第1グループ・・4月11日に陽性判明の男性医師(死亡)ら計11人。

・・欧州型

第2グループ・・3月25日に感染確認の無職男性(死亡)ら計5人。(4人は市内の温浴施設利用)

・・海外からだが地域は不明。

第3グループ・・3月29日に陽性確定の自営業男性(退院)ら計4人。(たぶん、夜のお店。。)

・・欧州型

https://news.yahoo.co.jp/articles/de124604fec2cb52c47e3dbe05e71d07d7cd11c2

熊本市で感染源不明のウイルス 関東や関西、福岡を経由

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 熊本市が新型コロナウイルスの感染源を特定できていなかった感染者3グループについて、

ウイルスが海外から関東や関西、福岡を経由してもたらされた可能性が高いことが

29日、分かった。

同日までに国立感染症研究所(感染研、東京)が、詳しい調査結果を市に伝えた。  

市内で感染確認した39人のうち、感染源を追えないのは12人。

このうちの3人を含む

約20人の検体を感染研に送り、ゲノム(全遺伝情報)解析を依頼。

ウイルス特有の遺伝子配列が一致する度合いなどを調べた。  

第1グループは、4月11日に陽性が判明した男性医師(死亡)ら計11人。

医師の同居家族、医師が利用した飲食店の従業員、

受診した医療機関の看護師、乗車したタクシーの運転手らが含まれる。  

第2グループは、3月25日に感染を確認した無職男性(死亡)ら計5人。

うち4人は市内の温浴施設を利用していた。  

第3グループは、3月29日に陽性が確定した自営業男性(退院)ら計4人。

いずれも、同系列の店舗で働いていた。

 3グループとも、集団内全員の遺伝子情報の系統が一致。

関東や関西、福岡で感染を広げた遺伝子の特徴とも近かった。

感染の発端とみられる人が、それらの地域に行ったか、

そこからの来訪者と接触した公算が大きい。  

感染研は、各国や国内のウイルス情報と照合。

第1、3グループの遺伝子は欧州で検出されたウイルスとも関係が深い

と推定した。

第2グループも海外からのウイルスと想定されるが地域は不明という。

(潮崎知博)