今回の事故の本質は、海保の救助の遅れや不備の前に、

観光事業者のずさんな安全対策と、国交省側の甘い監査。

(それに。。高波と強風で、

ヘリも巡視船もすぐに動けば2次災害を起こしていたレベル。。)

とはいえ、海保の実情や問題点が明るみになるのは良い。。

で。。

機体を増やせばパイロットも整備士も必要

●人材育成や設備投資にお金も日数もかかる。

●そもそも、海保の人手不足や予算不足は今に始まった話ではない

海上保安官へのなり手が増えないことには始まらない

安全保障や治安に対する国民の意識が変わらなければだめ

で。。

前にも書いたけど。。海自との協力が必要なのでは?

国交省は嫌がるかもしんないけど。。。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/ae37aa95058beedc150f05cbf2f4adc2e56c247b

海保ヘリ、10基地で不十分 

即時出動困難の可能性 観光船事故受け配備増強へ

時事通信

観光船「KAZU I(カズワン)」の沈没事故での救助要請から

海上保安庁のヘリコプターの現場到着まで時間がかかった問題で、

現在のヘリコプター配備数では迅速な出動が難しい基地が全国に10カ所(13か所中

あることが16日、海保関係者への取材で分かった。  

・  

事故では、通報を受けて一番早く北海道・知床半島沖の現場海域に到着したのは

釧路航空基地(釧路市)に配備されたヘリ「しまふくろう2号」。

ただ、パトロール中だったため基地に戻り燃料補給し、潜水士を乗せて現場に向かった。

到着したのは通報から約3時間後だった。  

釧路基地には同機を含むヘリ2機が配備され、1機は整備中だった。

海保関係者によると、他の基地でも2機しか配備されていないケースでは、

1機は任務中、1機は整備中のことが多く、今回のような緊急事態に迅速に対応できない

可能性が高い。  

ヘリが配備された海保の基地は全国に13カ所あるが、釧路を含む10カ所

(釧路、函館、羽田、中部空港、関西空港、美保、北九州、鹿児島、那覇、石垣)

は2機のみ。

追加配備が決まっているのは2航空基地にとどまるという。  

海保関係者は

「1機は整備、1機はパトロール、1機が緊急時用という3機態勢が理想的だが、

予算的には限界がある」と明かす。  

事故を受け、斉藤鉄夫国土交通相は、ヘリ配備を増強する方針を表明

ただ、関係者によると、具体的にどの基地から増強するかなどは決まっていない。

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