数日前のWBSで放送してた。。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/07279cb962f47f7539c70ba9fff30001c75d2e57

苦境の韓国LCCが生き残り策 日本上空で無着陸観光!?

ワクチンの接種率が7%あまりと、日本と同様に接種が遅れている韓国。

空の玄関口、仁川国際空港は渡航制限の影響を受けて閑散としています。

ところが、その一角に続々と利用客が集まっている場所があります。

コロナ禍でも人気の国外無着陸飛行ツアーです。

出国手続きを経て、乗客が向かっていったのは韓国のLCC「エアソウル」

の機体。

離陸して1時間ほどすると

「当機はただいま鳥取上空に入りました。鳥取県には松葉ガニや

鳥取和牛などおいしい食べ物がたくさんあります」

と機長が鳥取県の紹介を始めました。

続いて

香川県の高松上空に入りました。高松は『電信柱よりうどんの店が多い』

と言われるほど、うどんが有名です」とアナウンス。

実は仁川空港を出発して日本上空を遊覧し、

そのまま仁川空港に帰ってくるツアー

チケット代は1人約1万円で、2時間半ほどの飛行を楽しめます。

苦境に陥る韓国の航空業界が、海外旅行気分を味わってもらおうと

始めた取り組みで、徐々に人気が高まっているのです。

エアソウルの担当者は

「ほぼ全ての便が95%以上の搭乗率。高松と米子はエアソウルだけが

就航していたので、上空を飛ぶことで地域の宣伝にもなります」

と話します。

機内ではクイズやゲームが行われ、景品としてコロナ収束後に使

える航空券と米子、高松の無料宿泊券をプレゼントしています。

この無着陸飛行ツアーは、コロナ前には週6本の直行便があった

鳥取県などがエアソウルと手を組んで実現した取り組みです。

鳥取県の担当者は

「エアソウルは米子と韓国を繋ぐ大切なパイプ。

韓国の利用者もまた日本に降りられるようになったら、

米子に降りるんだと思ってもらえるようにお願いをした

と狙いについて話します。

ツアーは一度韓国から出国するため国外旅行の扱いとなり、

利用客は免税店での買い物が可能になることも人気を後押ししています。

利用客のひとりは

「免税店での買い物が一番の目的。20万円くらい使いました」

と話していました。

昨年発表されたある調査結果では、韓国人がコロナ収束後に

観光旅行したい国・地域の1位は日本でした。

無着陸飛行ツアーは人気を呼び、航空各社が相次いで参入しています。