●ラインは中国の関連会社の技術者4人が
サーバーにアクセスした回数を「少なくとも32回」と説明。
が、実際は132回。。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/bad0473f15c6ddc287a52d2bca98e8d995fe330a
LINE、中国からのアクセスは計132回 総務省が行政指導
毎日新聞
無料通信アプリ「LINE(ライン)」の利用者の個人情報を中国の関連会社
から閲覧できた問題で、総務省は26日、ライン社を電気通信事業法に
基づき行政指導した。
通信内容を扱う社内システムへのアクセスに関する管理が不十分だ
と判断し、改善策を5月31日までに報告するよう求めた。
個人情報の漏えいなどは確認されなかったとして、より重い業務改善命令
は見送った。
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ラインは委託先である中国の関連会社の技術者4人が
2018年8月~21年2月、日本のサーバーにアクセスしてアプリの利用者名やメールアドレスを閲覧できる状態にあったと3月に発表。
情報の流出などは確認されていないとしていた。
その際、ラインは4人がサーバーにアクセスした回数を
「少なくとも32回」と説明していたが、総務省が検証を進めた結果、
計132回だったことが判明した。
ライン社内のシステムへのログイン認証についても、
本人確認に不十分な点があるとして改善を求めた。
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今回の行政指導では、民間企業や個人に国家の情報収集活動への協力を義務付ける中国の「国家情報法」などを念頭に
「外国の法的環境による影響等にも留意」するよう要求。
更に「利用者に対する説明に一部不十分なところがあった」と認定し、
分かりやすい情報提供を求めた。
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行政指導を受け、ラインは「指導に基づく適切な改善策と取り組みを実施し、信頼回復に努めていく」との談話を発表した。
政府の個人情報保護委員会も23日、個人情報の委託先の監督が
不適切だったとして、個人情報保護法に基づき行政指導している。
【村尾哲】