https://news.yahoo.co.jp/articles/1e2cf579201e5022279c1d6bcca120675d3f2611
弁護士・菊地幸夫氏 紀州のドン・ファン遺言“違和感”指摘「『個人』って書きます?」
スポニチ
弁護士の菊地幸夫氏(64)が7日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に生出演。
「紀州のドン・ファン」と呼ばれ、18年に急性覚醒剤中毒で死亡した和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さん
(当時77)の遺言書についてコメントした。
野崎さんは約13億円とされる遺産を田辺市に全額寄付するという内容の遺言書を残していたが、
野崎さんの兄らは「遺言書は無効」として提訴。
遺言書の筆跡が別人のものとする筆跡鑑定書を和歌山地裁に提出した。
野崎さんの死をめぐっては、元妻の須藤早貴被告(25)が殺人などの罪で起訴されている。
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一部週刊誌に掲載された実際の遺言書とみられる書類に「いごん」と書かれていることに注目した菊地氏。
「僕ら法律家は『いごん』って言うんです。だから、ひとつの推測ですけど、
法律の専門家ではない野崎さんがお書きになったとすると『遺言』って書くんじゃないかな。
それが『いごん』って書いてあるのは、法律家の意見を聞いた人が書いたとか」と推測した。
「いごん」のあとには「個人の全財産を…」と続いているが
「(書き出しは)『私』で始まりますよね。『個人』って書きます?自分で書くんだったら『私の遺産は』とかですよね」
と違和感を指摘。
MCの石井亮次アナウンサー(44)は「たしかに本人が書いたのかどうなのかっていう違和感はある」と話した。
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画像参考
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bece284d67616f9c93470b08918e44077ae2240
「紀州のドン・ファン」と呼ばれた、和歌山・田辺市の野崎幸助さん(当時77)は、
3年前、急性覚醒剤中毒で死亡し、元妻の須藤早貴被告(25)が、殺人などの罪で起訴されている。
田辺市によると、野崎さんは、13億円とされる遺産をすべて田辺市に寄付するという遺言書を残していたが、
野崎さんの兄たちは、遺言書が無効だとして、裁判を起こしている。
弁護士によると、兄たちは、「遺言書の筆跡は別人のものだ」とする鑑定書を和歌山地裁に提出していたが、
11月に新たに2通の鑑定書を提出したという。
田辺市は、「裁判中のため、コメントを差し控える」と話している。