●体調が良くない患者が出て保健所に搬送を通知しても搬送には2~3日かかる。

自宅療養者の同居人は最小10日間、外出不可

●同居人がワクチン未接種者ならば感染者の隔離解除後も追加で10日隔離

●隔離期間中の同居人の出勤や登校は禁止

●自宅療養で、団地・マンション内感染の不安。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/51643c5ea610cd908b50e0ab2cbe5e34a4444e36

自宅療養家族の出勤・登校禁止…看病負担に2次感染の懸念まで=韓国

中央日報

韓国政府が新型コロナウイルス感染者の基本治療方針を「自宅療養」に転換したことに対して懸念の声が出ている。

韓国政府によると、特別な入院要因があったり住居環境が感染に脆弱な場合、小児・障害者・70歳以上など

ヘルパーが必要な場合を除いたすべての新型コロナ感染者が自宅療養対象になった。 

感染者治療の不健全化への懸念が出ている。

自宅療養者に異常が感知されれば専従病院に搬送するというのが政府の計画だが、

突然自宅療養者が急増し、機関では手が回らないのが実情だ。

ソウル・九老区の専従病院ウリアイドゥル病院のチョン・ソングァン理事長は

「体調が良くないと訴える患者がいて保健所に搬送を通知したが実際の搬送には2~3日かかる。

その間に事故が起きればどうするのか不安な状況だ」と話した。 

自宅療養者の家族ら同居人が最小10日間外出できなくなることに対しても不満が大きい。

隔離期間中の同居人の出勤や登校は禁止され、病院診療や薬の受け取り、ごみ出しなどの場合だけ外出できる

同居人がワクチン未接種者ならば感染者の隔離解除後も追加で10日隔離される。

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マンションなど共同住宅生活が一般化した韓国の特性上、感染管理が難しいという懸念も提起される。 

梨大木洞病院呼吸器内科の教授は

「一部のマンションは共助システムが共同で動く構造で団地内感染懸念が大きい。

50歳以下無症状患者や1~2人世帯だけ自宅療養をするのが正しいだろう」と話した。

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翰林大学医学部社会医学教室の教授は

自宅療養を拡大するにはモニタリングが円滑でなければならず、

安定した医療陣と搬送システムが確保されなければならない。

管理効率性の側面から、生活治療センターのほうが自宅療養よりもましだ」と話した。

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