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最も医師の多い国・キューバから、「白衣の軍団」がイタリアへ到着

新型コロナウイルスの感染拡大が世界で最も深刻なイタリア。

中でも拡大が急速なロンバルディア州に22日、

国民1人当たりの医師数が世界で最も多い国・キューバから

医師団が派遣された。

キューバの国旗を掲げ、医療用マスクを着けたキューバ人医師団が22日、

新型ウイルスの感染が広がるイタリアに到着。
北部ロンバルディア州の要請により医師36人、看護師15人、

統計の専門家らが派遣された。

イタリアは、新型ウイルスの被害が世界で最も深刻な国の1つ。

死者は中国を上回り、5400人を超えた。
共産主義体制下のキューバは、国民1人当たりの医師数が世界で最も多い国の1つ。

ハイチのコレラや西アフリカのエボラ出血熱など、

人類の危機で最前線に立ってきた医師たちだ。
ただ、キューバのいわゆる「医療外交」で医師らがイタリアに派遣されるのは

初めて 。

医師団のリーダー、カルロス・ペレス・ディアス氏はイタリアの人々を支援する準備は

できていると述べた。
「キューバ政府は連帯をもたらすため、私たちをここに派遣した」
長い道のりになると覚悟しており難しい挑戦になるという。

キューバ人医師
グラシリアーノ・ディアス
「私たちは皆恐れているが成し遂げるべき革命的な仕事がある。恐れは手なづけておける。怖くないと言う人はスーパーヒーローだが我々はスーパーヒーローではない。革新的な医師だ」

キューバが最近派遣した6つ目の医師団「白衣の軍団」はこの数日で

ジャマイカ、ベネズエラなどにも送られた。