https://news.yahoo.co.jp/articles/6efbef9f00ac40a1a4ff9cc08b9d10a3d2d22995

2019年4月のY中学校入学当初から始まった先輩A子らによるイジメは陰湿かつ悪質なもので、

爽彩さんは彼女らの前で自慰行為を強要されたり、撮影を強要された自身のわいせつ画像を

彼女たちによって地元中学生らの参加するLINEグループに拡散されたりしていた。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/be25bd14e7042167a722ce6d9a11cdf51afb719a

 

記事抜粋

―4月に当時の萩生田光一文科大臣は

「事案が進まなければ、私を含めた政務三役が直接現場に入る。時間がかかり過ぎ」

と述べていました。その言葉についてはどうですか。 

今津 11月17日に末松信介文科大臣を訪問させていただき、これから行う旭川の

イジメ対策の考えをお伝えし、国からの支援をいただけるようにお願いしてきたところです。

大臣からは、「国としてもしっかり注視していきたい。まずは地元の教育委員会を中心に

解決してほしい。ご遺族に寄り添って進めてください」との言葉をいただきました。 

―視察された大津では、2011年に起きたイジメ事件の際、当時の大津市長が

リーダーシップを取って解明へ導きました。警察が市教委、学校に対して強制捜査を行い、

不開示だったアンケートも第三者委員会が確認することができました。

調査が進まなければ、警察と連携して動いていく意向はありますか。 

今津 今のところまだありません。まず第三者委員会の報告を待って判断していきたいと思っています。

―イジメ問題に取り組む自治体に足を運んで、旭川に不足していたものは何だったと考えますか。 

今津 旭川には市独自のイジメ対策の条例がなく、市長部局の組織がないことです。

独自の条例があるからこそ、行政として寝屋川のように学校や加害生徒に勧告ができたり、

調査ができる。旭川も他の地域のイジメに対する条例を学び、対策を学び、

早急に旭川としても条例を作っていかなければならないと思っています。

―遺族は3度にわたって2019年当時のイジメに関する調査資料の開示を強く求めていますが、

市教委は応じていません。再度、情報の開示があれば応じますか。 

今津 それは市教委、第三者委員会の判断になりますが、

ご遺族の要望に最大限応えてあげるべきではないでしょうか。 

第三者委員会の調査の遅れによって、様々な憶測が広がり、遺族や弁護団、

無関係の人への誹謗中傷へと繋がる悪循環に陥っています。 

今津 遅いからこそ、新たな中傷だったりいろいろな被害が出ているので、

やはり早く解決するということは何より大事だと思います。

ただ、第三者委員会の報告には、いつまでに報告をしなければならないという

期限が法律的に定められたものがないので、国に対して制度設計を訴えていきたいです。