飛沫感染~感染拡大~医療ひっ迫~

経済足止め~雇用減少~自殺者。。負の連鎖を止めないと。。

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なぜ、医療崩壊は全ての人にとって「他人事」ではないのか? 

尾身茂会長が避けたいと願う「最悪のシナリオ」

記事抜粋

首都圏を中心に、新型コロナウイルスの感染が拡大している。

日々の感染者数は増え続け、年末年始も予断を許さぬ状況だ。

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会長を務める尾身茂さんは、

この状況に強い危機感を持って、記者会見などで繰り返し対策の

強化を社会全般と政官界に訴えてきた。

いま、どんな危機感を抱いているのか。それはなぜか。

そして20代〜50代の人々へ伝えたいこととは何か。

はっきり言って、感染は全国に広がっています。

地方における感染拡大結果であって、

そうした感染は都心部から広がっているということを

若い人たち含め、みんなに知ってほしい。

家庭内感染もひとつの結果です。

例外もありますが、大きな傾向としては 

飲食を介した場のリスクが一番高い

そこで感染した人々が医療機関、高齢者施設あるいは直接家庭へ

感染を伝播させています。

(飲食などの場で)感染する人は、20〜50代の、活動が活発で、

感染したとしても軽症あるいは無症状の人々が多い。

決して彼らの責任ではありません。ウイルスの特徴のせいです。

そうした人々が気付かないうちに感染が広がっています

結果も重要ですが、やはり原因を断たないとダメですよね。

地方であれば顔見知りも多く、感染のリンク(経路)の追える

クラスターが比較的多い。

しかし、都会ではどうしても匿名性が高まり、

リンクの追えないクラスターが多くなる。

そうしたことも手伝って、首都圏では感染がどんどんと広がっています。

この半年で色々なことがわかってきました。

つまり、そこでわかった急所を抑えることが必要です。

外を歩いただけでは感染することはありませんから

その代わり、食事の場に、やはり注意が必要です。

これは昼夜問わず、また場所を選ばず、

ショッピングモールのフードコートのような場所でも感染は確認されています。

ですから、広範な活動について、何がなんでも我慢をしてください、

ということではなく、今は食事の場だけは気をつけてください

とお願いをしたい。

もしかしたら、若い方は感染したとしても重症化する率は低いし、

感染したとしても大したことはないだろうと考えているかもしれない。

だけど、医療機関は(患者の増加で)だんだんと限界に近づいてきています。

医療が崩壊すれば、社会不安も広がります。

感染拡大がこのまま続けば、経済もより大きなダメージを受けること

になります。

自分自身の健康に自信を持っていたとしても、

仕事がなくなってしまう可能性もあります。

感染が広がってしまえば、大事なおじいさん、おばあさんにも

感染が広がり、重症化する可能性もあります。

全てがダメというわけではない。

メリハリの効いた対策をしていただくことによって、

医療崩壊を防ぎ、高齢者の命を結果的に救うことにもつながるということを知っていただきたいです。

食事をする時、人数が多くなれば、

また普段一緒にいない人と一緒になれば、

感染リスクが高くなることは既に証明されています。

会社でも、同じ部署内ではなく、違う部署を横断して、

それから他の会社の人も巻き込んでと、その範囲が広がるほどに

感染リスクが上がります。

いつも一緒にいる人と少人数で飲食を共にすることによって、

リスクを比較的低く抑えることもできます。

「3密」というのは具体的にどのような場面を避けなければいけないのかが

わからないと言われたので、示したのがこの「5つの場面」です。

これは何千とあるクラスターのデータを分析して導き出された

知見をもとにしています。

イギリスの変異種も注目されていますが、結局のところ、

市民がやるべき対策は変わりません。

全ての人が、自分も感染しているかもしれない、

あるいは感染させるかもしれないという認識を持ちながら、

基本的な感染対策を続けてもらえればと思います。

年末年始の休みに入ると、人の動きが減りますから2〜3週間後の

感染者数は表面上は減って見えるかもしれません。

でも、休み明けに活動が再開することでまた、感染拡大も始まります

日本は医療制度が整い、医療へのアクセスも良い。

だから、医療そのものに不安を抱くことは少ないでしょう。

そういう意味では日本の医療は、空気のような存在だった

と言ってもいいかもしれません。

でも、そんな空気が急に薄くなってしまったらどうなるのか、想像してください。

医療を必要としている人が少しずつ必要な治療を受けられなくなりつつある。

病院も患者さんを受け入れたいのに、受け入れられない。

これでは社会不安が広がり、社会経済活動も止まってしまいかねない。

そうなると、今よりも求人は減るでしょうし、失業率も高くなる。

病気で亡くなる人が少なくなったとしても、

自ら命を断つ人がさらに増えかねません。

感染が下火になれば、また経済を回せますし、Go To事業だって

回せるわけです。

まずはいち早く、感染を下火へと転じさせなくてはいけません。

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一番気にしないといけないのは、「飛沫感染」。。ここが「急所」

それを理解してる人がどれだけいるのか。。

テレビでは「今日の人出は・・」って映像流してるけど。。

大事なのはそこじゃない。「移動」だけでは感染しない。

「3密じゃないから」と、外で、立ち話やおしゃべり。。(結構近い距離。。)

フードコートで、マスク外しておしゃべり。。

休憩室での談話。。&部署移動。

カラオケ。。合唱。。

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