https://news.yahoo.co.jp/articles/59037853f29094566ba24c9f0ed5cd44e5dd4794

飲酒運転の処罰を強化した韓国で、飲酒運転事故が再び増加

ワウコリア 記事抜粋

韓国では2019年に飲酒運転事故で死傷者を出した運転者を加重処罰する、

いわゆる「ユン・チャンホ法」(特定犯罪加重処罰等に関する法律改正)を施行したにも関わらず、

昨年は飲酒運転による交通事故が増加したことが確認された。

警察庁から提出を受けた国政監査資料によると、昨年の飲酒運転による交通事故発生件数が1万7247件だった。  

これはユン・チャンホ法を施行した2019年(1万5708件)より約10%(1539件)増えた数値だ。

社会的には飲酒運転に対する処罰が厳しくなっているにも関わらず、有名人などによる飲酒運転が相次いでいる。

飲酒運転に対する意識の甘さが指摘され、徹底した教育が必要だとの意見も出ている。  

8日、通信社の連合ニュースによると

コメディアンのソル・ミョングンさん(35)が、白昼に泥酔状態で車を運転して交通事故を起こし、警察に摘発された」

と報道した。  

ソウル江東警察署は、ソルさんを飲酒運転の容疑で立件し、取り調べている。

ソルさんは、前日昼12時39分頃、カンドン(江東)区江東駅近くの道路で自分の車を運転し、

道路中央分離帯の工事現場の鉄筋に衝突したという。

飲酒測定の結果、血中アルコール濃度は免許取り消し水準(0.1%以上)だったことが分かった。

 7日、京郷新聞によると、飲酒測定を拒否して警察官に暴行を加えたラッパーのNO:EL(ノエル、本名:チャン・ヨンジュン)

に対し、事前拘束令状を請求した。

チャン容疑者は先月18日夜10時半ごろ、ソウルの瑞草区盤浦洞の聖母病院の交差点で、

ベンツを運転中に事故を起こし、そこに出動した警察官の飲酒測定要求に応じず、

警察官の頭を突き飛ばした疑いなどが持たれている。