立憲民主党の元国会議員が詐欺で捕まり騒ぎになっている中。。
今度は本多さん。。(現在、妻の西村が党幹部)
「14歳と性交」発言で「立憲民主党に(裏)切られた(ハメられた?)」らしい。。
で。。寺田学座長との会話が流出と。。
立憲民主党の体質(自由な議論を認めない、仲間を守らない)が
やっとわかったらしい。。
事のあらましを箇条書きにすると↓のようになる。
・・・・
●5月10日‥立憲民主党の「性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム」
(寺田学座長。以下、WT)
・WTで島岡教授「年齢差の大きな恋愛は絶対に存在し得ない」との趣旨の発言
・本多『絶対』という表現はどうなのか。
例えば、50代の私が『14歳との恋愛が存在している』と言っても、
存在し得ないと言えるのか」
・島岡教授「あり得ません。先進国なら捕まります」
●6月3日WTの中間報告案
「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。
それはおかしい」と本多氏が発言したことに.
⇒本多
「こうした発言をした記憶はない」「音声データを確認させてほしい」
「もしもこうした発言をしていたならば、誤解を招く表現なので撤回する。
中間報告案から削除してほしい」と訴える。
●6月4日、WTに提出された中間報告書案では、棒線で「見え消し」にされ削除。
が、前日に一斉メールされていた文章がそのまま外部に漏洩し、ネットニュースに
⇒発言をした覚えのない本多氏は「音声データを確認させてほしい」と強く党に要求
⇒立憲民主党の福山哲郎幹事長が本多氏に提案「発言をそのまま認めて謝罪すること」
⇒本多、「発言」を認め、謝罪
⇒立憲民主党の枝野幸男代表(当時)‥本件を党の「ハラスメント防止対策委員会」に付託。
本来は党内でのパワハラやセクハラを扱う機関が、本多氏の調査を。
オンラインで行われた聴き取り調査の結果を見て、本多氏は愕然。
〈自分へのハラスメント。〉
〈本多の「発言」について、変遷。
「50代の私と14歳の子とが恋愛したうえでの同意があった場合に罰せられるのはおかしい」
(「性交」の文言が消え、「恋愛」に。)
⇒本多、枝野代表に呼びだされ、離党勧告。
⇒本多氏、党に決定的な不信感。
・寺田座長との個人的な会話が盗聴され、ネットに流出。
・立憲民主党の体質を痛感
「自由な議論を認めない、仲間を守らない、一部の世論に迎合する」
ーーーーー
https://news.yahoo.co.jp/articles/29396a27f5a82517b91b35fcf4b73adb44d93eab?page=1
「14歳と性交」発言は捏造だった!
大バッシングから1年…辞職した立憲民主党元議員が“覚悟の告発
文春
昨年6月、「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても
捕まることになる。それはおかしい」と主張したとして、立憲民主党所属の衆議院議員(当時)
本多平直氏(57)が猛烈なバッシングを受け、離党と議員辞職に追い込まれた。
だが、騒動から約1年経つのを機に、本多氏は手記を「文藝春秋」に寄稿。
問題の「『14歳と性交』発言」が党内で捏造され、外部に流出したことなどを明らかにした。
参院選を前に、立憲民主党の対応が問われる事態となりそうだ。
・
では実際の「発言」はどんな内容で、どういう状況で出たものだったのか?
