という。

 斎藤 会長:「何かによって切られたような雰囲気。

ベルトは引っ張られてちぎれる場合と何かに切られる2つがある。

今回はのこぎりによって切られたような切り口に見える。

船底に注目したい。尖っているキールという部分でベルトがV字型になり破断した可能性

がかなり高いと思う。海中では浮力が出るので船が浮いたり沈んだりする。

そうするとベルトも前後に動いたりする。

尖っている部分がのこぎりやナイフみたいな役割をしてベルトが切れてしまった可能性。」

水難学会・斎藤秀俊会長

「(KAZU Iの事故が)万が一、座礁したとすると、最初に底(スクリュー部分)が

やられる可能性が高い。そういった証拠が(2回目の沈没で)さらに傷が増えているとか、

もし影響を与えているとすると、ちょっと厄介なことになる。

引き揚げてみないとわからないことがいっぱいある」

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https://news.yahoo.co.jp/articles/d262c1788d11a8378de60c3aed8e52fbc92cbf5b

STV 記事抜粋

 船体の引き揚げに詳しい潜水士の男性は、今回の作業のやり方に違和感があったという。 

(潜水士)

多少の移動だったら問題はないと思うんですけど海中で何キロも何十キロもえい航していく

っていうのはあんまり聞いたことないですね。 つり上げ作業でのワイヤー破断とか、

吊り下げのワイヤーが切れちゃったとか、そういうので落下したことは何回もありますね。

ただ、そうならないように気を付けて作業をしているので、今回正直えい航していくと聞いて、

曳航していくときに落下するだろと思ってたんですよ。 

落下したらどうするんだろうねってみんなで話してたんですよね、同業者の中では

 難航する、引き揚げ作業。 

船体は明日26日、ウトロ漁港から1キロの水深の浅い海域にえい航されたあと、

明日のうちに作業船の上に引き揚げられる見通し。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/ace420e255b4bdb4116428b460f34f7715f8cdcc

知床沖観光船事故 

沈没した「KAZU Ⅰ」の船底に3か所の穴 これまでの潜水調査などで判明

HBC

 北海道・知床半島沖で沈没した観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」の引き揚げ作業が進む中、

これまでの水中カメラや潜水士による調査で、左側の船底に3か所の穴が開いている

ことが関係者への取材で新たにわかった。  

海上保安庁などは今後、沈没との関連を調べる方針。  

「KAZU Ⅰ」は、最初に沈没した場所からつり上げられ、作業船がえい航していたが、

24日午前、深さ182メートルの海底に落下した。  

25日は午前8時半すぎから、無人潜水機が、丈夫なベルトをかけ直す作業をしている。  

26日は、「KAZU Ⅰ」海面近くまでつり上げた後、水深の浅い海域に移動し、

作業船の上に引き揚げて、27日に網走港に入る予定。

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