「発言」があったとされるのは、立憲民主党の
「性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム」(寺田学座長。以下、WT)
の5月10日の会議である。
昨年4月以降、WTでは性交同意年齢の引き上げについて議論を続けていた。
現在の刑法では「13歳未満」との性交は、同意や恋愛の有無などにかかわらず、
5年以上の懲役が科される犯罪となる。
この性交同意年齢を「16歳未満」に引き上げることがテーマだった。
その時の模様を、本多氏はリアルに明かす。
〈5月10日のWTでは、大阪大学法学研究科・島岡まな教授に、オンラインでお話を伺った。
会議室にいたのはWT座長の寺田学衆院議員、WT事務局長の女性衆院議員、私の議員3名。
そして党政調職員、秘書、衆院職員数名である。
オンライン参加は、議員1名と秘書等数名だった。
WTで島岡教授は、「年齢差の大きな恋愛は絶対に存在し得ない」との趣旨の発言をされた。
私は、フランスのマクロン大統領が15歳の時に25歳年上の現在の夫人と出会った
例にとどまらず、年齢差の大きな恋愛の例を具体的に聞き及んでいたこともあり、
当事者の心の問題である恋愛について「絶対に存在し得ない」と断言されたことに
違和感を持った。
目の前に実在する人間が恋愛の存在を主張しても否定するのだろうか。
そこで島岡教授に質問した。
「『絶対』という表現はどうなのか。
例えば、50代の私が『14歳との恋愛が存在している』と言っても、存在し得ないと言えるのか」
これに対して島岡教授は、一刀両断に答えた。「あり得ません。先進国なら捕まります」
これが「発言」の元となったやりとりである。〉
・
本多氏がこう質問したのには、理由があった。
〈たとえば性交同意年齢を16歳未満に引き上げた場合、この4月から18歳成人であるから、
18歳と15歳による恋愛に伴う性交でも、18歳が例外なく犯罪者となってしまう。
私はここには「例外規定」が必要だと考えていたのだ。
ただ低年齢の場合、恋愛だと思いこまされているだけで、あとで被害に気付くことも
多い実態がある。「恋愛」を犯罪の言い訳にさせてはいけないとの指摘もあった。
私はそうした意見も理解した上で、なんとか例外を検討できないのかと
考えていたに過ぎない。〉
・
ところが、WTから24日後の6月3日、本多氏はWTの中間報告案を読んで驚愕する。
「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。
それはおかしい」と本多氏が発言したことになっていたからである。
〈私は驚き、「こうした発言をした記憶はない」「音声データを確認させてほしい」
「もしもこうした発言をしていたならば、誤解を招く表現なので撤回する。
中間報告案から削除してほしい」と訴えた。
・
しかし寺田座長は、「発言は事実なのでそのまま記載したい」と主張した。
一方で他の議員からも「誤解を招く表現なので削除すべきだ」との声があがった。
結局、この発言は翌6月4日のWTに提出された中間報告書案では、
棒線で「見え消し」にされ削除された。
だが、前日に一斉メールされていた文章がそのまま外部に漏洩し、
ネットニュースとなったのだ。〉
・
バッシングが続く中、発言をした覚えのない本多氏は「音声データを確認させてほしい」
と強く党に要求した。しかし……。
〈音声データについては顧問弁護士が党職員に聴取したが「(音声データの)有無が不明」
「存在しない」「存在するが聞かないほうがいい」などと回答が二転三転していたという。〉
・
そんな中、立憲民主党の福山哲郎幹事長が本多氏に提案したのは、
「発言」をそのまま認めて謝罪する、というものだった。
〈私は動揺した。発言した覚えもなく、音声データの有無さえ不明のまま、
「発言」を認めることなどできないと思った。しかし福山幹事長はこう言った。
「言った、言わない、の議論になれば、あなたが不利だよ」〉
心理的に動揺した本多氏は、した覚えのない「発言」を認め、謝罪することになる。
このときの心境を、本多氏はこう振り返る。
〈冤罪事件で、やってもいない犯罪、まして殺人などを自白してしまう状況が
リアルには理解できていなかったが、まさに自分がそうした状況に陥っていたのだ。
今思えば穏便にことを収めようと事実でない「発言」を認め、
さらに政治家として説明責任を果たす機会や義務を放棄したことは、
私の過ちであり反省している。〉
・
ところが、事件はこれで終わりではなかった。
立憲民主党の枝野幸男代表(当時)は本件を党の「ハラスメント防止対策委員会」
に付託。本来は党内でのパワハラやセクハラを扱う機関が、
なぜか本多氏の調査を行うことになったのだ。
オンラインで行われた聴き取り調査の結果を見て、本多氏はさらに愕然とする。
〈私について「認知の歪み」だの「『小児性愛者的』な性的な視線のありよう」などと、
人間の本質にかかわる事実無根の決めつけを行ったことだ。(中略)
この報告書こそ、私へのハラスメントそのものだ。〉
・
それに加えて、肝心の「発言」の有無についても、あやふやなところが出てきた。
〈しかも報告書では私の「発言」について、音声データが存在しないことを認めた上で、
次のように変遷していた。
「50代の私と14歳の子とが恋愛したうえでの同意があった場合に罰せられるのはおかしい」
よく読んで頂きたい。「性交」の文言が消え、「恋愛」が加わっている。
念のため申し上げるが、このおかしな日本語も私の発言ではない。〉
・
その後、本多氏は、枝野代表に呼びだされ、離党を勧告される。
さらに本多氏が党に決定的な不信感を抱いたのは、
本多氏が寺田座長と個人的に話をした会話が隠し録りされ、ネットに流出したことだった。
その詳しいいきさつを読むと、立憲民主党を蝕んでいた
「自由な議論を認めない、仲間を守らない、一部の世論に迎合するといった、
今回の件で残念ながら私が痛感することになった党の体質」
(本多氏)と病理が浮き彫りになってくる。
はたして立憲民主党は本多氏の告発にどう答えるのか?――